執筆とYoutubeの展開


つまらない雑記を書きしたためる時間ができたことを心から喜びたい。
私はついに自分の部屋を得た。ウルトラCである。

寝ている間に、息子や娘に蹴られることもなく、猫に乗られて苦しくなることもない。冷房の温度も自分で調整できるし、朝起こされることもない。

静かな環境の中で、急速にコンディションが良化し、朝1に何か書こうという気になるまでに至った。

育児と執筆は相性が悪い。

執筆のためには脳の中でイメージを膨らませていく必要があるのだが、子供はそれを壊す名人なのだ。息子は、孤独を好むタイプなので大きな問題は無いが、娘はわちゃわちゃ遊びたい年頃なので、延々と脳を壊しに来る。

足に絡みついて取れなくなって「うち、悪霊やからな」と関西弁でいってくるので非常に可愛いのだが、執筆とは相性が悪い。

とはいえ、自室が出来たので、ここの環境を整えていけば、執筆効率はあがっていくはずだ。机を買おう。即断即決。

書籍制作という本道をしつつも、Youtubeの新企画も考えている。

メンバーシップという機能があるのだが、ファンから集金するというやり方には興味がないので、どういう効用を作るかを考えていたのだが、いいコンテンツができた。

・あしか氏と学術書を読んでいくコンテンツ
あしか氏は前提知識0の状態なのだが、読んでいくと「わかる喜び」が得られることがわかった。
現代的な言い方ではないが、enlighten(啓蒙)というやつだろう。
教養によって光に包まれていくあしかを見ながら、自然と教養がついていくというハイレベルコンテンツ。

ゲラゲラ笑いながら聞けるのに、内容は東京大学の教養学部から大学院水準まであげられるので、かなり高度なことをやっていると思う。

最初は「テキスト分析学」に基づく、読み方論からの読者論、観客論。「生物海洋学入門」から理系っぽい海の話。

堅苦しく見えるかもだけど、あしかさんが興奮のあまり海に還りそうになるくらい面白かったらしい。学術的なテキストは、文字通り人類の宝。宝物に触れて心が踊らない人などいないのだ。

これをどうしてメンバーシップでやるのかというと、Youtubeの一般公開は、バズるようなテーマでやれという圧が非常に強く、そういったコンテンツを外に出していると番組の評価がさがってしまうのだ。だからメンバーシップで展開し、参加者とコメントで交流しながら、少しずつ進んでいくという構造は合理的だといえる。

なるだけ安く、なるだけ良いものを!

・コミュニティ化

メンバーシップが追加コンテンツだけでは寂しいのだが、コミュニティ化するならば、かなり割安なコンテンツとなる。
仰々しいオンラインサロンが流行らなくなって久しいのだが、どうしてあれが難しいのかというと、コンテンツを担保するのに非常に手間がかかるからだ。
Youtubeのメンバーシップの場合、コンテンツは担保されるので、あとは交流の場と、交流のディレクションを整えるだけで、日常におけるYoutube視聴が非常に有意義なものとなる。

サッカーを通じて全国を繋げていく活動とは別になるが、そこで培ったある種の経験から、面白いコミュニティが作れるんじゃないかなと考えている。

そしてそこから、本を作るダイナミズムを作り、「本ができるところが0から見えていく体験」をすることができるとしたら、これは書籍制作の現場をオープンにし、ある種の出版革命へと繋げていくことができるのではないかと考えている。

もちろん、大きな革命ではない。
価値があるのは常に、忘れかけてたマイレボリューションなのだ。

というわけで、お墓参りに鹿沼までいってまいります。


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