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AR Review特集:ここ3ヶ月で発表されたMagic Leapユースケースまとめ!

来週末に開催される『ARISE#2』への準備はいかがですか?

今回は通常の『Weekly AR Review』と違い、『ARISE#2』への予習も兼ねてMagic Leapのユースケースを特集したいと思います!

最近増えてきたMagic Leap Oneを使った事例を見ていくためにも、まずはMagic Leap公式Newsroomで発表されたものから見ていきます。

それでは直近3ヶ月の間にNewsroomで発表されたMagic Leapユースケースをチェックしていきましょう!

9/8:Magic Leapで遊ぶ恐竜組み立てキット!

Magic Leap社が展開するIndependent Creator Programに採択されたユースケースの一つで、バラバラになった恐竜の骨を元の姿に戻すアクティビティです。

これは普段ゲーム制作をしてるエンジニアJakub Kisielさんの作品で、フリーランスのクリエイターとしてプログラムに参加しました。

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Source:Youtube

コントローラーをピンセットとして使い、床に散らばった骨を拾って、パズルのように組み立てて行きます。最後には完成した骨組みから生きていた姿に戻って動き出すというサプライズが!

恐竜だけでなく、他の生き物や人体の構造をMRで学習できるコンテンツになると期待されています。

9/18:Magic Leap専用水族館『Undersea』公開

Magic Leapで楽しむこのコンテンツはまさにSpatial Computingの未来を予見させてくれるものです。

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Source:Youtube

体験が始まると目の前にはサンゴ礁の海が広がり、そこには魚たちが泳いでいます。さらに、空間認識をしているので、現実のオブジェクトの位置に合わせて岩やサンゴ礁が表示されるようです。

Distinct vistas and creatures, presented in a photo-real art style, create a sense of presence and connection between creatures and the environment. (Magic Leap Newsroom)

”リアルな”デジタル空間による生き物や環境の実存感を感じさせるこのコンテンツでは、目の前のリアル空間な空間がSpatial Computingで生み出された海に置き換わる、そんな魔法のような体験を味わうことができます。

そしてタイムリーながら、MESONのARおじさんがTwitterで『Undersea』のレビューをしていました(笑)。

9/30:Magic Leapで電波の見える化?

『Dinosaur Kit』と同じくIndependent Creator Programで採択されたこのユースケースは、普段私達の日常で空間に漂っているスマホからの電波やWifi、Bluetoothの電波を可視化するコンテンツです。

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Source:Magic Leap

これはBadVRのCEOで共同創業者の一人であるSuzanne Borders氏の作品で、もともとUXデザイナーであった彼女は2Dでの可視化に限界を感じ、Magic Leapを使った3Dでの可視化に挑戦したそうです。

普段存在はするけど見えないものを感じさせてくれるコンテンツであるとともに、電波の届く範囲を確認したりと、実務的にも役に立ちそうなユースケースですね。

10/18:Magic Leapを使ったデータ活用法

同じくIndependent Creator Programに採用されたこのユースケースでは、3次元でインタラクティブなデータ分析を行うことができます。

これまで2次元に落とし込んで使っていたデータを、そのデータをそのままの次元で1つのグラフから読み取ることが可能になります。

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Source:Magic Leap

このコンテンツを開発したImmersion AnalyticsのCEO  Bob Levy氏はMagic Leapを使った新しいデータの可視化の手法を提案するためにこのユースケースをつくりました。

To offer the best data visualization, analysis, and communication solutions.

Spatial Data Visualizationとも言えるこのデータ分析の手法は、多くの要素を持つデータをより自然な形で扱えるようにしてくれることが期待されます。今後、データサイエンスの分野でも活用されるかもしれませんね。

10/22:Magic Leapで楽しむシェークスピア

Royal Shakespeare Companyとパートナーシップを結び実現したこのユースケースでは、その名の通りイギリスの文豪シェークスピアの世界観をSpatial Computingで楽しめるものになっています。

「世界はすべてお芝居だ!」のセリフで有名な“As You Like It (お気に召すまま)”の一節を楽しめるものです。

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Source:Magic Leap

Magic Leap公式によると、今回の試みは劇場や演劇のあり方を変えていくのかもしれません。

This piece represents the first step on a much longer journey toward reimagining theater, performance, and the audience experience.

 『演劇×Spatial Computing』。今後どんな楽しみ方がMagic Leapを使って提案されるのか楽しみですね。

10/25:Magic Leapでミュージカル

演劇をアップデートする一方で、ミュージカルにもSpatial Computingが取り入れられました。

フランスで行われた音楽の祭典『Comic Con Paris』で公開されたユースケース『Out There』Spatial Computingを活用したロケーションベースのミュージカルです。

自分のベッドルームから出たことのない少女 Liv が外の世界を旅する。そんなお話が展開されるSpatial Musicalです。

このミュージカルでは体験者の動きに呼応してストーリーが展開されます。つまり、環境や行動がリアルタイムで公演の中に反映されます

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Source:Magic Leap

Wilkins Avenue氏とVanessa Williams氏の手によって組み合わせられた音楽と最新技術によって、今までになかった不思議な没入感のある体験型エンターテイメントです。

11/11:クッキングを手軽に

レシピサイトを運営する『Food52』とパートナーシップを結び実現したこのユースケースでは私達のキッチンの未来の姿を予見させてくれます。

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Source:Magic Leap

『The First Spatial Food Website』と銘打たれたこのコンテンツは、その名の通り料理に特化したSpatial Webの初めての取り組みです。

“From day one we knew the ideal experience would be a deconstructed recipe appearing right in the places you need it in the kitchen.” (Ryan Charles, Chief Product Officer at Food52)

ハンズフリーの材料やレシピ表示は、これまでの本やタブレットを基調としたものとは一線を画し、”シームレスな”調理体験を可能にします。

キッチンの理想像をまさに体現したようなこのユースケースでは、Spatial Computingの日常に溶け込んだ姿を見ることができますね。

気になった方はARISEへ!

数々のユースケースが登場してきたMagic Leap。

日本での展開もDocomoを中心に広がっています。DocomoはMagic Leapに出資する一方で、自身も積極的にユースケース開発に乗り出しており、コミュニティイベントも随時開催しています。

来週土曜日の10月30日に開催されるARイベント『ARISE』では、NTTドコモの秋永和計さんをお呼びし『MRグラスとしてのMagic Leapの魅力』を語っていただきます!

興味のある方は↓のイベントサイトを覗いてみてください!



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ARスタートアップMESON所属。『Weekly AR Review』を書いてます。
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