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「障がい者の所得が低くて当たり前」なんて、誰が決めた?

昨日の興奮冷めやらぬ発達おじさんです。
今日のピアサポート養成講座も過去最高でした。

タイトルの言葉。
実はCare'n'Bar-サンリンズのマスターに
「高橋さん。そんなにやれる事あるんやったら、もっと稼ぎましょうよ」
と言われた事がきっかけです。

ご存知私は障がい者雇用で働いており、本業の固定給は
高校卒業採用の方の初任給と同額。
有難い事にそこに能力給も付けていただいていますが
大学卒業採用の方の初任給には遥か及びません。
現在ご縁があり障がい年金の申請をさせていただき
審査待ちなのですが、一人暮らしをしていく上で障害年金はマスト。
そんな生活が長かった為、また職場では配慮を頂きながら
働かせていただいていた為、「人の手間掛けてもらってる分、
高い給料貰おうだなんて烏滸がましいな」と思っていましたし、
何より「自分は稼げる人じゃない」と思い込んでいました。

が、これはあくまで自己評価。
他人から見れば、ちゃんとそこそこの大学を卒業して
(卒業まで6年かかりましたが)
産業カウンセラー資格もキャリアコンサルタントの資格も取っていて、
(どっちも失効しましたが笑)
人前で自分の体験談を話す経験が豊富で、アンバサダー経験もあり、
ピアサポーター育成の明確なビジョンが自分の経験から見えていて、
独学ながら珈琲豆の焙煎が出来、オンラインショップでの販売経験どころか
出店経験もあり、しかもこれからは統計学的な占いまで出来てしまう。

ふと客観的に見てみると「あれ? これ凄くね?」と思いました。
集客さえ出来てしまえば、障がいの有無を問わず目の前の方の生きづらさを
短期・中期・長期的にサポート出来るだけの知識と経験を持っている。
しかも、単にコンサルタントと言う堅苦しい肩書きも持っていれば
焙煎士、ブリューワー(コーヒー淹れる人)と言うPOPな肩書きもある。
あれ、私結構ギフト以上の武器持ってるぞ?

今まで「もっと稼げるのに」と言われれば、条件反射的に
「いや、自分そんな大層な人間じゃ無いので」と答えていました。
いやいや、結構な大層な人間だったんだな。

金が稼げると言うワードにネガティヴになっていました。
過去、収入が1番あった直後に心が折れて引きこもった経験を引きずっていたのかもしれません。
抑圧されて育ってきたのもあり、自己評価を正しく出来なかったかも知れません。

ただ、自分の持てるものを客観的に定量的に受け入れて、
それを肯定的に受け入れる事ができれば、稼げそうと思えました。

勿論、本業を辞めるつもりは、さらさらありません。
生きる事は食べる事でもあるので、安定したライスワークは大切です。
そして、本懐は「目の前の方に寄り添い、その方の本来持って生まれた力に気付いていただく
なので、それで金儲けに走るのも矛盾していないか?の思いが無いわけではありません。

その一方で、余計なモノは身につける必要はありませんが、出来る事を実現する為には
現実的に考えるとお金って必要です。
事務所を借りる、必要な備品を揃える、申請費用にランニングコスト。
出来る事があるのに経済的な事を理由に諦めるなら、
諦める前に身近な小さな所から試していけば良い。
ただ、試す時には実現した時のイメージはしっかりと出来ている方がいい。
何より消極的な経済的な理由で、私だからこそ1番近くに寄り添えた方を
笑顔にさせる事が出来ないのであれば、それはそれで何か違うなと感じました。
自分の持てる力と使命を果たす熱量をライフワークとして経験値を積んでいき、
その熱量で1万時間やり続ければ、もはやライスワーク。
相当それで飯が食えるプロです。

私も決してお金持ちになろうとは思っていません
ただ、自分ができる事でやりたい事をする為の費用は、
自分が出来るペースと身の丈で得ていく必要もあるなと思いました。
私の場合はライスワークとライフワークの親和性が高く、職場も副業に寛容なので
動きやすいのも果てしなく追い風であります。
これ、打って出ない手はない。
しかも、それを私自身が肝落ちした状態で肌で感じたので、
目の前の方にも状態に応じた言葉でお伝えする事が出来ますし、
それをやっている自分が目の前にいる事で、相手に背中で語れる事も出来ます。

生きてるって悪い事じゃない。
やってみよ〜よ。

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