褒めキャブラリー
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褒めキャブラリー
子供を伸ばすには、些細なことを褒めることが大事です。
そうすることで自己肯定感が上がり、自信がついていきます。
ですが、褒め慣れていないと、なにを褒めたらいいのかわからない、という悩みが生まれてくると思います。
褒めるためのボキャブラリー(語彙)、
褒めキャブラリーが、少ないのです。
褒めキャブラリーを高めたい。
そんな時のヒントになれば幸いです。
褒め単語
いいね!
かっこいい!
すごい!
すてき!
素晴らしい!
最高!
大好き!
上手!
出来たね!
やったね!
etc...
これらの言葉は、すぐ出すのに役立ちます。
まずは、褒めることに慣れましょう!
実況褒め
先ほどの褒め単語でも十分効果はありますが、より効果的なのは、
何をどうしたことが良かったのか、具体的に褒めることです。
"大きな声で挨拶できたね。かっこいいよ!"
"はじめ!の合図で〇〇できたね!素晴らしい!"
"ゆっくり書けているから、枠からはみ出さずに書けているね、上手だよ"
"よく見て問題ができているね。いいよ。その調子!"
まるで自分が実況中継のアナウンサーになったかのように、見たこと、起きたことをそのまま口に出して褒める、実況褒め。
何をしたから、良かった。
どんなふうにしたから、出来た。
というように、〇〇したからいい結果がある、という因果関係を伝えていくことで、その行動がより強化されていきます。
特に、よく見ているね!というのは私自身も多様しています。
遊びにしても学習にしても、スポーツにしても、苦手さや困難さを抱える子は、見ていないことが多いです。
見る場所やポイントを指導して、
"見たから出来たね"というふうに声をかけていくと、集中してできるようになってくることが多いと感じます。
プラス褒め
出来なかった、失敗した、負けてしまった、、、
マイナスな状況でも、必ず褒める、プラスポイントはあります。物事は、常に相反するものだからです。
たとえば、時間内に課題を終えることが出来なかった、というような場合。
"ここまで終わらせることが出来たね。次はもっと出来るよ!"
"ていねいに取り組んでいたから時間が足りなかったね。今度は速さも意識するともっと良くなるよ"
など、その時点でできていること、いいことをしていたからここまでだった、など、プラスな面をほめていく、プラス褒めを意識しましょう。
勝負に負けて、悔しがっている時なども、
"真剣に戦った証拠だね。かっこいいよ"
"〇〇相手にそれだけできたんだね!すごい!"
失敗した場合なども、
"よく自分できづいたね!直せてえらいよ!"
"直してすぐ次の行動ができているね!素晴らしい!"
といった感じです。
感覚褒め
最後に、褒めキャブラリーではないですが、強力な褒め行動をご紹介します。
それは、触れることです。
頭をわしゃわしゃ撫でる。
肩に触れる。
背中をさする。
手を握る。
抱きしめる。
体性感覚に訴える事で、安心感や幸福感を増強させることができます。
幼児さんには特に、抱きしめながら、"大好き!"という言葉をかけながら褒める、ということをすると、ニコニコ、ニマニマ、喜んでくれます。
今日の内容は以上です。
また次回、お楽しみに!
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