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FOH期魔道具専門店ウィッチのすゝめ

こうめです。noteは初執筆となります。
拙い文章になると思いますが、よろしくお願いします。
今回は魔道具専門店デッキについて記事を執筆させていただきます。
FOHアディショナル前のわずかな期間ですが、これを見て魔道具専門店を回す人が増えてくれたらなと思います。

この記事は随時追記していきますので、定期的に巡回していただくと嬉しいです。
また有料記事の設定となっておりますが、全部閲覧可能です。
良い記事だ!と思っていただけたらぜひ支援をしていただいたらとても嬉しいです。

実績

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MPローテ12位、クラス別ウィッチ勝利数1位という結果で48th Seasonを終えることが出来ました。
この間は99%ウィッチを握っていました。1%は進化ロイヤルです。
RAGE寝落ちなど素晴らしい戦績をかましているので大型の戦績が無いのが残念なところですが、ランクマッチのMP盛りとかでは大いに活躍できると思います。

デッキ構築

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こちらが1800試合程度は回してきた構築でございます。接合は2枚でその枠に静寂の実験室を入れている構築となってます。
実験室の枚数や接合の枚数などを調整したのですが最終的にこのような構築に収まりました。

マリガン

対面によってマリガンが違います。「絶対キープ」を基に臨機応変に対応していく感じです。

全対面絶対キープ

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こちらの5枚は基本的に絶対キープしますが境界の魔導士と結束の魔術が来た場合は基本的には結束を返します。腐ります。
ただこれも例外があり、ウィッチ対面の先攻などは境界の魔導士を返しています。2ターン目に打つ余裕があるので、デッキ内の腐る結束の魔術を減らすのと、1枚でもデッキ圧縮したいのが理由です。

一部対面キープ

マジックミサイル

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ウィッチ、ロイヤル、ドラゴン(先攻)にキープします。
ロイヤルは序盤の展開が体力1が多いことが理由です。ビジョンとセットだとなお強く、序盤の展開を軽く返すことが出来ます。
ウィッチ、ドラゴンは序盤にフォロワーをあまり展開しないことが理由です。リンクル程度のダメージは許容です。ドラゴンのアンキロが困るのですが、その分託宣を打てていないということなので許しましょう。

真理の魔鏡

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魔女の大釜が来た時、ネメシス、ヴァンパイア(後攻)にキープしています。その2クラスは序盤から強めの低コスト(アナライズ、密約の吸血鬼、イオ)が出てくるので、それらをコピーすれば序盤も負けずに出れます。
魔女の大釜が来た時にキープする理由はハンドが良く回るからです。大釜を真理の術式で壊せるので2枚ドローできます。

突然の落石

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ドラゴン、ビショップ対面に対してキープします。ドラゴン対面で先攻の場合はハンドを回すことを優先するために流しています。
この2クラスは中盤に大型フォロワーの単置きが多いです。(エイラ、プレシオザウルスなど)これに対して僅か2コストで処理できるカードとなっているのですごくコストパフォーマンスが良いです。

でたらめな接合

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ネクロマンサー、ヴァンパイア、ロイヤル、ネメシス、エルフに対してはキープしています。
序盤が強いクラスに対しては2ターン目に接合を決めると序盤から有利に展開できる場合が多いです。
但し接合をキープする場合は接合専用のマリガンが必要です。
アミュレット13枚、スペル26枚のデッキなので単純にスペルの方デッキが多く、接合を打つ際に絶対必須なアミュレット・スペル2枚捨てを成り立たせるためのマリガンをします。

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具体的にはこの3枚がキープになります。

グラウンドサークルは単純にアミュレットかつ0コスなので小回りが利きます。


エレメンタル・マナは1コストでスペルをアミュレットに変えるカードです。先手で接合、スペル2、アミュレット1のときはエレメンタル・マナを初手に打ちトップスペルで接合を強くすることを狙います。上述の通りスペルとアミュレットの比率は2:1ですのでスペルを高確率で引けます。


知恵の光も同じ理由です。スペル比率が多い時にドローしてアミュレットを引けるか伺えます。接合、知恵の光、スペル、アミュレット1のときには知恵を打ってアミュレットを引きに行きます。逆にアミュレットが2枚あるときは打たずにトップでスペルを引きに行きます。

接合を使う時は接合専用のマリガンを屈指することで2-3ターン目にゴーレムとドローを両立するようにしたいです。

他の対面に対してはハンドを回して専門店と結束をちゃんと探しに行く場合の方強いです。接合も返してしまいましょう。

プレイングに関しての意識

1.フューチャービジョンを極める

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自分のリーダーは「自分のターン終了時、2、4、6、8ターン目なら、相手のフォロワーすべてに1ダメージ。3、5、7、9ターン目なら、カードを1枚引く。10ターン目かそれ以降なら、相手のリーダーに5ダメージ」を持つ。リーダーはこの能力を重複して持たず、この能力は3回働くと失われる。

このカードは専門店にとって序盤、中盤の大きな繋ぎになるカードなのでこのカードの使い方を覚えるのは重要です。


対面に対して使い方を変えていきます。基本先攻を取った場合は3ターン目に打つことが多いです。先攻はハンドが薄いので2ドローできる奇数ターン打ちが殆どです。
例外として、手札に2枚来てかつ2ターン目に有効なカードが無い場合は2ターン目にも打ちます。

後攻のビジョンは対面によって使い分けます。手札が溢れる場合も割とあるこのデッキは脳死で後手の3ターン目に打っても強くありません。
ロイヤル、ヴァンパイア、ネメシスは後2ビジョンがめちゃくちゃ刺さる対面なので優先します(展開が無かった場合は別ですが)
ドラゴン、エルフ(異形以外)、ビショップ、ウィッチに対しては後3で打っても大丈夫な対面です。これらは序盤強くは動かない対面なので処理とセットで手札を回すことが出来ます。
これも同じで手札に2枚来た場合は後2で打ってもよいです。

そして、フォロワーの体力を1にしてビジョンで取ることを意識しましょう。マジックミサイルや、境界の魔導士、エクステンドマジック、真理の術式などが主な処理スペルとなりますが、専門店を回しているプレイヤーを見るとこのビジョンを考慮したプレイができていない人が多いイメージを受けました。
余計なスペルを使ってしまったり、他の使いたいカードが使えなくなる場合があるので気を付けましょう。
後2で2/2に対してビジョンを打った場合など、そのうちビジョンで死ぬ場合は体力を犠牲にしてでも処理スペルはとっておいたほうよいです。
まさに未来を見る感じで処理をするということです。
体力は荒野の休息などで回復できますしね。

2.手札を回そう

魔道具専門店は麻雀です。7t目までにいかに手札を整えるかのゲーム。勝つためには手札を回すことが重要です。

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エクステンドマジックは土が2枚あれば積極的に使っても大丈夫です。体力1とかには流石に使いませんが、体力2以上のフォロワーに使いたいです。

手札が回る上に盤面の土が消えてくれるので専門店展開時の盤面たくさん状態が解消されます。

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知恵の光は手札が完璧であれば使わなくてもよいですが、PPが余るのであれば使ってしまいましょう。
完璧な手札とはこんな感じです。

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手札に0コスナテラがある、専門店がある、フォロワー使用済み、エレメンタルマナがあるを達成してはじめて知恵をキープすることが許されます。
それ以外は手札をとにかくよくすることに重きを置いてください。

3.専門店展開後

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専門店展開後、リーサルを決めきるためには最適な順番で回していくことが大事です。
相手にフォロワーがいるときはエクステンドマジックを最速で打てるように土展開をすることが大事です。

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この場面の専門店を展開した後を想像してみてください。

専門店→グラウンドサークル→魔女の大釜→エクステンドマジック→知恵の光→ナテラの大樹が理想的な順番です。
盤面処理を最優先に考えて、エクステンドマジックを体力が一番多いフォロワーに打ちます。
そして手札をとにかく回して尽きそうなら接合で一気に回復しに行きます。
専門店展開後の接合はゴーレムを出さない方が強い場合があります。(盤面が埋まるので)

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配信中の画面を抜き取りました。次はこの場面です。
まずこれもスペル順は脳内である程度定めています。

専門店→グラウンドサークル→エクステンド(ペインレス処理)→エレメンタル・マナ→魔女の大釜

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そのあとこうなりましたが、ここでの接合はゴーレムが2体出ても進化でオネストに当たれば盤面を開けることが出来ます。(運が絡みますが)
ここで接合を打ち、こうなりました。

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無事に相打ちをとることができ、盤面が空きました。そのあとエレメンタル・マナ→ナテラの大樹→荒野の休息→ナテラの大樹と続けることでこのターンはリーサルになりました。
仮に相打ちできなくてもエレメンタルマナ→荒野の休息により体力が5になるのでフェイラン→猛虎くらいしかリーサルがなくなります。
進化ロイヤル対面ではそのターンでリーサルを決めないと堕落の決意で破壊される可能性が非常に高く、手札回しが一番大事になってきます。
7ターン目になってもリーサルがなさそうなら8ターン目までに回ってリーサルを狙う試合も結構ありましたので、ここあたりも重要です。

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こちらのシーンですが、どのようプレイしていきますか?


答えはこのターンは専門店を展開しないです。
境界があり既に盤面の全処理が確定している、土の印が場に2枚あるために専門店展開から動きにくいので、境界で土を掃除することを優先して動き、専門店展開を8ターン目に持っていきました。

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そして8ターン目、盤面と手札はこうなりました。相手がそこまで強くない展開でしたね。

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専門店→エレメンタル・マナ→ナテラの大樹の時点でプレシオの体力が1になりました。この状態ではエクステンドのドローの見込みがないため、腐る前に使用してしまいます。このエクステンドの使用する場合の見極めも非常に重要です。

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こうして手札ギリギリでリーサルとなりました。ここで1回でも間違えてたらリーサルではないので非常に怖いところです。

ユカリ・シンガーに対抗しよう!

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専門店に対抗するために一時期やたら積まれたラブソングシンガー、そしてビショップのキーカードとなる聖なる守り手・ユカリ、これを出されたら積みかと思いますがそうではありません。諦めない心が大事です。

ラブソングシンガーの場合は6t目以降の展開になると思います。この場合それに3PP使用しているテンポロスのおかげで実は専門店展開ターンに結構余裕ができます。

専門店は条件達成時になんでもプレイするたびに1PP回復するので、うまいこと立てて処理してターンを凌げば専門店2店舗目に繋がりスペル無限状態が成り立ちます。どんなスペルも使い放題です。そこでグラウンドサークルを割ってガーディアンゴーレムを立てたりや、とにかく回復をしたり処理をしたりで結局シンガーを立てたところで遅延しかない状態にさせることが出来ます。

相手のシンガーが切れてこちらが無敵モードに突入します。速攻リーサルなので相手にシンガーごときメタにならんぞと見せつけられます。

ユカリは少し話が違いますが、デッキに除去カードが無いことを利用してガーディアンゴーレムだけ立てて盤面疑似ロックにしたり、落石を連打してしっかり除去することでユカリですら凌ぐことも可能です。

実際にユカリを2回出されたけど勝利した試合があります。こちらをご覧ください。
https://twitter.com/koumeverse/status/1286994569586806785?s=20

ユカリを返せるのが専門店の地力の高さ。そしてプレイングが結構重要ってわかるような試合でした。

相性表

異形エルフ→鬼不利 (1-2tで異形吸われたら即リタでいいです。)
秘術ウィッチ→有利
ディスカードドラゴン→有利
AFネメシス→微有利(後攻普通)
コントロールヴァンプ微有利
葬送ネクロ→先攻微有利、後攻普通
エイラビショップ→不利
進化ロイヤル→有利

このようにTier1-2のデッキ多くに有利を持っています。
最大母数の葬送ネクロに不利なのと、一定数いる異形に全く勝てないのが残念な点ですが、ランクマッチをラダーする分には十分なデッキで、日によってはすごく勝てたりしました。

最後に

一時期魔道具専門店が大量開店していた時期があり、その時期はメタで多くのデッキにラブソングシンガーが積まれて大変でした。
ただプレイングによってはラブソングシンガーもユカリも返すことは可能です。(ラダーしてるので単なる遅延で困った)
ただ現在は多くのプレイヤーが専門店に見切りをつけて別のデッキを握り、専門店の母数は大きく減りました。
なのでこの環境、むしろ専門店が最強の時期になっているかもしれません。

最後に専門店のフレーバーテキストを見て終わりにします。

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微かに響く囁き声に、導かれれば店の前。
人気の絶えた店の中、無数の視線を感じたならば。
貴方は気づく。品定めするのは、彼らの方であることに。

専門店が大量発生したなかで、結局は多くの人が見捨てて専門店を使わなくなりました。
しかし専門店がガチだと信じた結果、MP12位とウィッチ1位を取ることが出来ました。
まさに、専門店はプレイヤーの品定めを行っているということです。

この記事を読んで、最強専門店使いが増えていただけたらなと思います!
ここまで見てくださりありがとうございました。
この記事が良いなと感じていただけたら、ぜひ支援をしていただけたら嬉しいです。

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