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【ヴァイス】後攻はクソ

 皆さんこんにちは、ヴァイスシュヴァルツやってますか?

 22年前期の大会も終わり、皆様もひと段落と言ったところでしょうが、今更ながら感じたことがあるので愚痴のような記事を書こうと思いました。

 後攻はクソ!!!!!!!!

 周知の事実としてヴァイスは先攻ゲーです。私も昔から先攻ゲーだと聞かされて育てられてきました。

 では、どの辺が先攻ゲーなのか。知ってる人には今更ですが、今回はそこについてキレながら文章を書いていこうと思います。

1.先攻1ターン目はノーリスク、後攻1ターン目はハイリスク。

 まず1ターン目ですが、先攻は1回しかアタックをすることができません。

 だからどうした。序盤の手札リソース考えれば多パンは後続がないので、普通は1パンしかしません。序盤に殴る理由は、相手のカードを倒すためです。

 先攻1パンはしてもしなくてもいいのです。もし仮に先攻で殴ったカードが返しで処理されても1ストック=1ハンドの現ヴァイスでは何のリスクもないです。

 一方で後攻ですが、まず相手の先攻1パンしてきたカードを処理できないと相手に1アド貢献してしまいます。処理できなかった瞬間にすでに劣勢です。

 にもかかわらず、移動をはじめとする処理しにくいカードをストックを使わずに処理しないといけません。基本的にマリガン込みの素引きした7枚で何とかしないといけないです。引きゲーです。

 さらに移動に対して、後手3パンで処理をする場合、あまりにもリスクが大きいです。3パンにより失ったハンドを取り戻せるかも怪しいですし、先攻がレベル1に上がって三面展開してきたカードを後攻レベル0で処理しないといけない可能性もあります。まず無理です、相手に爆アド取られます。

 ちなみに先攻がドローゴーした返しに後攻が移動を立てたところで、先攻2ターン目は手札が9枚あるため、処理のしやすさにおいて先2と後1ではあまりにも差があります。

 1ターン目からあまりにも格差があるんですね、クソです。

2.レベル1に上がるターンが先攻は3ターン目、後攻は2ターン目。

 上記の通り、後1での3パンはあまりにもリスクが高いため、基本的に後1は2パンまでで抑えてきます。その次の後2のターンに3パンしてきて先攻側はレベルアップしてレベル1になるといった感じです。

 一方で、後攻は先1の1パン、先2の3パンによって2ターン目にレベル1になる可能性が割と高いです。

 先攻側は、レベル1までに大体手札11枚ストック4枚で迎えられるため、1に上がったタイミングの盤面をかなりいい形にできます。

 一方で後攻側は、レベル1の初ターンを手札9枚ストック1枚で迎える場合があり、まともな展開もできず、引きがよくなければ0と1の中間みたいな盤面になってしまいます。

 後2のターンで無理に動かず0のように戦う手もありますが、基本的にそれをすると次の後3ターンは下手したらレベル2になっています。実質レベル1が飛びます。

 先攻はキャンセル運に左右されにくいですが、後攻はキャンセル運がないとまともにゲームメイクができないんですね、クソです。

3.後攻3ターン目は7パンされて迎える、先攻はせいぜい5パン。

 このゲームは一周目の山は基本的に弱いため、早めに回してリフレッシュすることが推奨されるゲームです。

 不必要と言っている強い方もいますので一概には言えませんが、基本的にはレベル1帯でリフレッシュできるとゲーム展開がいい感じになると思います。

 で、リフレッシュができるタイミングですが、山を早めに回せる構築にすると基本的に3ターン目が目安です。遅い構築だともっとかかります。

 3ターン目に山を削る連動多面を駆使して1リフレッシュを迎えられるかな、といった感じです。

 で、その3ターン目なのですが、先攻の場合は後1で2パン、後2で3パンと受けて迎えるパターンが多いため、まぁ大体レベル1で迎えられます。

 一方後攻ですと、先1で1パン、先2で3パン、先3でCX込み3パンと受けてターンを迎えるため、そもそもレベル1で3ターン目を迎えられるかすら怪しく、キャンセル運次第です。

 弱い山を崩しに行くターンを迎えるまでに受けるパンチ数がそもそも違いますし、CXまで考えると打点量も違いすぎます。クソです。


結論:一周目山に関しての格差がひどすぎる。

 私はこのゲームが始まった時からプレイしているわけでもないですし、今更ルールを変えろとは言いませんが、なんでこの格差を放置したまま14年もこのゲームが続いてるのか理解に苦しみます。

 ヴァイスに勝ちたければジャンケンを極め、透視能力を使って先攻マーカーを打ち抜きましょう。


 おわり。

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