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秋深し ハロウィンがやってくる

著:御手洗ケール

日本の秋はやっぱり栗(マロン!ああ、なんて素敵な響き・・・)ですが、アメリカでは、秋はかぼちゃのシーズン。あちこちでパンプキン・フレーバーのお菓子などを見かけるようになり、朝晩の涼しさとともに、ハワイでも秋を感じるこの頃です。

10月31日はハロウィン。かぼちゃ狩りができるパンプキンパッチに人が集まりまり、昨年は中止やドライブスルーのみOKだったtrick or treatが、今年はなんとか実現するようなので、子供たちも張り切っているのではないでしょうか。

現在、スーパーにはハロウィン限定パッケージ付きのキャンディやグッズがすでにセール価格で山積みです。これらがどれだけ消費されるのか、考えるとちょっと怖いのですが、自粛ムードが続き、楽しいことを正しく楽しめるという日常からしばし遠ざかっていたので、こういった光景を見ているだけでも気分がちょっと上がります。

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バイト先であるカイムキのOtto Cakeには、ハロウィン仕様のチーズケーキもあり、この時期だけのお茶目フレーバーは大人に大人気。飾りではなく味で勝負、ということで、トップが3色で見た目そのままのキャンディコーンをはじめ、バターフィンガーやスニッカーズといったミニキャンディバーがチーズケーキに練り込まれたオリジナルフレーバーが日替わりで登場中です。パンプキンチーズケーキも、今年はナッツやキャラメルとコラボし、ハロウィンがお誕生日というオーナーの想像力とクリエイティビティにはいつも驚かされっぱなしです。

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私にとってのハロウィンは、映画「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」に集約されているので、かぼちゃ大王ことジャックのグッズが出回るこの時期は危険がいっぱい。今年も31日の夜は自宅で映画鑑賞の予定ですが、家族から賛同を得るのが年々難しくなり、寂しい限りです。

そんなハロウィンも、元は万聖節の前夜という宗教的な意味があったものの、今や仮装やtrick or treatを楽しむ秋の風物詩。夜は仮装した人々が集まり、歩道は歩けないほど混雑したワイキキに、かつての賑わいが戻ることはあるのでしょうか?

ニューノーマルでのハロウィンが、これからどんな風に変化するのか(あるいはしないのか)、気になります。


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