ヴァヒド・ハリルホジッチは永遠に日本のサポーター

ーーーーこの記事は4月27日のハリルホジッチ氏の会見の直後に書いたものですが、異様なテンションで書いたため今想うと少し恥ずかしい記事です。無難なところまで無料公開とし、以下を有料記事にさせて頂きます。ーーーーー

会見は4月27日16時からに行われました。黙ってみていようと思ったのですが、ヴァヒドから目が離せなくなりました。そして、気づくと高速で文字起こしを始めていました。

我々はなんて大きな大切なもの失ってしまったのだろう。

いや、まだ失っていないかも知れません。


もしかしたらこれからなのかもしれないと思いました。ヴァヒド・ハリルホジッチとの関係をワールドカップ一つで終わらせてはいけない。そう強く感じました。具体的にどうするべきなのかは現時点では思いついていません。

ただ、この人からもっと学びたい。馬鹿がつくほど不器用で、まっすぐで、真面目で、愛情に溢れている人から、学びたい——。

そう感じました。

以下は会見を危機ながら文字起こしをしたログを元に話を進めます。同時通訳をさらに意訳したものなので、もしかしたら正確さを欠く部分もあるかもしれません。もし気づいたら後で修正します。

ハリルはこう話し始めました。


ありがとう(日本語で言った)。

日本は素晴らしい国、家族とともに大好きな国です。ここには、伝統、歴史、文化、様々な習慣があります(恐らくオリジナルなという意味の褒め言葉)。そして、それに加えて色々な仕事の仕方があります。それを高く評価しています。日本は、敬意を忘れない国です。

私は、観光客として物見遊山できたのではありません。自分の手でこの国のサッカーに何かをもたせるのではないかと思って来ました。

素晴らしい国を、こんな形で去ることになるとは考えたこともなかった。

やっぱりハリルは日本のことを愛してくれていたんだなと思うと、辛くて仕方がない。あまりにも納得がいかない。それも実績や結果ではなく、「コミュニケーションが多少薄れてきた」という理由で解任だからだ。

会見の途中は「仕事論」と「コミュニケーション論」であった。まずは、日本についてどう思っていたのかという部分をまとめたい。

ハリルホジッチ氏の話が30分、質疑が30分ということだったが終わるわけがない。この時間設定した人は反省しなければいけない。フットボールの熱はそんな短い時間では冷めることがないのだ。

質疑応答となり2人目に質問したのは、日本代表サポーターであり、ワールドカップで現地参戦するサポーターを支援している村上アシシ氏であった。


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ヴァヒド・ハリルホジッチは永遠に日本のサポーター

中村慎太郎 旅とサッカーを紡ぐOWL magazine

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作家・Youtuber。偏差値30からの大学受験を経て東京大学文科Ⅱ類(経済系)→文学部に進学(宮沢賢治の生命観)→大学院は理転して農学系(アワビ類の行動生態および繁殖生態の比較)→自主退学しスポーツ系の物書きに。著書『サポーターをめぐる冒険』がサッカー本大賞2015を受賞。

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