【鳩のラジオ】｜ vol.9　韓ドラから考える!｜「私の解放日誌」｜私たちの鬱（人生）に光は差すのか？

【鳩のラジオ】は、あなたの「作業中」や「あなたの「作業中」や「睡眠」に癒しを与え「聴いた人が明日も頑張れる」ポッドキャストです♪脚本を学んだ鳩が勉強の為に見始めた韓ドラ。ストーリーや脚本、キャラクターの人生を通して感じたことを鳩が語っております♪

Vol.9からは、全６回にわたり、鬱・死・アルコール依存など、扱いづらいトピックを扱いつつも、現代人の囚われている価値観や、そこからの解放を見事に描いた、「私の解放日誌」についてお話しております。

「私の解放日誌」

監督｜キム・ソクユン（「ロースクール」）　脚本｜パク・ヘヨン（マイディアミスター）　
演出｜ キム・ソギュン
キャスト｜ イ・ミンギ、キム・ジウォン、ソン・ソック、イエル、イ・ギウ

【見どころ！】脚本がパク・ヘヨン！

このドラマ、「ベイビーブローカー」の是枝監督も大絶賛の、「マイ・ディア・ミスター～私のおじさん～」のパク・ヘヨン氏が脚本なだけあり、いわゆる「韓ドラ、ラブロマンス」とは異なるオリジナルな雰囲気を持っています。

特筆すべきは、その「静謐」ともいえるトーンです。特に、前半、主演の二人は、セリフもほとんどなく、沈黙の中の演技で、内面世界へと視聴者を引き込んでいきます。こういう静かなドラマで視聴者の心を掴み続けるのは難しいと思うのですが、さすがパク・ヘヨン作家！

↑　エピソード４まで、セリフ数行のク氏役のソン・ソック！

あらすじ

ソウルまで、１時間以上かかる地方に両親と暮らす３姉弟。長女のヨム・ギジョン（イ・エル）、長男のヨム・チャンヒ（イ・ミンギ）、ヨム・ミジョン（キム・ジウォン）は、永遠に代り映えのしない自分の人生にうんざりしながら日々暮らしています。

３人の暮らす、「出て行く人はいても、入ってくる人はいない」過疎化した町に、いつの間にかやって来て、ミジョン達の父のやっているシンク屋と農業を、寡黙に手伝う「ク氏」。彼も、真面目な仕事ぶりとは対照的に、毎晩、ソジュを２瓶空ける以外は、無気力に暮らしています。

【見どころ！】ドラマではありえない主人公たち！

↑　毎日２瓶買いに行くので、コンビニの店員に「どうせなら４瓶買ったら？」と言われる。

そんな、ク氏に次第に興味を持つミジョン。しかし、彼女の興味は、単なる「恋愛」のそれとは違い、「私を崇めなさい」という言葉だった。。。

【見どころ！】普通の人たちの中のドラマを観る

↑　少しずつ変わっていくク氏

「崇める」とは、何なのか？　そして、私たちは何から解放されるのか？

このドラマは、深く考えさせられる事も多く、鳩のお気に入りのドラマの一つで、ラジオは全６回にもわたってしまいましたｗ

この回では、「鬱とそこから少しだけ抜け瞬間」について、自分の体験も含め、お話しています。※全て個人の見解です。

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鳩が舞い上がります🕊

それでは、聴いて頂き、ありがとうございます！
また、お会いしましょう！See you★

Hatoko🕊