ハワイに不動産を買うと決めたらやっておきたいこと
ハワイに不動産を買うぞ!と決めたら、不動産購入関連の他にやっておいた方がいいことが色々あります。
順にご説明します。
銀行口座を開設する
ハワイでは、個人名義の口座であれば比較的簡単に開設できます。
パスポートと若干の入金額を銀行に持っていけば、1時間ほどで開設できます。
できれば事前に銀行に予約を取っていただいた方がスムーズに手続きができます。
もしご購入予定の不動産をご夫婦名義にされる場合、将来のことを考えて、ご夫婦共同名義か、ご主人と奥様の別々の名義を最初開設されておいた方がいいでしょう。
特に将来物件を売却されるとき政府から還付金を受ける場合、夫婦名義の場合でも、ご夫婦別々に小切手が発行されます。その時に、ご主人お一人の口座しかなかった場合、奥様の小切手をご主人の口座に入金することができないので、非常に困ってしまうことになります。
共同名義にしておけば、どちらかのサインだけで小切手を切ったり、銀行口座から出金したりすることも可能ですし、どちらかの名義だけの小切手も、共同名義の口座に入金することが可能です。
ただし、口座を開設してから2年ほど口座に何の動きもない場合は、口座が「冬眠」してしまいますので、注意が必要です。
「冬眠」してしまっても、窓口に行けばすぐに有効にしてもらえますし、「冬眠」しそうな口座があると、銀行から手紙でお知らせが来るので、そんなにご心配されなくても大丈夫です。
ハワイ渡航、宿泊、行動の記録をつける
購入物件を賃貸される場合は、毎年納税義務が発生します。その時に、できるだけ「経費」を計上して、収入額を抑えるのがポイントとなります。
この経費として計上できるものとして、ハワイへの渡航費用、宿泊費、ハワイでの食費、など、名目上「ハワイの投資物件の視察」ということで全部記録をつけておかれることをお勧めします。
ですが、まるまる計上はできないので、時間割のような形にして記録を残しておき、申告時にハワイの担当税理士に渡し、全部の経費のXX%のような形で経費を計算して計上してもらうといいと思います。
最初からこの記録をつけておくと、後々楽です。
ハワイの税理士の先生を見つける
賃貸収入が発生する場合、まずは納税者番号を取得しなければなりません。特にアメリカ連邦政府の納税者番号取得は難しいので、税理士の先生にお願いしましょう。
また毎年税金申告が必要になりますので、税理士の先生を見つけておくのは必須です。
できるだけ早い時期に、話がしやすくて相談しやすい先生を探しておくといいと思います。
自分に合う賃貸管理会社を見つける
賃貸をするとき、その管理を任せる会社によって結果がかなり違ってきます。信頼できて、フットワークがよく、連絡がつきやすい賃貸管理会社を、早い時期から探しておきましょう。
その際、日本語が通じる、というのを優先条件にするのは良くありません。
できれば、購入する不動産がある地域やコンドミニアムの賃貸実績がある賃貸会社を探すのがベストです。日本語が通じる、ということを条件にしてしまうと、オプションが少なくなってしまいます。
賃貸管理を任せたのはいいけれど、日本に帰国して忙しくしているうちに、気がついたら10ヶ月も空室のままだった、などという話はざらにあります。
くれぐれも賃貸管理会社選びは慎重に行いましょう。
以上ハワイに不動産を買うと決めた時にやっておきたいことのまとめでした。