F4 2-4S AIO Brushless Flight Controller 12A でDJI Air Unitを使う
※DJI Air Unitを日本国内で使うには第三種陸上特殊無線技士の資格とJUTMへの加入が必要です。これらを怠って電波を発した場合、電波法違反の罪に問われる事がありますのでご注意ください。筆者は読者が法令を遵守するかを知ることはできません。よって電波を発することによって何らかの罪や責任を問われたとしても、筆者は一切の責任を負いません。
DJI Air UnitをFCにつなぐ必要性について
Air Unitに電源を供給できれば、とりあえずゴーグルに映像が出ます。全然それでいいじゃないかって感じがあるんですが、FCからOSDの情報を取得して、画面上にバッテリー電圧などを表示させる必要があります。
これは航空法における視界外飛行の条件である、機体の状態を画面を通して知ることができるという要件にもなっていますし、飛行計画にも影響してきます。OSDは必ず表示できるようにしておきましょう。
Air UnitとFCの接続
Air Unitの電源は7.4〜17.6Vです。2〜4Sのバッテリーを使っているなら、バッテリーがつながっているパッドから電源を取るのが簡単です。問題はUARTの接続ですがT6とR6につなげました。詳しくは下図を。
UARTの追加
つないだだけではポートが有効化されていません。BETAFLIGHT Configratorを起動して、CLI画面を開きます。
resource [Enter]
でモーターやポートの状況が見られるようになっています。
resource SERIAL_TX 11 B03 [Enter]
resource SERIAL_RX 11 B10 [Enter]
でT6とR6をそれぞれソフトシリアルのポートとして利用できるようにします。
save [Enter]
で変更を保存して、Portsの画面を開きます。
Portsの一番下にSOFTSERIAL1が追加されていると思います。もしされていない場合はConfigurationの画面でSOFTSERIALがONになっていないので見てみてください。
SOFTSERIAL1のConfiguration/MSPを有効にします。それ以外はデフォルトで大丈夫です。
これでAir UnitへOSDの情報を送ることができます。OSD表示はゴーグルの設定で表示を有効にしないと出ませんので、そちらの設定も忘れずに行ってください。
よろしければサポートをお願いします。得られたお金は社で飲むコーヒー豆や撮影機材の購入費用に充てようと思っています。