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バレンタインデーの戦い

2月14日は、バレンタインデー。日本では、女の子が好きな男の子にチョコレートを贈る日になって久しい。2月になると、コロナ禍であっても、バレンタインに自粛はないようで、スーパーやデパートには特設コーナーができる。
のぞいている分には楽しいけれどね。

小学生の頃は、大好きなあの子の家に、手作りチョコを持って行ったな。後日、その子の妹に、「あれ、結構苦かったよ」と言われて完敗。砂糖を入れ忘れてた。チョコにはかなりストレートなメッセージ、書いてたんだけど....汗

中学校では、モテモテのあの子に誰にも悟られずに渡すのが戦いだったなぁ。。。あえなく、ホワイトデーに、みんなの前で「はい、これ」ってお返しをされて完敗。

大学生になったら、料理がうまい同級生が、一緒に彼氏へのフォンダンショコラを作ってくれた。同級生が盛り上がってくれたほど、私の彼氏への気持ちが盛り上がらなくて、そのギャップが辛かったな。彼氏は、すごく喜んでくれた。それがまた、苦しかった。

社会人になって都会に出たら、初めて死んでもいいほど好きになった人は、好きって言っちゃいけない人で、ハートとピンク色とキラキラではなやぐ街を横目に、振られても良いから「好きです」って言えることって、本当に幸せなことなんだな、と思った。

男の子は、今年はもらえるかな、義理チョコでもいいから!の気持ちで、朝、家を出るのかな。近ごろは、職場での義理チョコ配りも、合理化の波でなくなってきたよね。確かに楽だけど、なんだか味気ないよね。もっと、るんるん、わくわく、しようよ。

バレンタインデーは、日本では(今のところ)自分から動く日だから、クリスマスよりも、私にとっては戦いの日だ。自分からアクションを起こすかどうかで決まる日だから、人のせいに、できない。まざまざと突きつけられる、恋愛偏差値の低さ。しょーもないことを気にして、目当ての人にサラッと渡せない、ふがいなさ。渡したい人を見つけきれていない、落胆。

来年こそは、の決意を胸に、このつぶやきはここに置いておきます。
みなさんが愛する人に、愛してると言えますように。

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