もう8月中旬なんだな

今週も続きを載せます。
先週よりは長いです。
ご覧ください。
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○半道山(はんどうやま)

明転 切り株に腰掛け休むお霧
そこに現れる時雨

時雨 「本当にここに来てたのか」
お霧 「時雨さん」
時雨 「無理をするな。まだ万全ではないんだ」
お霧 「平気よ。いつまでもじっとしてる方が、よっぽど身体に悪いわ」
時雨 「じっとしてろとは言っていない。こんなところに来たら危険だと言ってるんだ」
お霧 「だってここから見る海が好きなんだもん。心が安らぐわ」
時雨 「確かに、キレイだな」
お霧 「ここから見る海は、あの頃と何も変わらないのにね」
時雨 「……」
お霧 「…。あ、今日はお店はお休み?」
時雨 「いやもう閉めてきた。魚屋なんて俺にはむいてないかもしれないな」
お霧 「今頃気づいたの?あはは」
時雨 「ふふっ。あ、」
お霧 「どうしたの?」
時雨 「魚屋の話で思い出したが、町に行く用があった」
お霧 「これから?」
時雨 「呉服屋によらないといけないんだ」
お霧 「呉服屋に?何で?」
時雨 「少々めんどくさい依頼があってな」
お霧 「依頼って、忍びの?」
時雨 「あぁ。何故か、魚屋の俺が忍びだと気づかれた」
お霧 「何故か?あはは」
時雨 「何がおかしい?」
お霧 「ううん、勘のいい呉服屋さんなのね。じゃ降りよっか」
時雨 「あぁ」

2人山を降りる 暗転

○呉服屋

明転 店先で話す香代と商人の長治郎

香代 「世の中そんなことになってるのかい?庶民の耳には入ってこない話だね」
長治郎「そりゃそうよ。これはまだ極秘な情報だからよ。この事は誰にも言っちゃダメですぜ」
香代 「ダメって、あんたが勝手に言ってまわってるんだから世話ないね」
長治郎「いやいや、あっしが話すのはあっしが見込んだ信用できる人だけだ。誰にでも話すわけじゃねぇって」
香代 「会ったばかりの呉服屋に話してるようじゃ、あんたの見込みは相当甘いね」
長治郎「信用するのに時は関係ねぇ。何つうか心が通じるってやつだな」
香代 「それも言って回ってるんだろ。まあこっちはタダで情報が聞けてありがたいけどね」
長治郎「その代わりと言っちゃ何だが、何かお一つ買ってはくれませんか(商品見せる)」
香代 「そうくるだろうね。あたしも商売人だから気持ちはわかるけどさ、今日のところは何もいらないよ」
長治郎「そこをなんとか、ほら甘酒なんかどうですか」
香代 「悪いね今度にしておくれ」
長治郎「いや今日が買い時のやつばかりだって」
香代 「きっと明日も買い時だよ」
長治郎「いや今日でもう店じまいだ」
香代 「明日また店開きだろ」
長治郎「いやいや…」

時雨 登場

ー・ー・ー・ー・ー・ー
というやつでした。
また一人登場しましたね。
まだ出ていないのは二人かな?
全部で10人です。
おそらく、すでについてこられてませんよね?笑
いや、誰もついてきてないんでした笑
個人の記録です。
よろしくお願いいたします♪

サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!