【デイトラ運営日記】第一回デザインコンペ優勝者が決まりました!
こんにちは!デイトラ運営の初芝です。
この日記では初芝が日々の運営で感じたことなどをつらつらと書いています。ちょっとタメになるTipsやデイトラにかける想いを込めた日記になっているので、学習の箸休めにしてください!
第一回デザインコンペの結果は…?
2021年11月に、第一回デザインコンペを開催しました。
デザインコンペは実際のクライアントから提示された要件をもとにデザインを作成し、優勝者には実際に発注されるというデイトラデザインコースのイベントです。
これまでも賞金付きのデザインコンテストを行ってきましたが、こちらは優勝がそのまま実案件に繋がるという新しい試みになります。
本日はそんな第一回デザインコンペ優勝者の発表でした!
■入賞者の作品
40名以上の応募多数の中、入賞したみなさんおめでとうございます!
また、入賞されなかった方もポートフォリオに載せられる作品を頑張って作ったというのは大きな一歩になったかと思います!
全員ハイレベルな中、ふなっしーは選ぶのに苦労していました笑
その中で優勝したMikaさんは、コンセプト・ペルソナ・カスタマージャーニーなどを作りこみ、それをデザインへ見事に反映していたのが印象的でしたね。
僕はクリエイティブの品質の源泉は思考量にあると考えています。今回入賞された方々はそれが作品によく現れていました。
クライアントのけーすけさんも「サービスの趣旨を汲み取ってよく考えていくれている!」と感激していました。
余談ですが、クリエイティブを言語化する習慣は身につけておいて損はありません。「なぜこうしたか」の説明はクライアントへの説得力に繋がりますし、自分のクリエイティブを改善する力、他人にフィードバックする力もつくからです。
僕はライターをしばらくしてからディレクターとなりましたが、徹底的に言語化するという癖(職業病)がとても役立ちました。
「"なんとなく"で許されるのは天才アーティストだけ。プロなら自分のクリエイティブに説明責任をもつべき」というのは僕のプロ観ですが、参考になればと思います。
※デザイン以外の補足説明が豊富だったから入賞したというわけではありませんし、初芝は審査にまったく関わっていません。念のため。
そもそも、なぜデザインコンペを始めたのか
さて、話をデザインコンペに戻します。
そもそもなぜデザインコンペというイベントを実施しようと思ったかというと、以下のような想いがあったからです。
https://twitter.com/ryota_funakoshi/status/1461278729439637507
だいぶ長いですね笑
あえて一言で言うなら「デイトラ生の努力が実を結ぶチャンスを作りたい」ということです。
これはスクール運営者なら誰もが悩む、あるジレンマにデイトラなりの答えを出したものです。
結果は出して欲しい。だがそれは自分で掴んでもらうしかないというジレンマ。
スクール運営者が抱えるジレンマとは、「受講生に結果を出して欲しいけど、それは自分で努力して掴んでもらうしかない」というものです。
ここで言う結果の定義はスクールによって異なります。"カリキュラムの修了"を結果とするところもあれば、"卒業試験への合格"を結果とするところもあるでしょう。ゴールがこれらの場合、ジレンマはあまりかかえないかもしれません。
デイトラの場合、カリキュラムの修了の先にある"学んだことを実務に繋げる"ことをゴールにしています。そのため、受講生には学んだことを活かして独立・副業・転職に繋げて欲しいと考えています。
しかし、ここでジレンマが生まれます。それは、「技術は教えられても、仕事は自分で見つけて自分でこなすしかない」というものです。
大前提として、仕事は自分の責任で行うものです。お客さんに約束したことを責任もって行い、その対価としてお金をもらうのが仕事(クライアントワーク)です。「何を当たり前のことを」と言う人は次に続く数段はすっ飛ばしてくれて大丈夫です。
デイトラには稀に「受講したらデイトラから案件をもらえますか」「案件を保証してくれませんか」といった質問がきます。
未経験者にとって0→1の実績が一番ハードル高いのはよく知っていますし、質問の背景には切羽詰まった事情があるかもしれません。なのであまり無下にしたくない気持ちはあります。でも、これにはNoと言わざるを得ません。その人がどんな人でちゃんと学習するかがわからない以上、仕事の保証などできないからです。
最近は”案件をもらった!”"案件を手に入れた!"といった表現をよく見るようになりました。でも、案件はRPGのアイテムのような"モノ"ではありません。約束したことをきっちり行うという"仕事"です。
"案件を~"という表現自体は否定しません。けれど、モノのように扱うことで「自分の仕事は自分の責任で受けて完遂するもの」という意識が薄くなるのは黄色信号です。
そういった考えがあり、デイトラでは安易に「案件をあげる」的なことはしたくないと考えています。「誰かからもらえるだろう」「誰かが助けてくれるだろう」という、職業人に不可欠な自走・自責マインドと真逆の発想が芽吹いてしまう恐れがあるからです。
こういった話を「厳しいな…」と思うのではなく、むしろ「それでこそプロだよな」と思って欲しいのです。(初芝個人としても、プライドと緊張感をもって仕事を完遂する人こそかっこいいという価値観を持っています)
「仕事をあげる」のではなく、「仕事を得るチャンスを創る」
仕事に繋げて欲しいけど、直接渡したり援助しすぎたりするのもよくない。
このジレンマへ悩みに悩み、一つの回答としてデイトラが出したのが、「初仕事を自分の手で掴み取るチャンスを創る」というものでした。それがこのデザインコンペです。
クライアントに向けて自分が提供できるバリューを提示し、その上でクライアントに選んでもらう。これなら受講生の努力が正当に評価されて仕事に繋がるため、非常にフェアです。一方的に与えるよりも健全ですし、教育的価値もあります。なにより、こういった形が一番デイトラらしいのかなと思っています。
デイトラとしては今後も受講生が仕事を受ける"チャンス"を創っていきたいと考えています。学習環境を充実させる努力は継続しつつ、"チャンス=仕事に繋がる場を創る"という次のフェーズへ進みます。
言うは易しですが、一年前なら実現が難しかったでしょう。なぜならこの取り組みは"デイトラ生が仕事で価値を発揮できる"ことが前提になるからです。活躍するデイトラ生が続々現れ、TVCMに見られるように企業としての信頼が溜まってきた今だからこそできる取り組みです。リリース以来受講生さんたちと一緒に成長してきた企業として、みなさんが評価されるのはとても嬉しく、また感謝の気持ちでいっぱいです。我々もみなさんに応えられるよう、日々奔走しています。
実は、第二回デイトラコンペも実施が決まっています。正式なアナウンスは先になりますが、来年初頭に実施予定です。今明かせないのがもどかしいくらい有名なクライアントですので楽しみにして下さい!(ちなみにこれはふなっしーの必死な営業活動の末に実ったコンペです。ふなっしーえらい!!!)
デイトラコンペ以外にも他にできることがないか日々試行錯誤していますので、これからも楽しみにしてもらえたらと思います!
おわりに
ごめんなさい。
今日こそサクッと書くつもりが5,000字オーバーになってしまいました。。。しかも日記の癖に結構固い。真面目か。
思い入れのあるテーマを選ぶとどうしても短く収まらないですね。もう少し気楽な話も混ぜていきます。反省。
最後に改めてデザインコンペの感想をとなりましたが、非常に良いコンペだったと思います!!
今回のコンペで優勝したMikaさんは有名インフルエンサーのパーソナルジムのLP案件を受注という実績を作れましたし、他の参加者のみなさんも「一つの作品を作り切った」という自信とポートフォリオへ堂々と載せられる作品を手に入れることができました。
過去のデザインコンテストでもコンテストをきっかけに発注してもらったということがよくありましたし、今回も同様のことが起きるかもしれません。
参加者のみなさんが非常に高い熱量でチャレンジしてくれたからこそ、今回のコンペはとても有意義なものになったと思います。
何よりみんな楽しんでくれていたのがシンプルに嬉しいですね笑
第二回コンペが今から楽しみです!!
この日記ではこんな感じでタメになる話やデイトラ運営の考えていること、息抜きになるちょっとした雑談を書いていきます!
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