安西先生、バスケがしたいです。


とりあえず宣言します。

バスケ復帰することにします。

バスケットボール引退宣言をしたのは、確か29歳のとき。体力的に厳しいし、大けがするのも嫌だし、大学院での研究生活が始まると近場にバスケできる機会も減るし……。

というわけで引退しました。

ただ、はまちゅうさん(というバスケ仲間がいます)に、「君はいつか必ずコートに戻ってくる」と言われたのを今でも覚えています。

その後は、年間1,2回くらいしかプレーはしていなくて、今はジャンプシュートをしても、放つ前に落ちてきます。リバウンドだけは得意なので何とかなりますが、フルコートでインサイドの往復をする体力はない!

あとやっぱりハンドリングも腐っていて、いや、元々ハンドリングは悪いんだけどさ。クロスオーバーで抜こうと思ったら、身体は動くんだけど、ボールが真上に飛んでいって大笑いしてしまった。指先までボールがかかってないんだよね。

バスケをやっていると、ボールが指先の点で使えるようになっていく。バスケのシュートは、イメージとしては、人差し指と中指の先端だけで放ちます。指や手のひらの面であつかうと安定しないので、なるだけ点でうつようにします。

これはマイケルジョーダンもいっていたので間違いない!

思えば引退日記を書いたのはいつだったかと思って探してみると2011年4月11日であった。ということは……。9年前なので、30歳であった。29ではなかったな。

文章がmixiに残っていたので、貼り付けてみよう。ちなみにすべて非公開にしてあるので検索しても出てきません。

そういえば、この2年後にライターデビューする前の文章である。公開するのは初めてかもしれない。全部非公開にしてあるからだ。ねらーさんに黒歴史を発掘されては困るからである。

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バスケ引退宣言

引退と言ってもこれから全くやらなくなるわけじゃない。

昨日までは「最近バスケやってない。」と言っていた。
これは、日常的にはバスケをしている人が一時的に行なっていない状態であることを匂わせる表現だ。

今日からは「昔バスケしてた」という表現にしようと思う。

過去形で語ることで、ある種の責任を肩から下ろすことが出来るような気がする。だから、そういうことにした。

先日、色々合って所属していたチームを辞めた。
その詳細な理由を語るつもりはない。

誰かがぼく以外の人にその理由を尋ねることもあるかもしれない。
場合によっては、その際の説明がぼくからするとしっくりこないものであるかもしれない。

けど、それはそれでいい。
誰が何といおうと、大切な友人との信頼関係が揺らぐことはない。

抗弁しようと思えば、反論しようと思えば、いくらでも出来る。
けど、それをしないことに決めた。

自分のプライドを保ちたいというどす黒い欲望を、スパっと刀で切り捨てて、透明な心で他の楽しみをしていこうと思う。

バスケというスポーツは、依然として最も好きで、得意なスポーツのままだ。

だけど、ぼくがバスケをするというのは色々と意味がついてしまったこともあり、純粋に楽しめなくなって来ているのも事実だった。

ある種の汚れ役をする際に、それが誰にも感謝されないことなどわかっていた。

疎まれることすらあるのも知っていた。

けど、自分が関わって作った「場」が良い状態に保たれていて、そこにいる人が笑顔で楽しんでいてくれたらそれで全く問題がなかった。

しかし、それはバスケの楽しみ方としては歪んだ楽しみ方であったのかもしれない。

バスケを楽しむなら、純然とバスケを楽しめばいい。

かつて非常に熱を入れて練習したことがあった。
だからバスケはかなり上手になった。

運動神経がいいわけでも背が高いわけでもない未経験者だったことを考えると、胸をはってもいいくらい上手くなったと思う。

けど、その上手さを現状の生活スタイルをこなしながら、維持していくのはほとんど不可能だ。

一番シュートが入った頃に戻れることはもうない。
このまま老いていくと共にさらに衰えていくだろう。

それに抗うことはしない。

バスケは怪我の多いスポーツだ。
急性の大怪我はもとより、慢性の怪我をヒザや腰などに抱えるリスクも高い。

だから、30になった後にもバスケを続けていくには強い覚悟が必要だ。

そして、ぼくにはその覚悟はない。

30以上になっても高い競技能力を維持している人には敬意を覚える。
同時に、自分には無理だとも感じられる。

幸か不幸かチームも辞めたことからそういう結論に至った。

今まで、バスケのプレイヤーの皆様とは非常に楽しく有意義な時間を過ごせた。

様々な勉強もさせて頂いた。
厚く御礼申し上げる。

これからぼくが週末をどのように過ごすかについては、また別の日記で書こうと思う。

一種の企みも含めて…



何の話かというと、自分の作ったバスケチームがあって、そこが乗っ取られるような形になり、もう面倒だからやめることにしたというお話です。

当時の僕は甘いところがあり、しっかりと権威と権力を握っておくということをしなかった。それを保つための努力もさぼっていた。

けどそれをしっかりしておかないと、結局自分を信じて集まってくれた人にとっての不利益になってしまう。権力がどうしても欲しいというタイプの人がいて、そういう人達の目的は権力を奪取することにある。

自分で権力を作ることは出来ないから、人が作った権威を奪い、それによって上に立つ。だけど、上に立った後のビジョンはないから、揉めに揉めることになる。もちろん奪取の段階でも揉める。

まぁ韓国政治のグダグダ感を見てもらうと、あああんな感じかとわかるかもしれない。

あの時はバスケは続けられないなと思い、サッカーに専念することにした。その結果、サッカー記事を書くこと出来るようにもなったわけだから、それはそれで良い。バスケ記事でもいけたんじゃないかという話もあるかもしれないが、読者層の知的水準……、というよりも、平均年齢、精神年齢が大きく違うため、ぼくにはサッカー記事のほうがフィットしていた。

あの時の反省点は、OWL magazineをやっていく上でも生きている。妥協はしないし、自分が得てきたものは絶対に引き渡さない。その厳しさがあるからこそ、人に優しくすることも出来るのだ。


さて、ややこしいことは抜きにして、ぼくはバスケに復帰することにした。

何故か。

最大の理由は肥満である。

あー、太ったー!65kgもあるよ!!と思っていたのがバスケを引退した頃。太りすぎてやばいと必死にトレーニングしはじめたのがサッカーに向き合い始めたころで、そのときですら70kg。

いまのおれ。

83kg

おーじさん、おじさーん、Oh  Jesus。

俺は痩せるぞ!!


そのためには何かやりたい。その中で、やはりバスケがしたい。バスケは音が良いスポーツなのである。ただ、BGMをガンガン鳴らしているところは駄目です。せっかくのバスケの良い音が聞こえなくなってしまうから。

もう一つは、運動不足に悩む今、何か始めたいから。ウォーキングでは運動して緩すぎる。最近激アツのサウナは、筋力は鍛えられない。

なら筋トレすればいいじゃないかとなるのだが、筋トレだけをやるのは嫌いなのだ。これはもう20年間出来ていないので、これから出来る見込みもない。ジムにいこうが、自宅でやろうとしようが、絶対に無理なのだ。必ず飽きる。

だから球技がいい。

サッカーはやるためのハードルがとても高い。やれるならサッカーがベストなのだがスケジューリングがきつい。また慣れるとサッカーも運動強度が下がる。心肺機能としては疲れるのだが筋力はあまりつかない。

ぼくは痩せなければならず、そのためには筋力をつけて代謝を上げないといけない。もちろんサッカーでも痩せることは出来る。

フットサルは悪くないのだが、運動強度が低すぎてあんまりトレーニングにはならない。慣れると全然疲れないからね、フットサル。

もちろん、全盛期のように延々と前プレを続けて、奪取から得点を取るというプレースタイルにすればちゃんと疲れるので、それはそれでいいのだが……。

あと、ちょっと高い。フットサルをやると一回あたり2500円とか取られるわけだけど、バスケなら高くても500円である。定期的にやるとなると財政的にはバスケのほうが良いのだ。


というわけで昔のバスケ仲間であるモケさんにも連絡を取った。モケさんとは先日タクシーに乗っているときに偶然車から見かけて声を掛けた。

モケさんは全身バスケブランドだったのでまだやっていることだろう。彼はモケバスというプロジェクトの主催者なのである。

あと近場でバスケできるところないかな。探してみよう。お嬢がやったやつは最近活動してないのかな。

探せば結構あるんですよ、バスケやってるところ。あとバスケの誘いも大歓迎です。ガチガチにセットやってるチームとか、平均身長が185cmとか、大学のサークルでみんなバカみたいに走るとかそういうところじゃなければ、混ざることは出来ると思います。

というわけで今日からぼくはバスケ選手。

とりあえず、復帰宣言。


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