こいのぼりとおじいちゃん
こいのぼりを見ると思い出します、おじいちゃん。
めちゃくちゃ厳しい人で、
脱いだ靴は揃えないと呼び出されるし、
挨拶とか声小さいと叱られるし、
典型的な昔気質な風格ある存在でした。
そんなもんだから昔ながらの風習を大事にします。
都会では珍しく大きな鯉のぼりを全力で泳がせてくれていました。
小さい頃は恥ずかしかったのを今でもよく覚えています。
学校から帰って夕方に「こいのぼり下ろすぞ」と、
上げることにさえ疑問を抱いていたのに、
自ら片付けまでさせられるという葛藤。
毎年この季節によみがえってきます。
誕生日も5月だったんだよなー。
あの厳しさが今の僕の人格形成に役立っているとかいないとか。
でも良い思い出であることは確かです。
どっかで聞いた話ですけど、
人って7年で全細胞が入れ替わるそうです。
すなわち「記憶」というものも細胞レベルで上書きされてしまって、
どこまで正確なのか、もはや本人でもわからなくなるんだとか。
記憶が正しいかはよくわかりませんが、
思い出すって単純に良いなことだなーと思います。
思い出さなくなったらどうなるんでしょね。
そういう思い出話って、必ず皆さん内に秘めてると思います。
でも話すキッカケってあんまりないですよね。
でも聞いたら絶対おもしろい。
恥ずかしいけど聞いてほしい
そんなキッカケを着られる服、作ってみました。book mark wear
見かけたらイジってください。
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