ヒトの陰口・悪口はどこで誰に聞かれてるか分からない、という話
パソコンが壊れまして、ええ
新しいパソコン購入したは良いものの、コロナが中国で半導体がなんやかんやで発送が最短2ヶ月後とか言われまして、ええ
動画作りたいけど作れない、あまり社用PCを私用で使う訳にもいかんし
あ、ぼくyoutubeで動画投稿してるんですよ、この記事開いたのならチャンネル登録していけ
で、パソコン壊れたからってずっと放置してる訳にもいかないので、なにか活動してる風を装いたいなぁ~と思ったので
noteを書きます
表題の件、ボクが小学生の頃のトラウマ体験談です、それを体験して得た学び、気付きの話
note見てる奴らはどうせ、学びとか気付きとか、そういう意識高いフレーズ好きだろ?この記事にもスキしてゆけ
とゆことで本題
小学校、4~5年生くらいの頃かなぁ、当時ボクのクラスには転校生が居ました
彼の名前はタナカくん、親の影響か、はたまた転校前の学校の影響か、ちょっと斜に構えた不良という感じ
ガキ大将とは違ったベクトルの、早すぎた厨二病の様な不良の子でした
パーマを当てて、500円くらいのデパートのガチャポンのシルバーアクセのパチもんみたいなのをジャラジャラ付けて、同学年の中でも異彩を放っていたのを覚えている
またたく間にクラスのリーダーとなり、彼の言う事は絶対、彼の思想はクラス男子の総意、クラスでなにか玩具がブームになるには彼のジャッジが要る、彼が「こんなのダセェよ」と言ったらその玩具は流行らせちゃいけない、という謎のルールが爆誕したもんです
とまぁ猛烈に存在感を放つタナカ君ですが、まぁ当然の様に、裏ではメチャメチャ嫌われてました
彼の居ない所ではいつも、彼の悪口大会で大盛り上がりしたものです
表面上は仲良くしつつ、従いつつも、裏では「生意気、ウザい、痛い」と、当時はウザい痛いという概念は無かったけど、要はそういう嫌われ方をしていた
で、そんなある日の放課後、ボクとタナカ君と他モブ数名とで遊ぶ事になったのですね
当時は任天堂64の全盛期、他モブ数名のうち一人の家に放課後集まり、初代スマブラやろうぜ!と約束しまして
お菓子を持ち込んでモブの家で遊んでいた訳ですよ
そしたらタナカくん、1~2時間くらい遊んだ後、急に「お前らと遊んでもつまんねーな」と言い出したんですね
「64とかガキの遊び」 「俺もっと大人の遊びしたいんだよね」 「お前らガキはガキ同士宜しくやっててくれ、俺もう帰るわ」と
さっきまで仲良く遊んでいた筈なのに、急にボク等の事を捨て台詞の様に罵倒して、帰り支度して出て行っちゃったんです
当然、残されたボク等は「え?なになに?」 「どしたの?」 「なんか怒らせる様な事言った?」と困惑
振り返っても怒らせる様なポイントは皆無
なんなら一緒に遊んでたマリオカートも、ゴールデンアイも、初代スマブラも、ボク等はタナカ君に気を使った接待プレイをしており、その日タナカ君は中々の戦績を収めていた
理不尽な罵倒を受け、一方的に帰られ、まぁ何というか残されたボク等は普通に気分が悪い、ゲームどころではない
自然と、タナカ君悪口大会が始まった訳ですよ
「なんなのアイツ」
「自分勝手過ぎるだろ」
「ていうか今日アイツ誘ったの誰だよ」
「もうアイツと遊びたくない」
と、そりゃあもうおクチがヒートアップして止まらない
会場は更に加熱
「もう明日からアイツ仲間はずれにしよ」
「元から裏では仲間外れだけどね笑」
「誰々も○○もアイツの事嫌いだって言ってたよ」
「ていうかクラス全員アイツの事嫌いだし」
ちなみに当時のボクは草食を極めすぎてヒトの悪口を一切言えず、また何か良からぬ予感というか、悪寒を感じていたので
その日のボクは皆がタナカ君をボロクソに叩いてる中ヒトリだけ悪口は一切言わず、だんまりを決め込んでいました
5分程経っただろうか、ひとしきり日々のタナカ君に対する不満悪口を言い終えたタイミングで
隣の部屋から
ガタンッ!!
という物音と同時に
「お前らふざけんなよぉおおおおお!!!」
という大絶叫
ドタドタドタッと誰かがこちらに向かって走ってくる
そうです、タナカ君です
鼻水と涙で顔面デロンデロンに濡らしたタナカ君が隣の部屋から颯爽と登場した訳です
タナカ君、帰ってなかったんですね
ボク等にドッキリを仕掛けようと思ったらしく、帰ったフリして隣の部屋の押入れに隠れてたんですって
なので悪口、全部聞かれてました
ボク等はボク等で「ぎゃああああああ!!」と、互いの肩を抱き合いながら部屋の角に飛び退く
「何だよお前等!そんな事思ってたのかよ!俺のこと嫌ってたのかよ、、、」と問い詰めるタナカ君
そこからはもう地獄
正座させられて、ワンピースの感動シーンの様なデロンデロンの泣き顔のタナカ君に問いただされるボク等
「クラスの全員俺の事嫌ってるって何だよ」
「なんで直接言ってくれないんだよ」
「嫌ってるならなんで今日一緒に遊んでんだよ」
「そりゃ俺も悪いところあったかもしれないけどさ」
問答は1時間くらい続いただろうか、その間タナカ君は泣きぐずりっぱなしだし、他のモブも泣き出すし、途中でその家の親が帰ってきて何事かとまた事態がややこしくなるしで大変大変
ちなみに前述した通りタナカ君悪口大会中、ボクだけ無言を貫き通したので、タナカ君の中でも「こいつだけ味方」という認識をされてました、嫌いだったけどね
なんやかんやあって、河原で喧嘩した後の不良の様にお互いのわだかまりが解消されて、ボク等とタナカ君はその日以降ほんの少し仲良くなれたのでした
ただ、今になって冷静に振り返ると喧嘩ではなくただただタナカ君が陰口言われまくっただけ、被害者なだけの事件だし
クラス全員に嫌われてる疑惑がある中、次の日以降も普通に学校に来ていたので、すげぇメンタルだなぁ、よく不登校にならなかったなぁと思う
まとめというか、このエピソードで何が言いたいかというとだね
ヒトの悪口陰口は、いつどこで本人に伝わるか分からない
なんなら隣の部屋の押入れに本人が潜んでるかもしれないので
程々にしましょう、という事
以上、さいなら
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