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OMM LITE/BIKE 2023 HAKUBA OTARI に参加してきました

弊社にとってもはや社員旅行とも言えるOMM BIKEに参加してきました。今回も前回のように参加ログとしてどういった準備をしたのかなどを記録しておきます。

基本的な機材は前回と同じですが、追加された主な機材はYAKIMAのサイクルラック、TNFのSTARPというタープなどキャンプ用品です。詳しくは記事中で紹介します。

準備

去年は自転車をグラベル仕様に変更したり、事務所がある原村周辺のトレイルを走り回ったりしてトレーニングしてたんですが、今年は「会社の売上を前年比プラスにする」という目標のため新しい仕事を始めたりしまくった結果、トレーニングに割ける時間が皆無となって、体が全然仕上がってませんでした。お尻なんて完全ニュートラルでした。

なので準備としては足りない装備品を買い足ししたり、食事のメニューを考えることだけやりました。

自転車の整備

OMM BIKEは自転車が"一応走れる"ようなところもルートとして指定されます。さすがに山岳地帯ルートはどういった状態か想像できるんですが、麓のあぜ道などは路面状態が読めないことが多いです。舗装されてればラッキー、踏み固められててもラッキー、そうでない敷きたての砂利や泥濘、草が超生い茂ったシングルトラックや「これ登山道では?」なんて道が普通に出てきます。自転車は作戦にあわせてちょっと調整する必要があるでしょう。

体感ですがルート全体の半分くらいは舗装路が占めています。なので、そういったエリアを重点的に攻めるならロードバイクやグラベルバイクが適していると思います。
逆に登山道のようなシングルトラックを攻めたい人はマウンテンバイクでもいいでしょうし、実際マウンテンバイクで参加してる人がかなりの数いらっしゃいます。
他にもミニベロやママチャリ、タンデムバイクやファットバイクなど人力だったら基本なんでもOKなのもOMMのいいところですね。

で、弊社のバイクは去年と比べるとパートナーのバイクのみ、チェーンリングの歯数を40Tから38Tに変更しました。突如として現れる10%超の上りに対応するためです。それ以外はタイヤも全く同じ(去年と同じタイヤで走りました。それくら走り込みが足りてません)です。

全体を通しての作戦

対外的には10点目標とか言っていたのですが、下記の条件でチェックポイントを絞り込みました

  1. 白馬エリアのみ

  2. 田園エリアとその周辺(地図で緑色で書かれてあるエリア)

  3. 7%以上の勾配は登らない

  4. イケてるお店に立ち寄る

当社のコンセプトとしては、ゆるふわ勢でありつつもポイントはしっかり取っていくガチよりのゆるふわです。また、パートナーは昨年のOMMに向けて自転車を買って走り始め、OMM後はほとんど乗ってない(タイヤの泥もそのまま)という超カジュアル勢なので競技的な要素をできるだけ排除するようにしました。ので、勾配をできるだけ浅くにしました。
そして、去年は達成できなかった、競技中にお店に立ち寄って買い物をしてみることにしました。コンビニは対象外です。

休憩の回数は最小限に、食事も戻ってからやろうってことにしました。そもそもペースが遅いチームなので補給を行動食のみにして行動時間をしっかり確保するようにしています。この辺は元々登山をやってた経験が生きている気がします。

傷病対策

昨年は僕が血圧の乱高下で意識を失って倒れたり、パートナーが競技終了後に熱中症で危なくなったりしたので、特に熱中症と脱水症に関して十分な対策をとることにしました。タープや扇風機の導入もこのためです。

熱中症は体が暑さに耐えられない状態が続くと起きがちなので、トレーニングを頻繁に行えない状況の中、できるだけ晴れている日にちょっとでもいいから日光を浴びておくという形で暑熱馴化を行いました。

僕は原村でコーヒーを売る通販をしている関係で、出荷は梱包した製品をほぼ毎日徒歩30分ほど先にある郵便局に歩いて持って行っていました。これで暑熱馴化になったのかはちょっと微妙な気もするんですが…(なぜなら原村の方が白馬より涼しいからです)

そしてさらに、フリーズテックを導入しました。去年もヘルメットのインナーに使っていたんですが、今回はロングスリーブのTシャツにしました。昨年のOMM後にたまたまネットを徘徊していたら、富士登山競走で入賞した方のインタビューに「暑熱対策をしたことが結果につながった」といったことを話されているのを見て、特に日光に晒される前腕を白いスリーブで保護できるだけでもいいだろうと購入を決めました。フリーズテックはスポーツ系自転車店で取り扱っていますが、通販でも買えます。
仕組みはざっくりと言えば、人工的に汗冷えを起こすというものです。

暑熱対策として前腕を冷やすことが有効とのことで、せわしく競技しているときでもボトルから腕に水を垂らすだけでガッツリ冷えてくれるので、これについては十分効果があったと見ています。

脱水対策はとにかく水分を意識的にしっかりとるで行きました。チェックポイントごとでもいいですし、読図の時間にサッと飲むのもいいでしょう。DAY0で地図にコンビニや自販機の位置を書き込んでおいたので、そういったポイントでよく冷えた飲み物を補給するようにしました。

DAY0

弊社メンバーは東京と千葉に自宅がありますが、弊社事務所は長野県の原村にあります。いったんここに集合して機材類が置いてある茅野市の新しい事務所でパッキングをします(8月に引っ越ししました)。

10時ぐらいに出発すると、休憩等含めて12時半には白馬村に着いている計算です。

昼食は白馬村内にあるSounds Like Coffeeにしました。弊社がやっているコーヒー事業で知り合ったロースターさんです。アメリカンな雰囲気あふれるお店なので、アメリカならこれ一択でしょとプルドポークサンドをチョイス。ものすごいボリュームと複雑なスパイシーな味付けでめちゃよかったです。

会場に着いたらテントの設営をして、受付を済ませます。ここで地図と1日目のポイントが書かれた表が渡されるので、スタートまでじっくり作戦を練ることができます。ちなみに、試走されてる人もいました。
競技中のGPSデバイスの使用は禁止なんですが(ロガーは許されてるっぽいです)、そうでないときは使えるので、例えば地図にコンビニの位置を書き込んだり、立ち寄りたいお店などをチェックするというのもアリです。

DAY1

あらかじめスタートリストが公開されているので、自分のグループをチェックしておきます。グループ番号はスタートのグループを決めるものなので、両日でとても重要な情報です。僕らはグループ2でした。1日目の競技時間は5時間。この時間はスタートチェックポイントをチェックしてからの時間になるので、例えば10時10分10秒にチェックした人は15時10分9秒までが競技時間になります。

会場をよく見てみると、すでにスタートしているのに周辺でのんびり作戦会議をしている人を見かけます。スタート時間はグループ1が10時から15分間、グループ2が10時15分から15分間なので、序盤のルート検討などをスタートチェック前にしておくことで、時間を節約できるって寸法です。

僕らはこの作戦にスタート後に気がついたんですが時すでに遅しでした。

体力のあるウチにポイント高めの場所を落としておき、あとは田園地帯をふらふら行くつもりでしたが、最初のポイント「鉄塔」がえらいハードなシングルトラックの先にあり、上部からアプローチしたもののそれでも「明日は来ない」と思える程度のものでした。チェックにかかった時間は80分。一旦下ってもう一度軽く登ったら、八方温泉のローソンで休憩することにします。

今回は読図をパートナーに任せる予定だったんですが、次のチェックポイントまでのルートをラリー的な方法で伝えます。「T字右、道なり五叉路左から2個目でCP」これが田舎ではなかなか難しい。T字っていうけどY字だったらどうするのか、道なりっていうけど、どっちがメインの路地なのか、五叉路っていうけどどう見ても三叉路ではないかといった問題が起きます。やはりナビゲーションは地図に強い人間がとりつつがよさそうでした。

ローソン周辺のポイントを押さえたあとは、徒渉に向けた長い上りが控えています。僕らの間ではこの上りをサウンズライクカフェの上りと呼んでいます。途中にそのカフェがあるからです。で、そこへ行く前のチェックポイントの手前にパン屋さんがあるので、そこで買い物をしていくことにしました。

買い物中「OMMですか?」って聞かれました。常連さんも参加しているそうでたくさんの人が立ち寄ってくれているとのこと。

徒渉エリアは川遊びも兼ねてやれるだけあって毎年人気の場所です。

透明度のヤバさよ

渡った先はHAKUBA47で、自販機で飲み物を調達することもできます。

徒渉後は坂道を下ってめっちゃ雰囲気のいいCPを獲り、南部エリアを巡って帰路につきました。

この日はだいぶ余裕を持って帰路につき始め、ポイントは300ポイントでした。

DAY2

2日目は1日目より競技時間が短いです。さらに、スタート順が入れ替わり9時から15分間でグループ1より先にスタートします。先発の場合後発と違って、進む先によっては誰もいないことがあるため、なんとなく人が集まってるからあそこだろなーっていう手段が使えないのが難点です。1日目と使うルートが同じなのであれば、同じ道をたどればいいだけなのでそれなりに方向感覚が優れている人がメンバーにいれば先導をお願いするのがいいでしょう。

競技時間が1時間少なくなりますが、取りに行くのに時間がかかる割にポイントが少ない山岳や坂の上にあるポイントをスルーして、読図の時間を削減することで、実に序盤では90分ほどの時間を作ることに成功しました。

これにより最南端ポイントをとって戻ってくる道中でも残り時間が90分くらいあるという超順調な進行で、それならば追加でいくつかチェックしていこうとルートの変更を決めました。ところがこれが結構誤算で、岩岳入り口のコンビニで最終の休憩を入れて他の参加者とだらだら話したりしていたら、残り時間が20分になっていることに気がつきました。
OMMの特徴として、他の参加者が同じ時間に出発したとは限らないため、周りに人がたくさんいるからと油断してると時間ギリギリに気がつかないことが起こりえますし、実際起きていました。

岩岳入り口のコンビニからゴールまでは10〜15分ほど、途中のチェックポイントを取りに行くと20分すぎそうです。仕方ないので最後のポイントはスルーして時間内にゴールすることにしました。パートナーの体力もギリギリで10分ほどの登りをこなすのはかなり大変なはずですが、なんとか登り切ってくれて、残り7分くらいでゴールできました。獲得ポイントは440点でした。

周辺コンビニや自販機

コンビニは事前にGoogle Mapsなどで調べておけば大丈夫ですが、定番は岩岳入り口のセブンイレブンと、八方温泉のローソンです。どちらもスタートしてすぐに寄ることができます。


自販機は徒渉エリアにあるHAKUBA47にCoke-Onの自販機があります。あとは八方温泉から徒渉エリアへ抜ける途中の鍛冶蔵酒店の自販機でしょうか。

競技後の温泉

競技後は体がそれなりに汚れてますから、温泉に行くのが定番です。会場付近の温泉は特に混み合うことが知られているので、僕らはいつも白馬駅からちょっと坂を上がったところにある「みみずくの湯」に行っています。ついでに買出しもできるし、温泉後はスノーピークに併設されたスタバでのんびりできるのもすごくよろしいのです。

ガッツリ運動してるので実質0カロリー

周辺にはアウトドア系ショップが集まっているので、足りない装備品を買い増しするのもいいでしょう。実際今年もいつ使うんだろうこれ?って言うのを買いました。

立ち入り禁止エリア

競技中気になったポイントがいくつかありましたが、特に禁止エリアへの立ち入りが目立っているところがありました。立ち入り禁止エリアはたとえば厳格目な別荘地など管理の都合で外部の人の立ち入りを禁止しているところがわりとあります(僕らの事務所がある茅野市や原村にもたくさんあります)。そういったところは入り口に立ち入り禁止の看板がしっかり立っています。
以下の例は見にくいですが黄色い看板に私有地なので立ち入り禁止と書かれていますが、地形図では道として書かれています。


右側破線部が私有地


田畑の管理に使ういわゆる私道がうっかり地図に載ってしまっている場合もあります。運営が事前にリサーチをして、そういった道は立ち入り禁止として地図にマークしています。逆に、地図上では道なのに行ってみると私道のため立ち入り禁止と看板が出ているところがあります。この場合は現場の状況を優先して対処すべきでしょう。

立ち入り禁止場所に立ち入ったからといって、直ちに失格になることは競技の性質上考えにくいのですが、地元から侵入者がいて困るといった声が上がってしまうと、自治体として後援をしにくくなるといった問題が起きてしまうためできればしっかり守っていきたいところです。

このような地元から声が上がったことを理由としてイベントが中止になったり縮小した例はいくつか知っているので、ホントドキドキします。

第4種踏切

遮断機も警報器もない踏切です。まじでとまれみよです。とまって、左右みて、電車が来てないことを確認して渡る。です。電車側もこういった踏切付近にそれっぽい人を見かけたら警笛を鳴らすと思うんですが、マジで見ましょう。

白馬駅近くの西側と東側をショートカットできるルート(デリシア裏の斜めに走ってる道の延長)に存在します。

2024年のテーマ

すでに決めていて「いろいろコンパクトにする」「競技中にご飯屋さんに寄る」です。おそば屋さんに寄っているチームを見かけてめちゃくちゃ楽しそうだったので、よりファンライド方向にシフトしてみてもいいかなって思っています。ポイントもほしいけど。

Appendix - キャンプ装備

今回は手持ちのキャンプ道具をいろいろ持って行って現場で使って見ました。今後使わないかなーって思うものから、次も使って見ようと思うものまでいろいろあります。僕らは元々冬山登山をテント泊でやっていたバックグラウンドがあり、その後はクライミングなどでキャンプをしていた経験があるので、道具だけはいろいろそろっていました。
また、コーヒーのECではアウトドアでのコーヒースタイルを提案するという目的でいろいろと新しめな道具を買い増ししています。

テント:The North Face Geodome4

名前の通り、バックミンスターフラーのフラードーム(ジオデジックドーム)をモチーフにした4人用4シーズンテントです。TNFのカテゴリー的には遠征時のベースキャンプ用になるみたいです。そのため価格は結構お高めですが、最近はアウトレットやファミリーセールでも売られているのを見かけます。
設営は大変ですが居住性がとても良く、弊社はたまたま厳寒の冬山でプロトタイプを見せてもらって一目惚れしたという経緯から購入しました。
買ってもう7年くらいになるんですが、細かいパーツが壊れはじめていてそろそろ修理かなって思っています。フライシートが別売りされているので、ポリウレタン劣化でもフライのみ交換できるのがすごくありがたいです。
たたみ方が永遠の謎です。

専用品のマットも敷きました。ずっと寝てられます。

タープ:The North Face STARP

Geodome4と世界観を共有するタープです。名前のとおり5角形で、3本ポールを使ったり2本にしたりとスタイルを選べます。初期版をアウトレットで購入しました。初期版と現行版の違いは、ポールが付属するかどうかで、付属する方が高い(かなり)です。わざわざ5角形のポールを専用設計で作ってあって恐ろしく作りがいいです。タープ用ポールをお持ちなら現行版をアウトレットで買うのがオススメです。また、Geodomeとカラーコーディネートができてしまいます。難点は専有面積がでかすぎるところです。

ローテーブル:Snow Peak エクステンションIGT

Snow Peakのテーブル関係の共通規格であるIGTに対応したローテーブルで、天板が分割できIGT対応のアクセサリを2ユニットまで設置できます。撮影用に購入。造りはいいですがお値段もそれなりに張りますし、なんと言っても重いです。撮影に使わないならもうちょっと軽くて安いやつを買ってると思います。

バーナー:Snow Peak フラットバーナー

IGT対応なのでテーブルにスッキリ収まります。火力調整がかなりピーキーで料理によってはちょっと困ることがあるかもしれません。一時期は入手困難で転売も横行してましたが、最近は普通に買えるようになりました。今回とても役に立ったのでもう1ユニット買い増しする予定です。

ハイテーブル:UNIFRAMEのテーブル(廃番)
撮影用のテーブルとして購入したものを持って行きました。結果として余りつかわんかったなーって思っています。おそらくキャンプスタイルが立ちから座りに変わったためだと思います。
使用後は撮影用のテーブルとして使い続ける予定です。

グリル:Coleman
10年以上前に購入したグリル。出番がほとんどなく今回でも数回目。ほとんどをクライミングキャンプで使用していて、移動が大変なのでオートキャンプ向きです。今回も持って行くのが大変だったため、茅野事務所の庭に置いておくことになりました。

チェア類:Helinox
個人的にテントのポールはDAC一択だと思っていて、同じDAC系列のブランドのHelinoxをチョイスするのは必然でしょう。高いけど。好きすぎてソウルの本店に行ったこともあります。上記GeodomeのポールもDACです。冬山で使っていたテントのポールが全部DAC製だったことが選択の理由です。

寝袋:Nanga
夏用の羽毛です。皮膚がべたついてると思いっきり不快になるので、寝るとき用の長パンツがあるといいです。Nangaが今みたいなめちゃメジャーになる前からのユーザーで、寝袋?Nanga一択でしょうっていろんな人に勧めまくってました。普通に洗濯していいそうですよ。
DAY0の夜はいらなかったですが、DAY1の夜はいりました。お守りとして持っておくのもオススメです。幕張のスポーツオーソリティでセール品を購入。

扇風機:マキタ CF001G

マキタ経済圏たるマキタバッテリー保持者なので、扇風機もマキタにしました。普段は焙煎工房で使っています。熱中症対策にも有効ですし、テント内作業時に外から送風するだけで快適性が段違いによくなります。岡谷のエープラスで購入。(エープラスはホームセンターのプロ向けコーナーにWorldImportToolsみたいなのをMIXしたような男子垂涎ショップです)

掃除機:マキタ CL001G

テント内の清掃はテントを立てたときしかできないので、たたむ前は極力掃除機をかけています。扇風機とバッテリーを共有できるモノにしてあります。テント内に入った虫を追い出すのも面倒なので、全部吸ってます。

照明:マキタ ML807

14.4Vのドリル用バッテリーが使えるワークライトです。アホみたいに明るいのに明るさ調整がなく、扱いに苦労します。点灯面をハーフにして外のキャンパーに光が入らないようにして使っています。ビルディで購入。

照明:Snow Peak リトルランプ-ノクターン

撮影の雰囲気作り用に買ったものです。全部で3セットあります。ろうそくの火のような揺らぎをもった低照度の明かりとして使えます。そのため1個だとどうしても心許ないです。ガス消費が少ないのもメリットで、バーナー用ガスとして残量が微妙なやつなどを使い切るような使い方をしています。今回は除夜灯としてテント外で一晩つけていました。雪峰祭でちょっぴりおトクに購入しました。

Appendix - 自転車

Cervelo Caledonia-5

去年とほとんど変わってません。変えたのはバルブをMuc-offのパープルにしたくらいです。タイヤは結構びっくりされるんですがGP5000TLRの32Cです。こんなんで走れるのかって聞かれますが、パリルーベではこのタイヤが使われてるので実績は意外とあるんです。


踏み固められていればあぜ道や草の上もそれなりに行けます。低μの路面の場合、前加重でペダルを踏み込むなどしなければ空転することもあまりありません。
ペダルはマウンテンバイク用のフラットペダルをつけています。GARMINのRallyを虎視眈々と狙っているのですが、OMMで僕だけ速くなっても意味がないので多分このままでしょう。

空気圧は体重の割には低めかなって思います。前後4.5気圧です。

競技中、ヘッドがごくごくわずかに緩んでるのがわかったので締め増しした以外はノートラブルでした。

VIGORE 山と旅の自転車

フレームカラーはPANTONEで色指定したという説明しないとわからない仕様

去年との違いはチェーンリングです。40TをWolftoothの38Tに変更しました。チェーンの長さを変えてないのでハイ側でちょっと長すぎる感じでしたが、乗り手がスピードを出さない人なので問題はありませんでした。こっそりヒルクライム用のホイールに交換してみたいなって思ってます。

このサブレバーがいい仕事するらしいです

キャリア:YAKIMA
アメ車といえばYAKIMAです。今回装備品が多く積みきれないことがわかったので急遽導入しました。積載後の揺れをできるだけ調整するために、ラバーバンドを駆使して固定してあります。このタイプは取り付けがしやすくコスパがいいのですが、後方視界が少なくなってドラレコの録画範囲も狭くなるため、余裕があるならヒッチメンバータイプにしたほうがいいと思います。今後買い換えを予定しています。

結構揺れるのでゴムバンドでガッツリ固定しつつキズが入らないようウエスでカバーしてます

Appendix - Gears

今回特にアップデートはなかった気がしますが参考までに。

ベースレイヤー:フリーズテック
Tシャツ:Onのランニング用Tシャツ、RaphaのテクニカルTシャツ(去年と一緒)
インナーパンツ:パールイズミ メガメッシュインナー
パンツ:ArcTeryxのランニング用パンツ(廃番)
バックパック:ArcTeryxのトレラン用14L(廃番)
シューズ:On Cloud Venture Waterproof(去年と一緒)通気性悪くて蒸れるので、通気性に全振りしてもいいかもしれません。
グローブ:ASSOS パッドのパターンが気に入ってます
サングラス:Oakley Kato 
ヘッドランプ:LED LENSER NEO 9R

よろしければサポートをお願いします。得られたお金は社で飲むコーヒー豆や撮影機材の購入費用に充てようと思っています。