マガジンのカバー画像

結婚式準備のレシピ

49
50会場以上のホテル、式場で結婚式を創り見届けてきたフリーランスウェディングプランナーが、結婚式準備のノウハウを伝授!
運営しているクリエイター

2020年9月の記事一覧

新郎新婦目線だけの落とし穴

ウェディングプランナーをして3年目位の時、お客様のお願い事を全て叶えると偏った形になるんだなぁって、気づいた事がありました。 待合室でご親族様が想う事 上司の主賓挨拶後の気持ち 余興準備をしてきた友人たちの気持ち 歩くのがゆっくりな祖父母様の気持ち モーニングを初めて着る父親の気持ち 友人スピーチを任されてる親友の気持ち、とか。 結婚式は新郎新婦の希望でなにもかも選択できるのだけれど、 結婚式を心待ちにしている人の気持ちや これまで育ってきた環境や感情や関わった人々の価値

おもてなしの概念

結婚式ってどこまでが、おもてなしなのか微妙な時ありませんか? たまたま見つけた記事を読んで、そのようなことを考えてしまったら、結局のところ色んな事考えすぎて、自らの本心を抑えることを選び、シンプルでフォーマルであたりさわりない、人と同じ結婚式を選ぶ方もいるのだろうなぁという気がします。 記事 https://omotenashi-wedding.com/staff-blog/other24915?utm_source=OGFB0000N20092201&fbclid=Iw

溺愛ループ

先日たまたま見つけた恋愛心理学のコラム 読めば読むほど、結婚式準備期間で花嫁が新郎を手のひらの上でコロコロしている姿を思い出しました わかってる女性は、さすがだなぁって感心 男は、女のあるものを見る為だけに頑張っています。それは、女性の最高の笑顔。 男性はただ、それだけのために日々頑張っているのです。女性の幸せが世界平和。 そう、男性は「役割」をくれる女性を求めている ↓ 一生愛される女は、無意識に男性に「役割」を与える事をやっています。 具体的な役割とは、 自分に出

コンセプトメイクの正体

結婚式のコンセプト創りって最近よく耳にするけど、いまいちピンときてない方もいらっしゃるのではないでしょうか?? 私自身新人の頃は、ただお客様が求めるものを叶える事が全てだと思っていました。 ただ、コンセプトを創るようになってから、 お客様におススメするものや提案する目線が変わり、お客様の目もキラキラしていくようになった感覚があったのです。 例えば、コンセプトに基づいたビジュアルのテーマを創ることで 招待状ひとつ、ドレス選びひとつ、 様々なお客様の好みに合わせて存在するア