【Valorant】AscentのA攻めにおけるヘヴンスモークはどれくらい必要で、どれくらい不必要なのか。
まえがき
表題のスモーク要らなくね?燃やした方が良くね?と思っていたが真偽が気になったのでVCT NA Challengers のアセントA setをいっぱい見てきたのでここに記す。
脳死でAsetのときにヘヴンスモークを炊いていた人は必見である。
Optic の例
Marvedはスモーク余っているけど、ヘヴンにグラヴィティウェル
別の試合のピストルA挟み、スモーク余らせてAガーデンスモーク
スモーク余らせてAset、ヘヴンにはブリーチのアフターショック、二回登場
次のケースはスモーク温存の恩恵があったラウンド。Marvedのクソデカ脳みそっぷりが光っていて、スモークを一つ温存したおかげで最終盤にAshortスモークが炊けた。スローがバレたところから、ヘヴンに敵が見えているにも関わらずAshortのみにスモークを炊き、スモークを一つ温存したおかげで最終盤にAshortスモークが炊けた。EG戦はこのあともAshortのみスモークのAsetをつづけた、が、余りすぎ説も若干ある。
Marvedがヘヴンモク炊いたぞー!
A挟みからヘヴンスモーク、Victorがヘヴンから防衛側パラノイアが飛んできたのを視認しているので、要求されて炊いた可能性がある。
これはA挟みのシーンだがブリーチウルトでサイト守りの防衛側へのデバフは十分なシーン、ヘヴンスモークにはアフターショックが入っている。
これまで見てきた例から考えると設置後に取っておいて良いのでは?となるが…
Ashortに忍ばせていたVictorとKAY/Oウルトの遅延のおかげで、防衛側リテイクが始まるころにはしっかりスモークのCDが上がっている。
次の例は、ヘヴンスモークの有効性を考えるのに有用なものである。
このヘヴンからのピークは、ヘヴンスモークがあれば防げたかと言われると、疑問である。
LGの例
わかりにくいが、A挟みでAガーデンにリスモークしている(これはちょっと)
TIGGはスモーク温存したけど死んだので抱え落ちの形ではあった。ヘヴンにはかわりにKJコロッケ(ミスってるけど)
C9の例
vanitiy は開幕Ashort側MIDスモークでCD上がってないけどAset
ヘヴンにはKAY/Oグレ、ただグレは遅れて直接投げてるからどこまで取り決めなのかは微妙
Asetでヘヴンモクなし(Ashortをスローで上がるleafを添えて)
Ashortにスモーク+ヘヴン吸い込み
Optc戦ではcurryがオーメンピックで、LG TIGGもやっていたA挟み+Aガーデンリスモーク
SENの例
Ashortのみでセットが始まったものの、やや遅れてCD上がったスモークはヘヴンに炊かれた
SENはピストルで開幕ボトムミッド確保のためのAshort側MIDスモーク。まぁまぁ早いA攻めを決めていても開幕Ashort側MIDスモークを炊く価値の方が予定されているAsetのヘヴンスモークより価値が高いの説がある。A止まった時の保険という話もある。一方C9は開幕Ashort側MIDスモークだけ炊いたので両チーム異なる意図がありそう
RawkusはA挟みで同時にAガーデンとヘヴンスモーク。Aガーデンリスモークは結構価値が高い気がしていたが、他のチームと違いAヘヴンに入る代わりのスキルがない(KanpekiのグレはAガーデンへ)のもあってかこのラウンドはヘヴンスモークを炊いた
SickはA挟みのシーンでAガーデンにまずスモーク、進行具合ではヘヴンはまだ関係ないのでスモーク炊かずである。
AsetではSickもやっぱりAヘヴンにスモークを炊かず。
似たようなAsetから、設置後のシーンでヘヴンスモーク、このポジションまならば、このヘヴンスモークを最大限活用できるだろう
EGの例
一方そのころEGはヘヴンにスモーク、Ashortにグレを投げた。
(Apothはフレンジー+パラノイアでモク1)
なんで、、、なんかのメタ読みがあったということにしましょう。
最初のバイラウンドでのAセット、Ashortスモークだけで設置して、設置後にヘヴンスモーク
Ashortスモークのみでapothはサイトに入って死んだ、ヘヴンのピークはリコンに映る形
Asetかつ2スモーク持ちの状態からヘヴンにもAショートにもスモークを炊いた例、因みに炊く順番はヘヴンが先、射線が通るのがヘヴンの方が速いのに加え、オーメンの場合一個目のスモーク発生から二個目のスモーク発生までが短くなる。
クッソ見づらいけど二回目のAsetかつ2スモーク持ちの状態からヘヴンにもAショートにもスモークを炊いた例
だが順番はAshort先 何故
何回Asetすんねん、スモーク余らせてAshortだけ炊いた。hevenにはとくにピークさせないようなスキルは無しで、設置後にヘヴンスモーク
対SENでのヘヴンKAY/Oグレ
Aセットの直前、Ashortに必要なスモークはもちろんだが、余ったスモークは3番スモークでB挟みフェイクに使った。
AshortのみスモークのAsetからのAshortリスモーク、相手のKJウルトで足止めされていたので、素早いリテイクの可能性があるためか。
こちらも設置後ヘヴンスモークパターン、防衛側のTenz目線、入ろうとしたタイミングでスモークが炊かれる。
こちらも設置後ヘヴンスモークパターン、防衛側のTenz目線、入ろうとしたタイミングでスモークが炊かれる。
GHSTの例
aprotoの星は3つで、Ashortスモーク、モーター裏スタン、Ashort星
攻撃側エコラウンドでの開幕投げれるスキル全部投げてのAset、今回は大盤振る舞いでヘヴンスモーク付き
TGRDの例
valynもAshortにのみスモークを炊いてのAセットで、jonahPがサイトをクリアしている間、ヘヴンからの射線をsayaがしっかり見ているし、valynは下の写真から見てsayaの右側を通ってサイトに入っている。こういう当たり前の射線管理があれば、並のヘヴンピークはスモークがなくとも対応できる。
AshortのみのAsetの最中、相手のフェイドウルトを起点にした取り返しが始まるも、Ashortにリスモークが効く
Ashortスモーク+Jettの真似っこスモークパターン
TSMの例
subrozaは最後の星をAshortのスモークに充てているシーンがちらほら、ヘヴンにはレイズのグレネードが飛んできている。
TSMはアセント一回しかやってないし、この試合は変則的なAshort攻めが多く、(https://youtu.be/vg0dfIuiP4Q?t=4361)あんまりいい例がなかった。
NRGの例
NRGはAラッシュを選択したものの、TSMの返しのアビリティに止められてしまう。とはいえ、スモークを余らせているhazedは時間差でAガーデンスモークやサイトど真ん中へのスモークなどでラウンドを五分の勝負に持ち込んだ。
A挟みの際、ヘヴンと接敵する直前まではスモークを投げないことで、Ashortの味方の進退に合わせてAガーデンリスモークもAヘヴンスモークも炊くことが出来る。このあとAshortで交戦が起こるが…
Ashortのひと悶着のあとA挟み続行を決めたhazedは置いておいたスモークをヘヴンに炊き、これがsubrozaのキルにつながった。かも
fazeの例
supamanも例に漏れずAshortスモーク+Aヘヴン吸い込み
C9のピストルでも見られたAshort側MIDスモークだけ炊いてからAshortスモークでのAset
これは毛色が違う内容だがA挟みのデメリットが出たシーンで、Aガーデンスモークを炊くもAshort側が壊滅、ボムはAshortに落ち、スモークもAガーデンにあるためAmainに残されたメンバーはできることがない。
Ashortから4人での攻めのシーン、二つの星はAガーデンスモークとスイッチ横スタンで、このシチュエーションでのヘヴンスモークの優先度は高くない
まとめ
Aヘヴンスモークの頻度はあなたが思っていた頻度と比べてどうだっただろうか。ヘヴンからのピークはむしろモロトフ系アビリティによってケアされる機会も多くあるだろう。オーメンブリムアストラのスモークは、他の投げ物と異なり、自分の好きな場所に投げることが出来る。その分、上手なコントローラープレイヤーを上手たらしめるのは、そのスモークタイミング適切さであると言えるだろう。今回紹介した例のように味方の進行具合やCD、セットに含まれているスキルの量、相手の良くいるポジションなどを考慮したスモークを投げられるようになりたいものである。
参考文献
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