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KCCファーマーズマーケットにトロリー代を払わなくて済む!!ハワイでTheBusに簡単に乗るには?

※この記事は、2023年10月の旅行体験を元に書いています。読む時期によって実態と異なる場合がありますので参考情報とお考えください。

▶︎はじめに

おもむろに書き始めてみました。
これを書いている現在はハワイ旅行の最終日。パッキングに疲弊し、現実逃避のために書いています。

ハワイ旅行は今回で人生6回目とあって、かなり旅慣れてきました。

そんな私が今回の旅行(コロナ明け後初)で強烈に印象に残ったのが、トロリーバスとTheBusのことです。
結論から言うと、TheBusめちゃ使えるやん!日本人ももっと乗ろうよ!というのが今回の私の思いであり、反省でもあります。
コロナが終わってハワイに行く人も増えていると思うので、これを読んだ方がより有意義な時間を現地で過ごせるように、書いてみたいと思います。

▶︎私がこの記事を書いたきっかけの体験

HiBusトロリー最終便が20時、ホームレスだらけの夜道を子供と歩いて帰還

最初からこんな間抜けな話で恐縮です。汗

ワイキキ⇆アラモアナセンター間のトロリーは各社復活していた2023年10月でしたが、

JTBやJAL利用者が使えるHiBusトロリーが、アラモアナセンター発の最終で20時。私たちはそれをタッチの差で逃してしまい、夜道を歩いて帰ることになりました…。

道端にはよく見るとホームレスの方々がたくさん寝転がっている…。
子供もいるのに怖すぎる…。
そんな中、目の前を次々と通り過ぎて行くのが路線バスであるTheBusでした。
アレに乗れれば安心して帰れるのに。そんなに難しくないはずだけど、調べてないから分からない、乗れない。悔しい思いをしながら必死で歩いて帰りました。

ワイキキトロリーGreenLine 30分の遅刻

KCCファーマーズマーケットに行きたくて、グリーンラインのみ1日券を購入。(家族で46ドル)
当日朝に子供たちを起こして急いで準備し、バス停に行ったところ、待っても待っても来ない…。

30分経ってやっと来たと思ったら、今度はワイキキ中心地のDFSで降ろされ、乗り換えして下さいと言う…。合計で当初到着予定の1時間近く遅れて到着しました。

この時、最初の乗り場にいた年上のご夫婦は、同じバス停に来たTheBusに臨機応変に切り替えて乗っていったんです。他のお客さんもそれに気づいていて、あの人たちは早かったなぁ〜、時は金なりの考えだよね、と感心していました。(せっかくチケット買ったので、なかなか難しい選択ですよね)

KCCからの帰りのトロリーも遅延、さらに定員オーバーで1便見送り…とうとうTheBusに乗った私たち!

KCCの中はたっぷり堪能して、帰って午後から海水浴しようと意気込んでいた私たち。
その時、ちょうど発車時刻だったのですが、朝も遅延してたしワンチャン間に合うんじゃない?という事でバス停に向かうことにしました。

そして、坂を登って目の前に現れたのは、バス停の長蛇の列。(全て日本人)
え、これ絶対1回で乗れないじゃん…。ていうか今何時のバスが来てないの??
皆さん、朝のフラストレーションもあって、さらにモヤモヤ状態。周囲にはUberなどのタクシーを呼んで移動してる人もちらほら。

そこへ、20分遅れでワイキキトロリーのGreenLineが到着。1階建ての旧型トロリーで、当然のことながら全員乗り切れず去っていきました。(列の半分も捌けず)

皆んなの落胆ぶり…。そんな中、その後ろに3台ものTheBusが止まったのです。
私は痺れを切らして走っていき、入口のドアから運転手さんに問いかけました。
「Are you going to Waikiki Hotels?」
※合ってるのかどうか不明。笑

1台目で、まぁワイキキには行くよ、みたいなことを言ってもらえたので、列に並んでいた夫と子供たちを呼び寄せてTheBusに押し込んだ私。明らかに不安そうな夫。笑
(後から、後ろに並んでたお姉さんたちが引いてたよ、と夫に言われました。笑)

結果的に、そのバスはカラカウア通りを併走する一本裏の、クヒオ通りを抜ける路線で、私たちのホテルのすぐそばに到着。ほとんどの人が乗れたはずの路線でした。
これにて1時間ほど時間の節約になり、無事に午後から海水浴に行けました。

▶︎TheBusに乗れるとどんな良いことがあるか?

お金の節約になる

ワイキキトロリーの1ライン1日券が20ドル前後。全ライン2日間で55ドル等。それに比べてTheBusの1日パスは9.5ドル(2ドルのカード代含む)です。
またトロリーは時間も停留所も限られていますが、TheBusの路線は島全域に広がっています。使えればTheBusの方が安いのは明白です。

トロリーバスがツアーの料金に含まれていれば使えば良いのですが、トロリーが不要となると選べるツアーの選択肢も変わってきます。ホテルと航空券(※空港送迎は考える必要あり)だけの予約なら安く済む場合もあります。
実際私たちも、今回初めてホテルと航空券を個人で予約したことから、このTheBusの存在に気付きました。確実にお金の節約にはなります。

時間の節約になる

きっと、日本人の一般的な旅程は、土日に飛行機に乗る5泊7日なのではないでしょうか。1ヶ月程度滞在するなら、のんびりトロリーを待ってもやりたい事はやり切れると思いますが、5日間しかない場合は話が別。

お土産を効率的に見たり、お気に入りのビーチに行ってみたり、写真映えのするカフェに行ってみたり…沢山やりたい事はあるはず。

そんな時に、これは何の時間だろう?という待ちぼうけの時間はもったいない、と誰もが思うはずです。実際に私たちも、あの時にTheBusに乗っていなかったら海水浴を1回逃すところでした。

行動範囲が広がる

上記で時間の節約について触れましたが、実はHiBusはかなり時間通りに来ます。
ですが昔に比べて運行間隔が長いので、几帳面に予定を組まないと無駄時間が多くなります。せっかくのんびりした雰囲気のハワイで、時間に追われるのは勿体無いです。TheBusを使えれば、中心地なら本数も多いので自由気ままにお買い物も楽しめます。

さらに、人気のノースショアや、カイルア方面の路線もあるので、高額の追加料金なしでハワイを満喫できます。

子供のぐずりが激減し、快適旅になる

今回我が家は5歳と2歳の子供を連れて行きました。10月はまだまだ暑い季節で、日向にいると日差しが強く子供には辛い気候でした。
さらに時差ボケもあって機嫌が悪い。そんな中でトロリーを5分も10分も待つのは親子共に辛い時間。
でも、次々に来るTheBusに乗れれば涼しい車内に入れて、車窓観光も楽しめてぐずられる事はありませんでした。

▶︎TheBusのデメリットは英会話…でもアプリを使えば大丈夫

とは言え、TheBusにもデメリットはあります。それは、もし運転手に質問したい場合に、ほんの少しでいいから英語を使わなければならないことです。
TheBusは地元民の足であって、観光客向けのインフラではありません。ワイキキ中心地の接客(日本語で話しかけても、分かりやすい英語やリアクションで対応してくれる)と違い、運転手さんはJapanese onlyのお客さんに慣れていません。

そうなると、たとえカタコトの英語で質問できたとしても、とてもスピード感のある英語で返答が返ってきます。私もそんなに英語が堪能ではないので、一発では聞き取れない事が多かったです。

でもこの記事では、出来るだけ質問しなくても済むように乗り方を書き起こします。具体的にはアプリの活用になります。ですが、もし万が一間違えてしまったり助けが必要な場合には英会話が必須。その時のキーワードになる言葉も併せて書き起こします。

英会話が分からないなりにも、マイナス思考にならずに会話を楽しむつもりでいると、2言目には優しい言葉で返してくれます。上記のメリットもあるので、旅の醍醐味だと思ってぜひチャレンジしてもらいたいです。


▶︎この記事が役立つ対象者

★ワイキキ周辺に宿泊する日本人

★少しだけ英会話ができる、またはあまり出来なくてもトライできる方

★Wi-Fiレンタルをして行く人(5000円程度)バスに乗るのにGoogleマップを見る必要があります。ahamo等の格安キャリアでは、海外通信が定額対応している所もあるらしいので調べてみて下さい。

★ヒルトンハワイアンビレッジ、イリカイホテル、ツインフィン、パークショアワイキキ 、その他クヒオ通り沿いのホテルなど、ロイヤルハワイアンセンターから少し離れたエリアに宿泊する方

★1ブロックなら軽く歩ける健康な人

★遠出したいけどレンタカーは怖い人

▶︎この記事の特徴は、個別ルートで覚えず体系を説明することです

正直、TheBusの解説ブログは他にもたくさんありますし、現地に住む方が書いてるものの方が詳しい内容になります。
その場合、「カハラモールからアラモアナセンターまで」「カイルアビーチからホテルまで」など点と点を結ぶ説明が多かったです。
それを1個ずつメモしたり覚えたりして確実に目的地に着くことも大切なのですが、そもそもバスに抵抗があると乗るに至りませんよね。だって大枠がわからずにマニュアルだけ見て乗ると、「今回の便は違うんじゃないか?」「行き先表示が微妙に違う」などとハラハラドキドキして疲れますからね。

ですのでこの記事では、最低限知っておくべき大枠から順番に体系立てて書いていきます。マニュアル人間には難しいと思いますが、ちょっと頭の使える方なら、この記事は使えると思います!



▶︎基本知識

バスについて覚えるときに、地理が頭に入っていた方が分かりやすいので書き起こします。頭に入っている方は飛ばして下さい。

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