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ノーサンプトンタウンに移籍したダニー・ヒルトン選手のコメント

ストライカーのダニー・ヒルトンが契約満了に伴い、ノーサンプトン・タウンに移籍することが発表された。リーグ2から始まり、チャンピオンシップPOで幕を閉じた6年間の素晴らしいキャリアに終止符が打たれた。

先週から新しいクラブでは、メディカルチェックとプレシーズントレーニングが始まっていた。170試合で62ゴールを挙げ、PFAやEFL、クラブから表彰され、2年連続の昇格、そしてグレートエスケープ、チャンピオンシップPO…そんな経験をしたダニーの声が聞けなかったのはその理由からだ。

昨日、彼はケニルワース・ロードに戻り、スーパー・ダンや私たちにとって思い出深いピッチで感動的なフェアウェルインタビューを受けてくれた。

- ルートンを離れ、ノーサンプトンに移籍することについて
「正直なところ、奇妙な感じだね。クラブを去るのがこれほど大変だとは思わなかった。でも、それはクラブと関係者の皆のおかげさ。メッセージもたくさんもらい信じられないよ。本当に嬉しかった。でも、今ではノーサンプトンにもちゃんと馴染めているよ。最初の1週間はい良い感じで進んでるね」

- 2016年にオックスフォードのチームメイトであるジョニー・マリンズとともにハッターズと契約したことについて...。
「みんな同じことを言うんだ。監督と話をして、ミーティングをしていたらルートンに加入することになった。僕は彼(NJ)と話をして、オックスフォードを去る決心をした。しばらくして、彼(NJ)は『ジョニーはどんなプレーヤーか』と聞いてきたんだ。心の中では、「どうだろう、どうでもいいさ!!」と言いたかった。でも、僕がここに呼んだら一緒に来てくれる可能性があるとも思った。ジョニーが来てくれたおかげで、新しい場所に行って、新しい人たちにもすぐ馴染めたね」

- ドンカスター戦でのリッターピッカーレッドカードについて...
「あの時は、相手がオブストラクションかファウルをしたと思ったんだ。彼はボールに寄せに行ったわけではなかったしね。5秒くらい放心状態だった。あれ以来あんなものが落ちてるところを見たことがないよ。おそらく2枚目のイエローに値するものだったと思うけど、私はラインズマンの近くに投げ入れただけさ。でも、あの後の自分の反応は信じられなかったよ。『なんてことをしちまったんだ。このままでは大変なことになるかも..』と思ったね。でも、スタジアムのあちこちで僕のチャントが歌われ始めて、『なんてこった、みんな僕のために…』と思ったんだ。その数試合前にハットトリックを決めていてこともあるだろうね。それからというもの、ここは素晴らしい場所だと思っている。退場したばかりに自分のチャントを歌ってくれるクラブはそうそうないからね」

- ジェームズ・コリンズ選手とのコンビについて...。
「彼も同じように言うと思います。コロが入ってきた時、その前シーズンは僕がかなりの数のゴールを決めていて、コロもゴールを決めていた。でも、お互いにパスを出さないとか、そういうチームの不利益になるようなことはなかったね。おそらく2人とも貪欲で、ゴール前に入ったら2人ともシュートを打つだろうけど。コロは素晴らしい選手であり、さらに人間的にも素晴らしいよ。素晴らしい男で、彼と一緒にプレーするのは本当に楽しかった。毎日お互いをプッシュし合い、シーズンの最後には、目標としていた昇格という結果を残すことができたからね」

- ケンブリッジ戦でのオリー・リーのゴール後の膝蹴りについて...。
「オリーがゴールを決めた時、かなり興奮し、何が起こったのかわからないくらい、GKに向かって一直線に走り抜けてしまったのを覚えてる。オリーがシュートを打った時、『これは入るぞ、でももしポストに当たったら、そのあとを追いかけて、できればタップインを決めたい』と思ったんだ。走って追ってからじゃ遅いので、ニー・スライドしようと決めていたんだ。結局相手のキーパーに蹴られて、すごく痛かったのを覚えてるよ。試合後、奥さんと子供と一緒に車に乗ったら、奥さんにひどく怒られた。『何してんのよあんた!』って。僕は勝った試合で得点できたから喜んでいたのに、車の中で叱られて、ちょっとへこんだよね。楽しい思い出さ。ケンブリッジのキーパーには謝ったけど、ルートンのファンには大ウケだった、今でも語り継がれる話だよね」

- ミック・ハーフォードとリーグ1のタイトルについて...
「シーズン終了まで、ミックは本当に素晴らしかった。彼はそれ以前のチームから変更することは特になかったと思うよ。僕らはネイサンが熱心に取り組んでくれたことを、スケジューリングして実行して、何をすべきか理解していたからね。ミックはその流れを止めず、必要なときには僕らを導いてくれた。皆、ミックを心から尊敬しているので、監督の退任を昇格できない言い訳にするつもりはなかったんだ。彼やミック、そして僕たち自身のために、達成する必要があったんだ。結果的にそれをやり遂げ、素晴らしいシーズンの終わりを迎えることができたんだ」

- 自分がプレーしていないときのファンや、ネイサン・ジョーンズの復帰について...。
「ファンとの関係は、常に素晴らしいものだった。もちろん、ゴールや昇格はその一旦を担っているだろう。でも、初日から僕のことを気に入ってくれた。自分のチャントが歌われるのを聞くと、信じられないくらい、とても嬉しい。本当に感謝しているよ。その後、ネイサンが復帰して、僕もなんとか復帰することができた。違う人たちとは一緒にやっていけなかっただろうね。ネイサンは、私たちグループやクラブのことをよく知っていて、ルートンに最適な人なんだ。他の誰であっても、おそらく地球上の誰であっても、僕らをリーグに残留させることはできなかったと思う」

- ブリストル・シティでの初ゴールについて...

「怪我人が多くて、僕らはなかなか調子を戻せずにいたんだ。個人的には、チャンピオンシップでの初ゴールはずっと狙っていたんで、嬉しかったし、チームに貢献できたことで、あの日、引き分けに持ち込み、結果を出すことができた。あの日はファンも素晴らしかったが、個人的には、あの時のカモを追い払うことができたのがよかったかな。リラックスできたよ」

- チャンピオンシップのプレーオフでプレーすることについて...
「『ウェンブリーでゴールを決めて、プレミアリーグに行くんだ』てお告げがあった気分だったけどね。でも、ルートンが最近の歴史の中で最も良い位置につけて、その一部になれたこと、それに関われたことは、本当に素晴らしいことだった。昔はチャンピオンシップのプレーオフを見て、なんてすごいんだろうと思ったけど、自分がその舞台でプレーしたり、そのレベルに達するとは夢にも思わなかった。ただ、ハダースフィールド戦に敗れ、PO決勝に進出できなかったのは残念だった。手前みそになるけど、僕たちはそれに値すると思ったんだ。あと一歩のところで、もし得点できていたら、全く違う試合になっていただろう」

- ネイサン・ジョーンズとルートン・タウンについて...
「彼は素晴らしい人間さ。ほかにもクラブには素晴らい人々が集まっているので、個人について多くを口にしなくてもいいかな」

- 7月16日、ノーザンプトンでハッターズと対戦することについて...。
「その日は怪我を装うつもりだ! 出場しないか、とんでもないことをするか、みんなが欲しがるものを与えるか、わからないけど。当日考えよう。サイ(サイモン・パーセル理学療法士)やチームのみんなには、僕がいなくなってからずっと会っていなかったから、みんなにまた会えるのはとても嬉しいな。6-0で負けるようなことがない限りはね。蹴りたい相手も何人かリストアップしているんだ。楽しみだね」

- そして、最後にファンへのメッセージを。

「ただただ感謝、この6年間ありがとう。最高だった。本当にそれだけさ」

ありがとう、スーパーダン!

引用元:LutonTown FC Official Website
https://www.lutontown.co.uk/news/2022/june/danny-hylton-interview/

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