海外で買ったiPhoneで日本のAppleCareに加入する
海外で購入したiPhoneは基本的に購入国での保証が適用されるが、iPhoneのように旅先で購入して購入国外でメインで使用するというような場合はどうなるのだろうか。
本稿のiPhoneは米国で購入されたもので、購入時はAppleCareはつけなかった。AppleCareの後付は購入後30日以内のため、日本で加入できるか実際に試してみた。
海外版iPhoneへの日本版Apple Careに関する様々な噂
適当に検索してみると、海外版iPhoneに日本版AppleCareは加入不可であるとか、電話でなら加入可能であるとか時期によって様々な噂がされている。レアケースなのかそれほど事例もないようだ。
Appleに問い合わせてみる
Appleのサポートに問い合わせてみたところ「購入」カテゴリのサポートにしたらiTunesの部署につながるらしく「うちじゃわからんからここ行ってくれ」とAppleCareのページを案内された。せっかくなので登録フローを開始してみたところ…普通にできるようだ。
オンラインで加入可能になってた
それでは加入フローを追っていこう。今回は米国で購入したiPhoneを日本で購入後30日以内にオンラインでAppleCareに加入する方法だ。
まず、対象となる端末の保証の状況などを確認するために、こちらのページを開く
https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/
シリアル番号を入力する。シリアル番号は設定→一般からコピーでき、MacならiPhoneのコピー内容をそのままペーストすることができる。
AppleCare未加入の場合は、購入のリンクが表示されているので、これをクリックして先へ進む。
プランの選択画面が出てくるので、プランをクリックする。(米国ではAppleCareが盗難補償付きのものと2種出てくる)。
デバイス検査用のURLを送るメールアドレスを指定する。端末で受信できるアドレスなら何でもOKだ。
Inboxで受信した結果、リンクが上手く動作しなかったため、書かれているURLをSafariにペーストして処理を続行した。
検査は数分待たされる。
検査が終わればもとの画面に戻ってボタンをクリックする。
決済ボタンが出てくるので、クレジットカードの番号をいれて決済する。
購入が完了すると完了メールが届き、少ししてから保証書がメールで送られてくる。
これでAppleCareに加入することができた。
実際の修理はどうなるのか
一説によると、本体交換になった場合は日本仕様のiPhoneに変わってしまうという話を聞くが、表参道のAppleで米国仕様のiPhoneが何台か確保されており、たまたまそのiPhoneに交換してもらえたという話も聞く。
米国仕様と日本仕様は対応バンドが異なるので、日本仕様のものを受け取って米国へ持ち込んだ場合、通信の不具合が出る可能性がある。日本仕様に交換されるというのは元の端末が日本仕様に近似している香港仕様のことを指しているのでは、と僕は思っている。
幸いにもこれまで一度もiPhoneの修理や交換を経験しておらず、はっきりしたことはわからないのだがもし、修理や交換することがあったときは改めてレポートしたい。