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Netflix「DARK」最終話10話感想(ネタバレあり)

シーズン1の最終話ですね。
全てが解明されることはないと思いますがめちゃくちゃ楽しみにしてました!


ペーターの前にマッツが落ちてくるところから始まります。すぐ人工呼吸を始めるところは流石医者ですね。
トロンテを呼ぶのですがこの2人は何も知らなさそう。。急に来たクラウディアに指示されるがまま。トロンテとクラウディアは昔できてたし、力関係がありそうですね。。

イネスとミッケル
イネスはやっぱり知ってたんですね。。
「夢から覚めたい」というミッケルに対し、荘子のパラドックスの話をしますが、ミッケルの2019年は夢だったのでは…と諭しているのだと思うのですが、ミッケルからするとかなり酷な話ですよね。。
家に帰りたいと泣き喚くわけでもなく受け入れてイネスと暮らすことを決めたミッケルは色んな意味で賢すぎますよね。。

エゴンとウルリッヒ
エゴンと分かった瞬間皮肉な笑いを浮かべるウルリッヒ…笑
この尋問中、写真を撮られ新聞に載り、それがシャルロッテによって発見されたシーンは鳥肌がたちました。シャルロッテの疑惑が確信に変わった瞬間ですね。

ヘルゲ
山小屋にいる老人と出会い、彼が未来の自分であると悟ります。耳が潰れてるアップがしつこくカメラインしますね笑
ヘルゲの象徴であり、こうなってしまった原因でもありそうです。ノアを信じて良いのか疑い始めてる1953年のヘルゲにとって未来の自分からの警告はさぞかし怖いでしょうね。
しかも車をぶつけて殺そうとしてくるっていう笑

この物語で可哀想な人ランキングつけるとしたら個人的にヘルゲは3位以内に入ると思います…笑
あとペーターの下がり眉はお父さんの遺伝なんだなあと思いました笑


ヨナス
フードの男=ヨナスであることが判明。そうなんじゃないかと思ってましたが、面と向かって言われると私も子供ヨナスといっしょに泣きたくなりました…だって33年後もタイムリープに囚われてるなんて未来辛すぎません?笑
同じ時代に手紙が2つ存在している理由も分かりましたね。

自分を犠牲にしてミッケルを助けると決心したのに「僕らの父は一部にすぎない」と大人ヨナスが悟ってるあたり33年で色々あったんでしょうね。。

そのあとヨナスが洞窟で謎の機械(←未だに分からんw)を起動させます。
ブラックホールみたいなものが現れて、子どもヘルゲが時空の切れ目から見える…気を失い…
…目が覚めるとなんと未来!?

トンデモないオチでした…笑

外は原発事故が起きたっぽい荒廃したヴィンデンで、マッドマックスみたいな集団がいたので2019年の33年後の2052年でしょうか…?
クラウディアのいた場所は未来だったようですね。通りで大人ヨナスとおばあちゃんクラウディアだけ風貌が荒んでるわけですね。


ノア
未だに謎ですね、この人。。主義や信仰心?のために動いてるようですが。バルトシュもノアに懐柔されてそうな雰囲気です。。

あとノアの話から光と影の集団があるのと、ノア⇔クラウディアが対抗していることが分かります。

ここで気になったのはヘルゲが「いつも君の味方」とか言ってクラウディアに例の本を渡していたシーンです。ヘルゲはノアの部下?ですよね…
クラウディアは元々ノア側(原発側?)だったけど抜けたということでしょうか。 

大人ヨナスはクラウディアに操作されてるようなことも言ってますね。またヨナスの行動が実は起点だったようなことも言ってます。。

ウルリッヒの行動がヘルゲを歪め、自身の子どもの誘拐に繋がった?こともあるのでもう何も信用できませんね…笑
目的達成のための行動が実は原因に繋がってるっていうのが…私たちの世界の原理とは違いますね。

普通は…          原因→目的→行動→達成→変化
ヴィンデン…    原因→目的→行動→原因に繋がる

というような構造になってますね。。

あとノアの語りで子どもノアと大人ヨナスが繋がってる説ありそうじゃないですか…?

ノアの幼い頃の話で「戦場から来たような姿で悲しい目をしていた」→ヨナスが映される。っていうカメラワークが意味ありげでした。考えすぎですかね??笑


全然解決してないけどめちゃくちゃ面白かったです。。当たり前ですがシーズン2も見ようと思います!

にしてもタイムリープものって世界線が複数あって…っていうような内容が多いですが、完全にループしているのは珍しいと思いました。
映画「メッセージ」とはちょっと似てるかな?

タイムリープものの主人公ってみんな疲弊して目が死んでるのはあるあるですが笑
(長門有希、まどマギのほむら、ひぐらしの梨花ちゃん…)

シーズン2も楽しみです!

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