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コミュニケーションのお手本なのだ。

月に一度のお楽しみ。

セールもそうやけど、このチラシを読むのがホンマに楽しみだ。数多くの折り込みからでもすぐに見つかる。このイラストのチカラと、ブルー一色の潔良さ。

センスあるよなー。
お金をかけなくても、どうすれば目立つことができるのかということをよく知っているひとだと思う。

ヘタなデザイナーやディレクターだと、読みにくいとかキタナイとか言ってNGを出すかもしれないけど、この楽しさと溢れる魅力は、ほかの新聞折込にはない。まさにオリジナリティのかたまりなのだ。
どこから読むのかというのさえ楽しみに変えている。チラシをクルクル回しながら読むことで飽きさせない。ふれる時間も長くなる。細かなところもよく読めばギャグが散りばめてあって、思わず吹き出す。

これぞ、クリエイティブ。
オリジナルな工夫のかたまりだなあ。

そして、かなりの表現力があるひとだからできる技でもあると思う。プロでも気を衒って滑っている表現がよくあるけど、このひとの表現は滑っていないもんね。
こういうのが理解できないプロは広告っちゅうもんがわかっていないひとだ。
コミュニケーションだとかブランディングだとかをひけらかす以前に、チラシなんてものは手に取られてはじめて機能するということが分かってるってことが大切だ。

月に一度コミュニケーションのお手本に出会うようで、このお店の(このオッチャンの?)チラシのファンなのである。

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