【ヴァイス】弱くないデッキの組み方、考え方

 皆さんこんにちは、ヴァイスシュヴァルツしてますでしょうか?

 今回の記事は、私の考える現時点でのデッキの組み方と考え方を書き留める記事にしようかと思います。

 デッキの組み方というものは、その時の流行やその時々の思考によって個人でもたびたび変わりますので、あくまでも現時点での私の考え方です。

 また、大型ギミック搭載のデザイナーズデッキではなく、一般的なデッキでの考え方を書いていこうかと思います。


0.はじめに

 まず、デッキを組むうえで最初に抑えるべきポイントが2点あります。まずはそこについて、一つずつ解説していこうかと思います。

●弱いデッキを組まない。

 ”強いデッキが何か”というと難しい話なのですが、弱いデッキは簡単にわかります。弱いデッキの特徴としましては、「相手の盤面を踏めない」「ゲームを決定づける相手の早出しを処理できない」「そもそも再現性が低くデッキが回らない」「不意の確山の処理ができない」などがあります。

 盤面勝負は構築段階でほぼ決まってしまう問題であり、どれだけ上手い人がそのデッキを使っても盤面勝負で不利を取ると勝つのは難しいです。

 いろいろな記事で何度も例を挙げていますが、例えば無職転生のエリスギレーヌの8500ラインを触れませんなんてデッキは、無職転生に勝つこと自体かなり難しいです。

 まずは、電源を相手しても盤面をしっかり踏むためのパワーの出し方を意識して構築しましょう。

●デッキコンセプトをざっくりと決める。

 昨今のヴァイスシュヴァルツはインフレが進んでおり、どのタイトルでも優秀な互換が配られていて構築の自由度が高いです。

 そうすると、あれもこれもしたいみたいなデッキになってしまい、結果的に安定感が落ちたり、そもそも何がしたいのかわからないデッキになってしまったりします。

 デッキコンセプトと言いますと、このカードを使いたい、活躍させたいなど、いろいろあると思いますが、ヴァイスで勝つためのデッキコンセプトは以下の3つのいずれかを選択するべきと考えます。

・1000/1を毎ターン貼って1連動多面を決め続ける。

 門や宝アイコンを利用して、下の連動を毎ターン多面で決め続けることは、手札やストックのリソースを増やし、CXを貼る余裕が生まれるいいサイクルを生むことができます。

 連動で稼いだリソースはそのまま圧縮にもつながりますし、CXを貼ることで2フラット以上の打点期待値的にもいいアタックができるので、ダメージレースでも不利が付きにくいかと思います。

 下の連動で殴り続けられることが理想ですが、相手の早出しなど処理すべきカードを処理するためのカードも入れる必要があります。

 下の連動から後続の下の連動につなげやすいカードやギミックを採用できる、下の連動がしっかりパワーを出せるようなタイトルは、このタイプが向いているかと思います。

 例を挙げますと、扉門ダンまちみたいなデッキでしょうか。


・超強力な早出しを展開して相手の処理を追いつかせなくさせる。

 最近のヴァイスでは、たまにバグレベルのデザイナーズ早出しみたいなカードが刷られます。

 例えば、ホロライブのるしあ、バンドリの有咲、ちょっと前のシンフォギアのきりしら、もっと前ですとサンシャインのミラチケ、ひなろじの夕子みたいなあれです。

 その手の生存させてしまうとガン不利になってしまうような早出しを多面展開して、守るスタイルも非常に強力です。

 早出しは基本的にソウル2であるため、打点期待値で見るとCXを貼る必要が少なく、扉や枝を利用して手札を整え、手札にあまりCXが来ないような構築にするといいでしょう。そのため、下連動は山削りができる連動など、一回連動して終わりみたいな連動の方が相性がいいと思います。

 ただ、現在は電源の台頭や、足立系のカード、切り返し特化の早出しカードが爆増しており、展開でストックを使い圧縮を崩してしまう早出し面取り系のデッキは、かなり逆風に立たされているように感じます。

 対面が甘えていれば無双できますし、一昔前のタイトルですと切り返し系のカードの性能が低いので優位に立てますが、今の環境だとだいぶ苦しいかと思います。


・電源を軸に展開して相手の処理を追いつかなくさせる。

 最近の環境は電源がかなり活躍している印象が強いです。

 理由としてはおおむね、下の電源連動でアドが稼げるようになった。上の電源連動の詰めがかなり強力になった。各テキストでトリガーチェック回数や電源アイコン自体が増え、盤面展開や打点を出すのが容易になった。などが挙げられるかと思います。

 電源はそもそも踏まれ続けると手札が減る一方なので、毎ターン処理されてしまうと苦しいデッキタイプなのですが、1帯アド連動を手に入れ手札の問題がある程度解決されました。他にも電源のトリガー率が上がったことで、いくら対策してても処理の追い付かない対面が多くなり、結果的に盤面生存から手札の問題が解決されています。

 また、まともな詰め手段を手に入れたことで、面を取ってても勝ちきれずに相手の猛攻で押し切られる展開も減りました。ロングリーサルの増えた今の環境では、防御札で抑えられる打点も非常に大きいものとなっています。

 電源で出すキャラは、ストックがかかりませんが、相手がそれを処理するためにはストックを使う必要がある場合が多く、相手との圧縮差を作ることができます。かといって処理されなければ、こちらの状況はもっとよくなりますね。

 私は電源デッキを組むのが苦手で、あまり深く語れることがありません。

 誰か電源デッキの組み方教えてください。


 と一通り書いて満足したんですが、なんとまだ「0.はじめに」らしいです。噓でしょ…

 今回の記事を踏まえたうえで、次回以降デッキの組み方の記事を書こうかと思います。環境が変わらないうちに書けるといいですね…では。

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