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マスクを外したら印象がかなり違った件

著:御手洗ケール

ハワイ州のマスク義務撤廃から約10日が過ぎました。病院や空港、公共交通機関などの特別な場所を除き、屋内でもマスクをしなくていいことになったわけですが、私は接客業なので、仕事中は引き続きマスクをし続けています。ベーカリーに来るお客さんの70%がまだマスク着用していて、それは他のお店やスーパーに行っても同じ感じです。

ダウンタウンのオフィスにお勤めの六甲もこさんによると、ダウンタウン周辺の着用率は約95%とか。ハワイの人は思った以上に慎重なのかもしれませんね。

マスクと言えば、面白いことを体験しています。

現在2つの仕事を掛け持ちしていますが、一つは昨年から始めたので、同僚やマネージャーは、はじめましての瞬間からマスク姿で、まるっと素顔で接したことがありません。たまたま休憩時間に居合わせた別のスタッフが、食事やドリンクを飲む際にマスクをはずすのを見ると、あれ?という感じ。さらにマスク無しの私服で現れた日には、本当に一瞬ですが、どなた様?と思うことも。(本当にすみません)

たった口元しか覆っていないのに、取ると印象が全然違うのですね。人は、勝手に(しかも都合よく)全体像を作り上げているということを改めて実感しました。もちろん私も、みなさんが想像していた顔とはきっと違うに決まっています。(本当にごめんなさい)

こういったことは、ちゃんと学問的にも検証されて、〇〇効果とかいう名前がついている現象かもしれないのですが、目の重要性に比べ、鼻と口もこれほど印象に関わる大きなパーツと意識していなかったので、ちょっと考えさせられた出来事でした。

ここ数年で、初めて会ったときがマスク姿、という人も多いかと思います。外したときが本当のはじめまして、なのかもしれませんね。

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