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【手鍋焙煎チャレンジ】豆洗い済ルワンダ🇷🇼カリシンビ中浅煎り

皆さん、こんにちは♪
発達珈琲の高橋です。

とある焙煎の神様から
浅煎り焙煎の極意を授かる
機会をいただきました。
その極意とは…

①生豆は洗って焙煎
②焙煎は最初は最大火力で、徐々に絞る

とのこと。

実際にやってみた

そりゃ、発達珈琲の浅煎りと言えば
ルワンダ🇷🇼カリシンビWSを
選ばない訳にはいかんでしょう!

え、ケニア🇰🇪ミトンドAAじゃないのかって?
確かにねぇ。
ミトンドAAは鬼のように売れるんですよ。
有難いことに。
個人的にも好きな豆です。
が!
高橋は、敢えて発達珈琲の原点、
ルワンダ🇷🇼カリシンビWSを選びます。

①生豆を洗う

神様から生豆(ウォッシュド)を
洗っている水を見せていただきましたが…

敢えて文字にもしませんが、
「うわぁ」って声が出ました。
はい。これからは必ず洗います。
と言うよりも、洗って味見します。
それから決めても遅くは無いよね!
(誰と会話してんの)

イメージも何も無く、ぬるま湯で
チャフや汚れを浮かして、
お米を研ぐ感覚でチャフを取ります。
全部取る必要は無いですが、
ここである程度取り除けると
焙煎中にチャフを焦がした香りが豆に移って
質の良い酸味が台無しになるリスクを減らせます。

②最初は最大火力、焙煎やってやんよ‼️

因みに水洗いした生豆は、
どれくらい干しておくか神様に伺うと、
「ん? 適当やで? ボタボタでもええし」
との事でした。
実際、そのお言葉通りの状態の豆を
焙煎機に入れてらっしゃいました。
 
で、神様からは「先に深煎りして
鍋を温めておいた方が
浅煎りは上手くいくよ」との事でした。
しれっと先にコスタリカ🇨🇷ジャガーハニーの
深煎りを焙煎しておいて(これも大成功でした)
ルワンダ🇷🇼カリシンビWS浅煎りチャレンジ‼️
イメージは10分で終了する感じで。
 
まず蓋開けて2分は最大火力で水分を飛ばします。
鍋の位置は五徳の5cmくらい。
豆を飛ばさないように気を付けながらも
豆の水分を抜いていきます。
水で濡れているので、ちゃんと乾けば
煎りムラも少なく表面だけ焦げて
中に火が通ってない事も防げるそうです。
 
2分経過したら、表面が薄ら
火が入ってきた色に変わります。
そのタイミングで私は蓋をします。
そして、五徳から15cmくらい離して
豆の攪拌をしっかりとします。
そして、少しずつ(目安として1分毎に)
火力を落としていきます。
 
これが、かなり気を使います。
何せ最初は最大火力で鍋に火を掛けてますので
一気に焙煎進んで豆の色も一気に変化します。
豆の色が進みすぎたな、と思ったら
少し(15秒くらいを目安に)蓋を開けて
五徳から30cmくらい離して攪拌するのが
現時点ではベストだと思っています。
 
そして生豆投入してから6分経過したら
火力を弱火まで落として、蓋をします。
(この直前に蓋してたらそのままで良いです)
これは、鍋の中の空気を上げていって
1ハゼまで持っていくプロセスです。
何せ10分で終われば良いので
9分20秒前後に1ハゼが来れば良いのです。
これは豆の色を見ながら五徳からの距離を
調整します。
ここからはマニュアル無き焙煎になります。
焙煎臭がしたら、一旦五徳に近づけ
一瞬蓋をカパッと開けます。
残ってるチャフの煙を豆に吸わせないためです。
とは言え、開けすぎると
1ハゼまでの時間が伸びますし、
この辺はチキンレースです。
 
特に浅煎りのコツは、
窯の中の空気を豆の周りに
しっかり包みこまして
豆一つ一つを丁寧にじっくり火入れすること。
なので、鍋振りのスキルも求められます。
チャーハンとかピラフ炒めるイメージです。

なので、DAISOの手鍋だと
50〜80gが限界でしょう。
今回は34gで試しました。
ホームセンターの大きめのアルミ鍋なら
150gまではいけるかも知れませんが
(DAISOでも出来なくは無いと思うけど)
120gだったら、試飲(サンプル)
出来なくないですか?
 
そして、1ハゼが来たら、蓋オープン‼️

専門焙煎機なら192℃で釜揚げ。
私は1ハゼが来てから30秒で消火して
ふるいに下ろします。
サーキュレーターなりうちわで冷ましてから
焙煎終了。お疲れ様でした‼️
冷ましてる最中に、焙煎直後の豆を噛んで
軽く「カリッ」と噛み応えがあれば、
ほぼ成功。
その時の味がイメージ通りなら、
きっと楽しいドリップタイムが
待っている事でしょう。

で、お味は?

まだ飲んでません‼️笑
 
1週間寝かせて飲む予定です。
それにしても、このプロセスを専門焙煎機で
やってる訳ですよね…
プロパンガスで火力調整しながら、
バンパー開け閉めしながら、
豆のチェックしながら
プロファイルデータ見ながら…
 
神様には、まだまだ足元にも及びませんが
その足元にしっかり辿り着いた。
新焙煎方法で淹れた
コスタリカ🇨🇷ジャガーハニーを飲んで
確信に変わりました。
修行あるのみ‼️

あ、新焙煎機では、このやり方出来ません。
そもそも豆が濡れてるので
しっかり火が通りません。
釜上げしてから豆を噛みましたが、
ダーツのようなしっとり感がありました😭
手鍋焙煎特化型焙煎方法ですし、
まぁ、専門焙煎機の焙煎の一つですね。

今日も長文にお付き合いいただき
本当にありがとうございました。
 
別にこれ以外の焙煎方法を
否定するつもりでもなく、
それでも、このやり方だと
ひょっとするとあなたの焙煎、
化けるかも知れませんよ?

では、またお目にかかれる日に。

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