読書録『イシューからはじめよ』

今週もAmazon prime readingよりイシューからはじめよを読みました。
内容が難しくさっと頭に入ってこなかったので整理しながらnoteにまとめていこうかと思います。
おわりに、でも書かれていましたが読んだだけではよく分からず読んだ内容を実践してみないとうまく使えないと思いました。

まずはイシューとは何かですが、この本では「何に答えを出すべきなのか」をイシューと置いています。
世の中にはいろいろな問題がありますが、全てを解決することはできなく、解決出来て、解の質の高いものをイシューとして設定する必要があります。
これから仕事を覚えて行かないと行けない新人にイシューを定義するのは難しいですが、ベテランの人なら何がイシューになるか俯瞰的に見られます。
この時に問題の焦点の当て方がイシューの質になってきます。

イシューをしっかり定義せず、ただひたすらに情報収集を行うと、集めた情報の精査が必要となり逆に時間がかかってきます。
なので、先にイシューをしっかりと定義できれば最短距離で問題解決できます。

良いイシューをみつけて、定義するにはいくつかのフレームワークがあります。
人にわかりやすく伝えるためには、
WHERE:どこを目指すか
WHAT:何をして、何をしないべきか
HOW:どうやるか
で定義すると良いです。

イシューを作るための情報収集に大切なことは
・一次情報にふれる
・基本情報を知る(技術や代替品、法規等その世界での常識)
・集めすぎない、知りすぎない
という点があります。

次にイシュー特定のためのアプローチですが5つあります
変数を削る:変数をリストにして考えるべき項目を絞る
視覚化する:ベン図等で漏れなく被りなくする
最終形からたどる:すべてが解決した時を想定してギャップを整理する
だからなに?を繰り返す:仮説を深める
極端な例を考える:極端を考えることでイシューのカギを探す

イシュー自体は分解することも可能で、分解したイシューを繋げてストーリーラインを組み立てて解決しやすくすると良い。
ストーリーには課題の確認、課題の深掘り、結論が必要となる。
〇〇が問題、解決するには〇〇を見極める必要がある、そうだとするとこうしようの順番にストーリーを組むと良い。

ストーリーを細かくするためには
軸の整理:原因と結果を分析の軸に設定する
イメージの具体化:具体的で適切な数値を当てはめる
方法を明示:差があるのか、変化があるのか、パターンがあるのか
あたりを意識すると良い

イシューをアウトプットするためには、いきなり分析や検証をしないで上記のことを行っていけば良いイシューを作れる。


以上が読み直して要素を引っ張ってきたものになります。
が書き出してみてもやはりピンとこない。
やってみないと分からないのだろうか……


イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」 https://www.amazon.co.jp/dp/B00MTL340G?ref_=cm_sw_r_apin_dp_M76JNR55AGQ3CY8C1Y9Z


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