【ヴァイス】レベル0互換あれこれ(前編)

 みなさん、こんにちは。ヴァイスシュヴァルツやってますか?

 今回の記事は、いつものようなデッキ紹介ではなく、レベル0の互換についての考察、もとい個人的な感想を書いていこうかと思います。

 そもそも、どのデッキにおいてもレベル0帯の構築はデッキによる個性はあまりなく、何互換があるなしで決まってくるところがあると考えています。特に新弾が出たばかりのの叩き台構築を自分がするときは、ほぼテンプレが決まっています。

 その内訳は、
 移動、フカ次郎、オカ研、集中、CX交換の五種類です。

 まずこの五種類の互換がタイトル内にあるかで、私の構築モチベーションが激変するレベルでこの五種類は重要です。

 その他0の互換の中で強力なものでは、
 両断、中学生、ドキテマ、天城、応援があります。
 ですが、そちらは後編で触れていこうかと思います。

 まずは、叩き台で採用する五種類の紹介と採用理由について、書いていこうと思います。

●移動


 移動にもいろいろ種類があり、純移動、拳移動、中央移動、正面移動、逃げ移動などがあります。

 生存の見込める先攻1ターン目のアタッカーとしての役割が主です。

 他のテキストにもよりますが、査定の軽い中央移動や逃げ移動が、今は強く、パワーが3500サイズまで出せると先攻以外でも役割が持てるため、非常に強力です。3000サイズでもシステム単体には踏まれなくなるので、先攻で投げる分にはとても強いです。

 現環境は谷風互換の流行もあり、移動の生存はそこまで期待できないのですが、ワンチャン生存する可能性があるストックを溜められる(使わない)0アタッカーであることが大事です。
 2ターン目以降でオカ研や集中を使うためのストックを作ることができるので、デッキの取り回しやすさがグンと上がります。

 ちなみに、別に移動しなくても生存が見込めるなら何でもいいと思います。
・ストックを使わないこと
・0帯で返しの生存が見込めること
・0帯で相手のカードを踏めること
 この三点を抑えているとことが大事なので、極論4000デメリットバニラでもいい枠だとは思っています。35のデメリットとメリットが共存してるアタッカーとかを採用するのもありですね。

 移動とひとまとめにしましたが、生存するアタッカー枠って感じです。

 

●フカ次郎


 フカ次郎と書きましたが、上記カードはフカ次郎互換ではないです。
 最近は、フカ次郎ばかりしか刷られないのでフカ次郎と書きましたが、暁、チユリ、フカ次郎といった、cip,pig,リバース時問わずストックを使わないで手を切って3,4枚から1枚取るカードの枠で書かせていただきます。

 現代ヴァイスは超高速化しており、CXも無限に打たれることが多いため、一周目の弱い山は早々に終わらせるサポートをするのが主な役目です。

 それに加えて、任意の手札を切ることができる、手札の質を上げることができる、といったようにストックを使わないにしてはやっていることが非常に強力で、先攻から投げてもしっかりと2ターン目のオカ研や集中に繋ぐことができます。

 こちらも、パワーが出せると非常にうれしいのですが、フカ次郎互換はパワー査定マイナス1000なのでパワーがあまり出ません。ですが、パワーパンプテキストが付いてるものが多いので、パワーが出るかどうかはタイトルによるところがあります。3000や行き3500サイズが出せるカードがプールにあると最高ですね。

 移動と合わせてストックを使わない0アタッカーが8枚体制になると、初動から1までの動きがかなり安定します。最近はpigテキストは不発にさせられやすい環境ですし、フカ次郎の場合対象不在で手札が減る可能性もありますので依存しすぎも危険ですが、積極採用したい互換だと思います。

 要点を抑えますと、
・ストックを使わないこと
・デッキを3,4枚見て任意札が取れること
・任意の手札を切ることができること
 この三点を抑えていることが大事です。

 この枠のカードがないプールはそれこそドキテマや収録中、3落下などに頼るか、集中で無理やり山を削るか、一周目山を割り切る必要が出てきてしまいます。

 何よりもデッキに欲しい役割が集約していることが、このフカ次郎枠の強みであるのです。


●オカ研


 オカ研、ドジっ娘などの、1ストック1クロックコストで、レベル1以下のカードをサーチするカード互換の枠です。指定特徴サーチや控え回収枠も一応この枠と見ていいかと思います。舞台に出すタイプや、発動がリバース時も一応入れてあげてもいいです。

 こちらの互換は2ターン目に1帯での理想盤面を目指すときに大きく貢献します。2ターン目でレベルが上がる上がらない問わず、手札を減らさずに前列後列で足りないところをサーチしながら、自身がアタックすることで使ったストックも帳消しにして次ターンに繋ぐことができます。
 現代ヴァイスはかなり早いので、2ターン目にレベル1に上がって強い動きをするメリットも大きくなってきたため、自傷でレベル1に上がる択が視野なのも強力です。

 この枠は確実性が求められるので、やはり理想はcipの山サーチがベストです。それ以外は妥協です。
 一応pigのドジっ娘タイプはうまく使えれば盤面圧迫せずテキストを使えたり、先1で投げてもテキストが使えたりとcipに勝る部分もあるのですが、相手によって不発させられることも多いです。
 色やパワー次第で入れ替えも視野といった感じでしょう。

 オカ研互換もパワー査定がマイナス1000あるので、アタッカー枠になるのが難しいことが多いです。あまりパワーが増えるテキストもつけてもらえない印象があるので、自分が使ったストック分を取り戻すくらいの感覚でアタックに参加させましょう。

 この枠の要点は
・手を減らさず欲しいカードを取れること
・任意自傷できること
・発動が安定していること
 これらを抑えていることが重要です。

 オカ研が無いタイトルはサーチをフィレス互換などに頼ることになるのですが、フィレス互換はコスパ劣悪であり、ゲームを通した圧縮弱くなるので、厚く積むとかなり苦しい戦いになってしまいます。

 4枚がっつり積んでもデッキの動きをにぶらせないオカ研こそが最強なのです。

●集中


 アド集中全般です。サーチ回収3ルックなどいろいろありますが、どれがベストかはデッキ次第です。2レストコストのものよりは、流石に自身レストのものが使いやすいです。

 集中は、盤面に常駐できるアド源です、「思考停止で打つと弱い」だの、「一周目の集中を打つ奴はバカです」だの言われますが、普通に強いです。

 山削りや任意札のを毎ターン供給できることが弱いわけないでしょう。

 まず一周目の山に置けるヒット率はそこまで高くはありませんが、それでも期待値は悪くなく、弱い一周目山を削りながらワンチャンス欲しいカードが取れるのはリスクリターンで見た時にリターンが圧倒的に大きいです。
 任意札を取れるということは、1連動などさらなるアドにつながるカードを取ることができるため、手札1枚以上の価値があります。

 二週目以降の山では、さらにヒット率が上がるため、よりアドバンテージを稼げる可能性が上がり、クロックを叩かないことで打点レースにおいても優位に立てます。

 じゃあ集中の何が弱いのか、それは不意に負け筋を自分から作ってしまうことにあります。
 圧倒的優勢だったのに、集中をしたらめちゃくちゃヒットしてしまいハンドを溢れさせながら弱い山を相手にぶち抜かれて負けた。みたいなやつです。
 山弱いから少しでも削っておかないと、と集中をしたらヒットしてしまい、さらなる弱い山が生まれてぶち抜かれて負けた。みたいなやつです。

 つまるところ、集中は当てなくても勝てそうな時、山が削り切れない弱い山の時は打たないほうがいいです。一周目の山は別ですが。

 まぁ結局打たないことでアタックでトリガーしてしまっただとかもありますし、結局結果論下振れみたいな話なのですが。

 一応要点を抑えますと、
・舞台に常駐していて毎ターン打てること
・山が掘れること
・任意札を取れること
 これらが集中の採用理由です。

 集中は運ゲーカードですが、分のいい運ゲーなので採用して使っていきましょう。

 ちなみに集中にパワー補正テキストが付いてると持てる役割が増えてさらに強いです。どの集中がいいか選ぶときにおいて、かなり重要な要素だと私は考えています。

●CX交換


 最近もはや必須級となったCX交換です。流石にcipのものの方がいいです。

 役割としましては、序盤の上CXの処理。終盤の上CXの確保です。

 CXコンボはゲーム中超コスパがいいテキストです。
 下連動では手札を減らさず、むしろ増やしながらソウルを伸ばし、次につながるカードを確保できますので、デッキの圧縮やゲームの安定にも繋がります。
 上連動はCXコンボになることで、詰めに要求されるストックや手札に対しての打点期待値が大幅に向上します。
 つまるところ、打点過剰などよほどのことがない限りはCXは打ち続けるのが強いです。

 が、CXもあくまでCXコンボが絡むなら強い、という話であり、無対応で撃ち続けると一瞬で手札が枯れます。故に、終盤まで使いどころのない上連動のCXは邪魔であり、貼ったところで次につながる動きもできません。

 そこで1ストック使ってでもCX交換で下連動のCXコンボを使い、デッキを無理やり回します。

 枚数過剰はフカ次郎や収録中などで処理し、違う方のCXだけある状態はCX交換で処理するのがベストと言えるでしょう。

 また、ラストの詰めをCXコンボに依存してるデッキがほとんどの今のヴァイスでは、CXの受けを二倍にできるCX交換はめちゃくちゃ強力です。CXはそもそも狙って引くのが難しいカードなので、中盤に上CXを切っていると最後に引けてないことも多々あります。

 CX交換がないタイトルは、他の手段で上CXを処理するために収録中などをこの枠に入れるといいかと思います。

 オンリーワン性能に近いので要点も何もないですが、
・中盤までの上CXを処理できること
・終盤に上CXを確保できること
 もはやこれはCX交換でしか実現できません。一応1ストック1ハンド3ルックとかも似たような役割ではありますが、確実性が違いすぎます。

 ですが、そこまで多用するテキストでもなく、お守りとして手札に確保しておけるといいよね、くらいのカードなので上記のカードたちと違い2枚程度採用すれば十分でしょう。


●おわりに

 といった理由で、最近の私は、
 移動4、フカ次郎4、オカ研4、集中4、CX交換2
 からデッキを組み始めています。デッキ基盤におけるほしい要素ほぼすべてがカバーできるため、この構成は非常におすすめです。
 そこからデッキによってカスタマイズしたり、枚数を削ったりしています。

 テキスト優先するあまり、0でパワーが出ずに相手の3500に無限に居座られたりもするので、パワーラインもしっかり考えたうえで組みたいですが、このラインナップがしっかりパワー出せるデッキは基盤最強ですので、ぜひとも探して組んでみてください!

 気が向いたら、強いテキストなんだけど役割が持ちづらい…?
 両断、中学生、ドキテマ、天城、応援の後編を書きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?