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二元論で考えてみた。

コロナ禍で45,000店もの飲食店が廃業したと言う。飲食店全体の1割だそうだ。協力金もGO toも効力を発揮していないと言うことだろうか。

協力金で生きながらえている店も、あまりにも長く店を閉めていた結果、果たしてこの先、客足は戻るのだろうか?

いま、“両利きの経営”という考え方が注目されている。
両利きとは企業の本業である成熟期の事業の「深化」とこれからの成長を見込める導入期・成長期の事業の「探索」を両立させていく経営を意味しているとか。

営業と協力金も、ある意味“両利き”と解釈できるかもしれない。

経営的に安定し、成長していくためには、リアルとオンライン、オンとオフ、都市と田舎、個人と会社、仕事と趣味、本業と副業、アナログとデジタル、ドメスティックとインターナショナル、伝統と革新、愛と競争など、さまざまな“両利き”が考えられる。

netの時代は限定市場の時代と言われるそうだけど、一つのキーワードだけに収束させていくような限定感が通じなくなってきているのではないだろうか。
つい最近までは、まだ誰もが踏み込んでいなかったり、まだ理論体系化していない分野にカテゴライズされさえすれば、先行者利得を得ることができたし、柳の下くらいまでは可能だったように思うが、いまはそうでもない気がするが、どうなんだろうう。

と言うような背景を考えて今後は、ものごとを二元論で捉えてみたらどうだろう。

リアルとオンラインのようにオンとオフ、個人と会社、定番の理論と新しい考え、伝統スタイルと革新的な発想など、二つのものをシンクロできない業態と言うか、二つのものをリンクして運営していかないと、限定市場の形成がこれからは無理なんじゃないだろうか。
片方はいつか身になったり花開くようなもので、もう片方はその未来への投資的なことを支える収入と考えたら、確かにわかりやすい。
でも、そう言っちゃうと現実的すぎるのかな。

じぶんで言うとずーっとやってきたコピーライティングという確かな技術(稼ぐ技)と、新しい視点や展開方法に裏付けられた(理論化された)発想法(クリエイティブディレクション)になるのかもしれないと、わが深化と探索を捉えている。(正解かどうかは、わからないけれど)

リアルとはなにか?
オンラインとはなにか?

単に実店舗、web店舗と言うことではないように思う。

確かな稼ぐ技とは?新しい視点と展開方法に理論体系化された発想法とは?
最近、少しずつ、見えてきているように思う。ちと遅いけど。
ワシはいつだって、大器晩成だったから。いやいや、単に晩成なだけだね。
過去の実績ではなくコンテンポラリーにいま、何ができるのか。
それが、リアル。つまり、深化。
実績や成功体験を使っていかに空気をつくるのか。
それは、オンライン。というか、探索。

そんなことではないかと思っている。

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