あぶない

やばい、とりあえず投稿します。
続きです!よろしくお願いいたします!

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部長 「それより金城君はどうして遅れたのかな?」

榎森 「あーそうだよな、普通に歌って入ってきてたけど」

社C 「すみません!こんな事言ってもまったく理由にならないとは思いますが・・」

榎森 「ん、何かあったんかな」

社C 「今朝、起きたら・・」

音楽家「(ピッコロを吹く)」

榎森 「ピッコロはもういいから!ね」

音楽家「(ピッコロで返事)」

榎森 「ピッコロで返事すな!ていうか何やねんピッコロって!初めて身近でみたわ」

社C 「というわけなんです」

榎森 「どういうわけ?何も言うてへんやん」

部長 「次から気をつけるように」

榎森 「伝わった!部長たいがいアホやなー。ここは社長がガツンと言わんと」

社長 「金城君!」

榎森 「そうバシッと言って」

社長 「あけましておめでとう!」

榎森 「またそれかい!この会社どこまで正月気分抜けてへんねん!」

社C 「それより今日は皆さんどうして座って会議してるんですか?」

榎森 「うわ、またややこしいな」

社A 「それは話すと長いんだが、そこにいる顔面君が」

榎森 「誰が顔面君や。榎森です」

社A 「そう、榎森君が座った方が・・」

社C 「長いならいいです。そんな事より会議を始めましょう!」

榎森 「えー!?自分で聞いといて。しかも遅刻しといて。自由な人だな」

社A 「じゃあ会議進めていきますよ」

社B 「あれ、今日はおじさんはいないんですか?」

榎森 「おじさん?え、誰?」

社D 「そういえば今日おじさんいないわね」

榎森 「すみません、おじさんっていうのは?」

社E 「ええ、文字通りおじさんですよ」

榎森 「文字通りって言われても。社員さんの愛称とかそういう事ですか?」

社E 「いいえ、おじさんは社員ではなくおじさんですよ」

榎森 「社員じゃない?え、じゃあ取引先の方とか清掃員さんとか?」

社E 「いいえ、おじさんはおじさん以外の何者でもありませんよ」

榎森 「あかん、もうわけわからんわ」

社長 「あっおじさんからメールだ」

榎森 「社長までおじさんって呼ぶんだ」

社長 「とりあえず今向かってるそうだ。差し入れ持ってくるみたいだぞ」

皆  「(やったー的な)」

榎森 「ようわからんけど来たらわかるんだろうな」

社D 「社長すみません」

社長 「何だね社員」

榎森 「社員って」

社D 「一つ提案なんですけど、社長の事を会長ってよんでもいいですか?」

榎森 「何で?」

社D 「何となくですが、社長は社長というより会長ってイメージなんですよね」

榎森 「いやそんな理由で呼び名変えたらダメでしょ」

社長 「悪くないな」

榎森 「いいんだ」

社長 「ちょうど私も社長ってよばれる事に飽きていたところだ。よしみんな今日から私の事を会長とよびなさい」

榎森 「本当に変えるんだ。簡単やなー」

社B 「会長、さんでもいいですか?」

榎森 「また何か言い出したよ」

社長 「会長さんか・・、とくに問題はないな」

榎森 「まあ、さんがついただけだからな」

社A 「会長、カイチョウでもいいですか?(アクセント)」

榎森 「何やそのアクセントは」

社長 「カイチョウ・・、カイチョウもダイジョウブ(これも同じアクセントで)」

榎森 「何で外国人みたいになったの?」

社C 「会長、海老蔵でもいいですか?」

榎森 「全然ちゃうやん、海老蔵って今現在は旬だけど本番の日はそうでもないと思うぞ」

社長 「海老蔵・・」

榎森 「検討したでおい」

社長 「海老蔵・・、海老チリならいいぞ」

榎森 「エビチリ?!いや社長にエビチリはおかしいでしょ」

社E 「エビチリ」

榎森 「何のためらいもなく呼んだな」

社長 「何だね(ニヤニヤして)

榎森 「何でちょっと嬉しそうやねん」

社E 「ひーじゃー泥棒の大親分でもいいですか?」

榎森 「何やねんそれ!長いし感じ悪いし」

社長 「それはダメだ」

榎森 「それはさすがにダメなんだな。ていうか普通に社長でいいでしょ」

部長 「そうなってくると私の呼び名も変えなきゃいけないな」

榎森 「また何でそうなるかなー」

社A 「じゃあ部長を何て呼ぶかの会議を始めます」

榎森 「始めんでいいって。部長は部長、社長は社長、これでいいの!」

社長 「部長は部長・・社長は社長・・」

部長 「部長は部長・・社長は社長・・」

社A 「部長は部長・・カモメはカモメ・・」

榎森 「あれ」

社B 「目には目を・・歯には歯を」

榎森 「何でハンムラビ法典?」

社C 「・・パス」

榎森 「パスって何やねん!別にゲームちゃうからな!もうこんなのどうでもええ!いい加減会議はじめろ!」

社D 「あ、おじさん!」

榎森 「おじさん来るタイミング!」

おじさん「はいはいどうもーおじさん参上ー、って誰がおじさんよ!」

榎森 「うわっ陽気な人やなー」

社A 「おじさん今日は遅かったねー」

おじさん「遅くないよ。お前なんかが早いんだろ、って誰がおじさんよ!」

榎森 「それ毎回言うんか、めんどくさいな」

おじさん「ん、あんたは誰ね」

榎森 「あー、僕は新入社員の榎森って言います」

おじさん「誰がおじさんよ!」

榎森 「言ってません。何か変わった人やな」

社B 「それは差し入れですか?」

おじさん「あーこれちょうど小腹もすく頃と思ってよ(袋から出す)はい割り箸」

榎森 「割り箸!?オンリー!?差し入れが割り箸ってある?」

おじさん「一応割っておいたから」

榎森 「しかも割ったの!?」

おじさん「名前も書いたから」

榎森 「名前も!?こんなんもらっても嬉しくないでしょ」

皆  「(微妙なリアクション)」

榎森 「やっぱそうなるよね」

おじさん「(泣き)」

榎森 「泣いたー!おじさん泣いた!」

おじさん「(泣きながら)せっかくみんなが喜ぶと思って買ってきたのに」

榎森 「それはかわいそうだけど、これで喜ぶと思うのが変だよね」

社A 「ではお手元の資料をごらん下さい」

榎森 「会議進めたー!おじさん完全無視!?」

おじさん「(素に戻って)僕は新しいプロジェクトを進めるべきだと考えます」

榎森 「切り替えー!何事もなかったように会議に参加したー。で、結局この人は誰なんだ」

社A 「(電話が鳴る・できれば固定電話)すみません(取る)はい永田です。これはこれはいつもお世話になってます。え?本当ですか?それは申し訳ございません!はい、はい、早急に対応いたしますので。はい。申し訳ございません。いえ、はい。それは私の一存では決めかねますので。はい、申し訳ございません。では少々お待ちいただけますか、今上司にかわりますので、はい」

社長 「私はこの辺で」

部長 「ちょっとトイレに」

榎森 「嘘付け!露骨やな。対応して下さいよ」

社長 「どうしたんだね」

社A 「取引先の山下物産の方なんですが、我々の商品に大量の不良品があったみたいで、かなりお怒りになってます」

榎森 「何か大変そうだな。ていうかそれ保留してます?」

社A 「保留?(保留もせず、受話器もおさえてない)」

榎森 「いや保留するか、せめて口のとこ押さえないと」

社A 「保留とは?」

榎森 「いや何言ってんの?これよこれ(ボタン押す)こうしないとこっちの声が相手に聞こえて失礼でしょ」

皆  「(びっくりする)」

榎森 「えー!?こんなんも知らなかったの?!」

社長 「科学はそこまで進んでるのか」

榎森 「いやめっちゃ昔からありまっせ!」

部長 「君やっぱり以前外資系に」

榎森 「いてません!」

社D 「外資系にしては少々顔面が・・」

榎森 「関係ありませーん!」

社A 「外資系というより・・」

榎森 「銀河系―!ってうっさいわ!それより早くそれ解決しないとダメでしょ」

部長 「そうだな、これ以上先方を待たせるわけにもいかんしな。社長」

社長 「うむ。仕方ないな。おじさん、お願いします」

榎森 「おじさん?!いやダメでしょ」

社E 「大丈夫よ。おじさんはクレーム処理のスペシャリストなのよ」

榎森 「え、クレーム処理のスペシャリスト?」

おじさん「どれ、いっちょやりまひょか」

榎森 「凄い余裕だ。なるほどこの人は単なるおじさんだと思っていたが、本当はこの分野のスペシャリストだったんだな。プロの話術、見させてもらいまっせ」

おじさん「(受話器をとる)」

皆  「(緊張感を作る)」

おじさん「(深呼吸して、保留解除して)でーじごめん!!」

榎森 「はぁ?いやいや、え?」

おじさん「うん、わかるわかる、だからさ、でーじごめん」

榎森 「いやごめんっておかしいでしょ。これじゃ余計怒らせるだけだよ」

おじさん「はーし、ごめんって言ってるあんに!」

榎森 「逆ギレ!?絶対やばいって」

おじさん「うん。うん、はいごめんね、ごめんごめんごめーん(切る)」

榎森 「切った!いやどこがスペシャリストやねん!」

おじさん「許してもらえました」

榎森 「うそー!今ので?!」

おじさん「むしろ向こうが悪かったと謝罪されました」

榎森 「何でー!取引先もアホなんだ」

おじさん「ま、こんなとこかな」

社E 「さすがおじさん」

皆  「(拍手してたたえる)」

榎森 「何か釈然としないけど解決したならええか」

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今日早い時間に投稿の準備してたんですよ、スマホで。
その後に、あとで少しPCでも修正して投稿しようと思ってたら忘れてました。
なんとか今日中に間に合いました。
ではまた明日♪



サポートエリア?についても何もわかっておりませんm(_ _)m 感謝を申し上げればいいのでしょうか?当然そうですよね。ありがとうございます!!勉強します!!