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もう諦めた

ある部下の話です。
学生時代から今までこのような人にあったことがないので最初は面食らいました。
今では、そういう人間だと認識して深く考えないようにしています(その場ではイライラしますが)。

①挨拶しない。

②他部署から仕事を依頼されるときに「お願いいします」と言われても返事しないで資料をぶんどる。

③もちろんその依頼を返すときも言葉をかけない。

④指導や、こうしたほうが良いよといった内容は、その日だけ、良くて数日でやめて、自分のスタイルに戻る。結果、効率も落ち、周りを不愉快にさせる。

⑤謝らない。明らかに自分に非があっても謝らない。お客さんがそうしたからこうなった。
自分は悪くない論法。私達の仕事はお客さんがそうしないように対策を取るのが仕事です。

ちなみに30半ばで中途採用。現在40代。

衝撃的な内容を1つ。

夜半から昼にかけて大型台風がくることが分かっていた。
電車通勤のため早めに出れたら出てねと、
まあこれは、実行。
たまたま自分と住まいが近いということもあり、最寄り駅が同じのため、最寄り駅で遭遇する。
最寄り駅から職場まではいくつかのルートを取れるので、それぞれ別のルートを選択し、会社に行くように話し合う。
最悪どちらかが始業時間に間に合えばいいので、電車、バス、徒歩を駆使し到着を狙う。
話し合いを終え、別れ際に、「互いにどういう状況か逐一連絡をラインで」と話し違う路線へと移動した。

「こっち、今動き出しました」
「何時に中継駅につきます」
「最後の乗り継ぎ駅遅延と人が多すぎるのでホームまで行けないよ」
「なのでこちらは徒歩で4キロくらい歩いてもなんとか始業に間に合いそうなのでそうします」
「今どこ?」

既読もつかん。


こちらは、なんとか始業前に到着。歩くといっても途中何度も小走りくらいはせんと間に合わないので、体力限界。

「今どこ?」
「電車動いてる?」
流石に始業時間が迫り、連絡が何かしらあるだろう。

お客さん対応に入り、始業より20分ほど経過。

まだなんの連絡もない。既読はついている

45分を過ぎた頃、なんの挨拶もなく、息を切らした様子もなく出社。

流石にブチ切れる。


「ラインで逐一連絡取り合おうって言ったよね!?」

「はい、言ってました。」

「わかってんならどうして連絡見たり、連絡せんの?どっちが先につきそうとかお互いにアクションせな分からんやろ?」

「スマホをリュックに入れてました。」
ん?で?
「リュックに入れてたから見てないし、連絡できませんでした。」
「……………。」

「まあそれはいいや、始業時間に間に合わないなら連絡せないかんやろ!?」

「しました。」

「どこに?なんも来てない。部長にか?」

「いえ、会社に連絡しました。」
「受付に連絡なんも来てないぞ。」

「始業数分前に連絡しました。留守電でした。」


「…………。」呆れるばかり。

「始業前留守電なんか前からやん。百歩譲って部長にやし、そもそも俺と連絡取り合おうって話しはどこいった!」

もういいや。
時間が過ぎ、お昼休み。

颯爽といつものように職場近くのコンビニ弁当を出す。


また、ブチ切れました。はい。


おしまい。






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