138億年の70億人の中の私 なにもできなくていい ただ楽しもう
7th December 2022 更新
アメリカ留学中、Thanks giving 休暇がありました。
こんなビーチに行きました。
夕暮れから、星が見えるほど真っ暗になるまで。
波の音が聞こえて、一面海と空で。
なんだか気持ちが良くて。
海の上にある岩の上に2時間くらいぼーっと寝そべっていました。
空はこんな感じ。
真っ暗だからよく星が見える。
宇宙を見ているよう。
そして、こう思ったんです。
あー宇宙ってすげーな。
宇宙が生まれて
地球が生まれて
海が生まれて
生物が誕生して
自分が誕生して
こんな数えきれないほどの桁の確率の上に自分はいるのか
すごい偶然としか言いようがない。
自分が生まれたことってこの世で一番低い確率なんだって。
138億年の歴史の長さの中のたった数マイクロの私
何もできなくていい
宇宙を作ることも、ヒトらしさである格差をなくすことも
たった1人の自分にはできない
私が私らしく楽しく幸せに生活するだけでいい
そうしたら70億人の誰かには、3000万種の生物の1つには貢献できる
こんな壮大すぎる空と海に囲まれ、
自分という存在に驚いたら、
こういう結論になったんだ
だから
自分が生まれた性格と、育った環境で形成されたアイデンティティのまま、自分らしく生きればいい
性格も環境も自分では選べなかったし、その2つの上で私っていうものすごい偶然の産物は形作られているから
そうして起こる未来はもう決まってるんじゃない?
怖がることはない
ヒトのいうことなんて、ヒトの成すことなんて、
宇宙の大きさにはかなうはずもない
そう思ったら少し生きるのが楽しみになったんだ
なんかあったら一度夜の真っ暗なビーチにだけ行ってみて、この話を思い出してもらえたら嬉しい。
押し付ける気はないけど、私はこの計り知れない神秘とも言えるような偶然の自分を受け容れて、せっかくなんだから面白く楽しく生きたいと思うんだ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?