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2020年12月、縫製工場で働き始めました。
新卒から10年間働いた会社を飛び出して、妻の実家稼業の跡継ぎ候補として新しい生活をスタートさせました。

縫製工場って結構いろんな人が来ます。意外と人気なんですよ。
あんな製品作ってみたい、こんなイメージを形にしてみたい、、、
「工場」という響き、何かできそうって思っちゃいますよね。。。

そうなんです。大体できちゃうんです。
無理難題であっても、何とかやってみよう精神が働いてしまいます。
でもビジネスにつながるかというと、
なかなかうまくいかないことの方が多いです。そんなもんですよね。

ビジネスになっているもの、
私の働く工場においては「大量生産」を意味します。
大量生産ときくと、
急にさっきまでの創作っぽいニュアンスが吹き飛びませんか。
実際私たちの業務は流れ作業が多く、
モノづくり的な気持ちが入らないことが多いです。

その反動で、
「何か想いのこもった商品を自分たちで企画したい」を形にしたのがWhiteParkaです。

デジタル化が当たり前の風潮ですけど、
服って今のところデジタル化できてないんですよ。
生地を切って、ミシンで縫って、送り届けて、
どこか最先端の国では全自動になってるのかもしれませんが、
私の働く工場ではすべて人間が行っています。
服作りっって自動車産業とかより歴史長いと思うんですけどね、
まだあんまり発展してないみたいです。詳しいことは知りませんけど。

だから思いっきりアナログなコンテンツにしてみました。
リアルなモノには物理的な制限がたくさんあります。
距離、時間、大きさ、、、意外と少なかったです。他にもあると思います。

WhiteParkaでは、
まず真っ白い紙に服の原型の線だけ書いたものをお届けします。
自由に描いてみてください。
一人でも、家族とでも、仲間とでも、あなた次第です。

悩みますよね。真っ白って。
「なんか面白い話して」くらいのプレッシャーを感じます。
でもそれもまた面白いですよ。
子どもって一片の迷いもなく描き始めるんですよね。すごい。
考えるより直観なんですかね。
逆にじっくり構想を練ってからってのも良いのかもですね。

そんなひと時を体感してみませんか。
最後に服として縫い上げてお届けします。
忘れられない一着になったら嬉しいです。

WhiteParka

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