うまれー(略)タイ旅行。2日目。その2。
これまでのあらすじ。
タイ語を喋りました。「ちゃんちょーぷそーたすざしりー↑」
午前11時。爽やかな晴天灼熱。
この日は在タイのお友達cocoさんと合流させていただき一緒にHappy moment with KristSingto ごっこを楽しむ計画。
本日の待ち合わせはラマ8世橋。気軽に渋谷ハチ公前とか新宿アルタ前とか有楽町フォーラム前とかそんな感覚で「待ち合わせはラマ8世橋」。
感動。
なにこの普段の生活に溶け込むレベルの「待ち合わせはラマ8世橋」。しれっと待ち合わせをさせていただきましたがめちゃくちゃ感動しております。ありがとうございますありがとうございます。
Happy moment with KristSingto は
①ラーマ8世橋
②ワット・アルン
③スパンニガー・イーティングルーム・ターティアン
④メイク・ミー・マンゴー
⑤マハナコーン・スカイウォーク
をめぐるバンコク観光。
スタート地点①ラーマ8世橋
ここは言わずと知れたSOTUSの聖地。
というわけでいきなりテンションマックス。ラマ8世公園側から階段を使って橋に登る。ラマ8世公園側から見ると向かって右側の歩道(下流側の歩道)に上がる。するとそこは……!
ArthitからKISSして晴れて両想いになったものの照れまくってKongpobの手を振り払うラマ8世橋。今まで画面の中でしか見たことがなかった幻の場所が実在した。この感動をどう表せば良いのか分からない私とまろちゃんは「はーぅっ!」「あーっ!」と日本語でもタイ語でも英語でもない言葉で会話をする。言葉って無力。心地の良い無力。ひゃー!まじ幸せー!死んでもいいー!寿命伸びたー!(どっちだ)
そしてここを橋の袂を振り返れば Happy moment with KristSingto でKristがダッシュした場所を拝めるはず……!
あ?
なんか違う。
橋の袂の風景が異なるし何より橋の足?塔?が Happy moment with KristSingto には全く映ってない。
え?
ここではない?
照れて手を振り払った場所の別の写真を確認する。すると自分らがいる場所(下流側歩道)の反対側(上流側歩道)にカノムチャンみたいな建物が確認できる。
Happy moment with KristSingtoにも。
Happy moment with KristSingto は、SOTUSのロケ地の反対側の歩道……ラマ8世公園側から見て左側の歩道だ……!!
これに気づいたのは日本に帰ってきてからです。SOTUSのロケ地と一緒だと思い込んでいてとんだ失敗を犯してしまいました。ショック。なんてこと。上流側の歩道には私たち行ってない。はー。脱力。落胆。放心。……仕方ない、正しいロケ地巡りをするためにまたタイに行かなくては。やったー!ラッキー!行く理由ができた!(ポジティブ)
これからタイに行かれる皆様、ラマ8世橋を観光する際はラマ8世公園から見て右側の歩道でSOTUSの聖地を拝み、左側の歩道でHappy moment with KristSingto の聖地を拝んでください。1ヶ所で2度美味しいよ!素敵!
ラマ8世橋の上で写真を撮りまくる私とまろちゃん。ちなみに昼間の橋に歩行者はほとんどいません。ホテルのおじさまが心配してくれた気持ちがちょっと分かったけど映り込む歩行者がゼロなのは我々にしたらとんだラッキー。日傘振り回しながら良い写真が撮れました。
ぴここん。ぴここん。
cocoさんからのLINE。
ラマ8世公園の横から撮ったラマ8世橋の写真と、
c「橋の下見てくださいー」
見るとそこに1人の人影が。試しに手を振ってみると手を振りかえしてくれる人影。
cocoさんだ。ラマ8世橋でリアル待ち合わせ達成だ。ひゃー!
まろちゃんと2人で階段を駆け降りてこんにちはのご挨拶。ずっと会いたかったcocoさんだしここはラマ8世橋だしかなりおかしなテンションだったので、まろちゃんとcocoさんを引き合わせてちゃんと紹介できたかどうかあまり記憶がない。多分「まろちゃんです!cocoさんです!わーい!」くらいしか紹介してないような気がする。私の中でいろんな情報がギュッと凝縮された紹介文(名前だけじゃん)なのだが、いやはや全くの初対面の2人なのに雑な私が仲人で本当に申し訳なかったです(と今ならわかるがその時は全然わからなかった)。本当に申し訳なかった(大切なので2度言います)。
cocoさんにまずは泣きつく。私はタイ語をちょっぴり勉強してて数字くらいなら読めるので、
私「cocoさん、ラマ8世公園の門が閉まってる」
橋の横にある公園の門が閉まっていて張り紙があってあったのだ。
ラマ8世公園はHappy moment with KristSingtoには出てこない場所だが、SOTUS育ちの私とまろちゃんは絶対に外せない場所であり。公園の中を拝まないと日本に帰れない。ArthitとKongpopが一緒に歩いたりベンチに座ったりチューしたりした場所を見ないと日本に帰れない。だのに閉まってるって一体どうゆうこと!?
半泣きで取り乱している私たちにcocoさんは優しく話してくれました。
c「はとこさん、正面の入口が開いてると思います(にっこり)」
ここは正面ではなく公園のよこっつらの門だった。
ははははは!cocoさんがいなかったら早とちり2人組は確実にここで泣き腫らしそのまま次の目的地に移動するところでした。cocoさんありがとう。
そして正面へ。なるほど、警備のおじさんがしっかり2人いて、入園する前に体温測定して名前と電話番号を書けと。私とまろちゃんのSIMは通話が出来ない。そんな番号でもいいかしらどうかしらと思っていると警備のおじさんが何か言う。
「○△※คนเดียว○△※〜」
あ。知ってる。タイソングでよく聞くコンディアオだ。あなた1人だけを愛してるーとかで出てくるコンディアオだ。らっくたーこんーでぃあーお♪(Natさんの声でただいま再生中)
ほー、コンディアオって言葉ほんとに存在するんだ。←
私「こんでぃあお?」
警備「คนเดียว」(うなずく)
書くの1人でいいと。コンディアオありがとう、タイソングありがとう。記名はcocoさんにお任せし使えない電話番号の危機を回避(と思ってたけど受信できるんだからもしかしてそんな危機ではなかったのか)、いよいよ公園内に足を踏み入れます。Happy moment with KristSingto からSOTUSモードに切り替わりました。
……天国だ!そこかしこにArthitとKongpobの残像がある!SOTUSとSOTUS Sとour skyyとおまけにAnEyeForAnEyeのWayuくんの残り香がぷんぷんします。
公園から橋を見上げて「ああ!この場所知ってる!」
公園の柵越しに川を眺めて「ああ!この場所知ってる!」
公園の並木道を歩いて「ああ!この場所知ってる!」
公園の東屋の前の電灯を挟んで「ああ!この場所知ってる!」
公園の中の地面を見て「ああ?この場所クルマ無理くない?(噂には聞いてたけどWayuくんここやっぱ車無理だよ?)」
手摺が修復されて別のものに変わってるとか並木が育ち過ぎて年月を感じるとか、そういった違いはあるけどそういった違いしかない。めちゃくちゃ感動。呼吸止まる。とにかく見覚えしかない初めての場所に半泣きになりながら写真を撮りまくる私。ここはこっちから撮りたい、そこはあっちから撮りたい、日傘が邪魔だから畳んじゃえ。公園の入り口から1番奥まで観光というより観察。
ん?
あれ?
私1人?
コンディアオ ?
振り返るとcocoさんとまろちゃんが談笑している。
私「あ、ごめ、私もう少し撮ってていい、かなぁ?」
2人「良いですよー!好きなだけ撮ってきてー(にっこり)」
私「ありがとう!じゃあお言葉に甘えて!」
社交辞令は私の辞書には存在しないのでまさか本当にお言葉に甘えられると思ってなかったであろうお2人。初対面の2人を奥の東屋そばのベンチに放置して私は公園を小走りで走り回るのであった。
ラマ8世公園の名場面の大半はすぐに「ココだ!」とわかったのだが、1箇所だけどうしても見つからず。
目印は2人のちょうど真後ろにあるスピーカー?電灯?よくわからないけど黄色のやつ。
この黄色のやつと、植え込みと植木と背景の建物が一度に入る場所がどうしても見つからない。この黄色を入れると同じ植え込みがないし(似てる植え込みは100万個ある)、この黄色を入れると同じ木がないし(似てる木は100万本ある)、この黄色を入れると背景の建物までも違う(色は似てるが形が違う)などなど。とにかく黄色と植え込みと木と建物が合致する場所が見つからないのだ。大好きな場面だからどうしても見つけたいのにどうしてもどうしても見つからない。
植え込みが育ってデザインが変わった?木が育って枝の形が変わった?後ろの建物が取り壊されて別の家になった?ドラマと同じ姿で残っているのは黄色だけなのか。そう考えるしかないくらいに正解が見出せない聖地。半泣き。大袈裟では無く本気の半泣き。ここなのにここじゃない。
ずっと待たせてしまっている2人の所へ戻る。
2人「おかえりなさーい!良い写真撮れた?」
2人は笑顔で温かく迎えてくれるが私はテンションがかなり落ちていて、それを正直に話す。
私「1箇所、どうしても見つからなくて。何度も何度も黄色の目印の周りを歩いたけど、どうしても周りが違ってて……でももう仕方がないので……」
私たちの Happy moment with KristSingto はまだ始まったばかりなので(寄り道が長い)次の目的地ワットアルンへ移動します……。
公園の外に出てタクシーを呼びましょう、と今いる奥の東屋付近から公園出入口に向かって歩く。ラマ8世公園は敷地がL字に縦長に広く伸びていて、ラマ8世像がある場所、沢山の木々が生い茂る場所、石畳が規則正しく敷かれている場所、芝生と植え込みで作られている場所等がある。全て綺麗に整備されていてとても美しい。歩きながらふわっと全景を眺めていると、ふと目に何かが入る。
あれ?
手前の植え込みに。
黄色の目印がもう一つある。
え?
ええ!?あの黄色って世の中に1つしか存在してないわけじゃなかったの?2つ存在してたの!?え!?そうゆうことなの!?!!!!!
私は公園の奥の植え込みに黄色の目印を見つけ、その場所を何回も何回も比喩ではなく本当に何回も走り回ったのだが、なんと手前の植え込みにも黄色がちょこんと立っていたのだ。ぜんっぜん気付かなかった。あるじゃん黄色。早く言ってよ!いやいやきっと私がトンチンカンなところを走り回ってるのを見かねた神様が帰り道で気付くようにしむけてくれたんだね、ありがとう神様テンション爆上がりよ見つけたわ植え込みも木も建物も全部正解の聖地……!感動。
左の木の枝っぷりが一致していたのがとにかく嬉しい。ourskyyの撮影から軽く4年は経っているだろうによくぞ折れずに枯れずに私を待っていてくれた。ありがとうありがとう、撮りたかった写真が全部撮れた。めちゃくちゃ元気になった。復活!さて次の目的地は行きましょう!気持ちが元気になってるから切り替えも早い(当社比)!
②ワット・アルン
タクシーでラマ8世公園からワットアルンまで移動。ここは「LoveBeyondFrontier」でワンくんが「さーとぅー」して「AnEyeForAnEye」でワユくんが泥棒追いかけるとこです。や、普通に観光名所です。シュッとしててヒューっと高くて陶器のかけらでキラキラしてるお寺(語彙力)。綺麗です。
タクシーを降りてワットアルンへ向かおうとしたのですが、気持ちが元気でも体が追いついてません。さすがにラマ8世公園で外気浴をし過ぎたせいでしょうか、このままだと喉が渇いて脱水の危機に陥る気がしてきまして。
私「ごめんなさい、入場する前に水を買いたいです」
さんざん皆様に外気浴をさせた本人からのお願いです。皆様水分補給してください。どこかに水は売ってませんか。見渡すと小さな商店が何軒かあり、すぐに3人ともミネラルウォーターのペットボトルを購入。はー、水ってこんなに美味しかったのね。幸せ、元気、脱水危険、こまめな水分補給大切。
そしてそこから徒歩30秒ワットアルンの入口へ。入場料を支払います。
まろ「海苔ちゃん(仮名。私)、水」
私「うん?おいしいね?」
まろ「違うwww、水もらった」
ワットアルンの入り口では入場券を買うと水のペットボトルもくれました。
wwwwww
今!ほんの1分前に買ったわ!水!水2本になったわ!カバンが重いわ!重いわー!
あ、でもこのお水「ワットアルン」って書いてあるしイラストもワットアルンだ。お土産に持って帰ろ。ラッキー(ポジティブ)。
さて、ワットアルン。荘厳。圧巻。すごい綺麗。背の高い塔が聳え立ってて真ん中あたりまでのぼることができる。
私とまろちゃん「のぼる!のぼる!!」
cocoさん「荷物見てますよ、行ってきてください(にっこり)」
ありがとうcocoさん、階段をのぼってみて実感したのだが見た目以上の急勾配で荷物を持っていたら結構危険だったかもしれない。ほら私たちもうバランスが取りずらいお年頃でゲフンゲフン。とても綺麗な塔で、民族衣装やとっておきの服で写真撮ってる人たちが結構いる。Kristも言っていた「ここはワット・アルンの定番撮影スポットだよ」。わかる、確かにナイスなフォトスポット。これはみんなカメラを構えたくなる。
↑こんな感じで撮ってる人たくさんいた。
↑これは階段幅がすごく狭くてめちゃくちゃデンジャラスで座ってポーズとってちょっとバランス崩したら一番下まで転げ落ちることうけあい。撮る方だって被写体に夢中になって足元おろそかになったら落っこちる。さすが我らがKristSingto体幹が強い。
ワットアルン。私たちが想像していた以上に荘厳で華麗で繊細で遠くから見ても近くから見てもとにかく素晴らしくて。降りてきたまろちゃん、塔を振り返り感慨深く一言。
まろ「膝にくるわ……」
おもしろすぎる。
さて。
KristSingtoが船に乗って移動するので私たちも船に乗ります。しかし乗り場がいまいちわからない。緑の船着場はどこ。工事現場のおじさまらしきグループが休憩していたので「これ、てぃない?」(日本語タイ語ちゃんぽん)この写真を見せる↓。
おー、こっちこっちと手招きされ進んでいくと出てきた緑の船着場。ありがとうおじさんたち!こぷくんかー(きちんとタイ語)。
対岸に到着。次の目的地、
③スパンニガー・イーティングルーム・ターティアン
……には行けませんでした。
朝ごはんウキウキ食べてた数時間前の私とまろちゃんに教えてあげたい。あなた達はスパンニガーに行くのをすっかり忘れてますよ。まだまだお腹いっぱいで正直食事ができる状態ではございません。残念ながらこちらは割愛……。何をしてるの私たち。あんなにKSバンコク観光完全再現を目指していたのに。無念。次にタイに来た時は必ず行くから覚悟して待っててスパンニガー。またタイに来る理由が増えました。やったー(ポジティブ)。
というわけで、
④メイク・ミー・マンゴー
甘いものは別腹です。
Googleマップに導かれほんとにこの道でいいんかな?という路地を突っ切る。ターティエンマーケットの端っこを歩いていたらしい(後で確認した)。このマーケットもなかなか興味深く色々と海産物的な何かがバッサバッサと置いてあり多分量り売りしてるんだと思われのだが何せ横目で見ながらの素通り。次に来た時はじっくり見よう。で、到着メイクミーマンゴー。到着が嬉しすぎて外観を撮るのも忘れて店内へ。
甘いものは別腹。マンゴーが鬼のように美味しい。クリーム・練乳・マンゴートッピングのビンスはこのボリュームなのにぺろっと完食可能。かき氷は水だしマンゴーも溶けるからこのプレートは飲み物。へっちゃら。カオニャオマムアンもいけたかもしれない。頼めばよかった。不覚。
ここではcocoさんと沢山のお話ができて嬉しくて楽しくて時間が秒で溶けました。私もまろちゃんも初タイ旅行でやはり不安満載だったので、この日のcocoさんとの約束はとても心強く。推し事やタイでの生活の事などなどほんと面白く興味深い話が盛り沢山!ラマ8世公園でもワットアルンでもはしゃぎ回ってたからここでお話ができて良かったです(公園ではしゃぎ回っていたのは私だけです)。
メイクミーマンゴーを退店、cocoさんとはここでお別れ。別れ間際に有益情報をいただく。
c「マハナコーンタワー行くんですよね?このKLOOKというサイトでチケット買うとお得ですよー」
向こうの窓口でチケット買えばいいかねくらいに考えていた私とまろちゃん、「ほー!そんなサイトが!わーいありがとです!」と気軽な感謝でお別れいたしましたが(すみません)、のちのちとてもヘビーな感謝をすることになります。ありがとうcocoさん!
さてここから⑤マハナコーン・スカイウォークへ向かう前に、やるべきミッションがあります。それは、
KSが言うなら乗らなくちゃね。乗るわ。トゥクトゥク。
動画のように店頭まではトゥクトゥクふらっと来ないので、こちらからトゥクトゥクを探し歩く。メイクミーマンゴーから地図にして2センチくらい(体感1分弱)歩いてワットポーの通りに出るとそこは探すまでもなくトゥクトゥクの溜まり場になっていた。ラッキー。
トゥクトゥクにのってどこに行くのか。それに関してはメイさんのブログ(AnotherBangkok)を参考にさせていただきました。あ、参考ではないです、丸パクリです(ストレート)。彼らがどのルートを走ってどこへ向かったのかさっぱり分からなかったし、次の目的地までトゥクトゥクで移動するには距離が遠いと言うこともわからなかったので、メイさんのブログでの解説、本当に助かりました。ありがとうございます。
メイさんのブログによると、動画のKristSingtoは「カフェの前→ワットポー(Wat Po)〜王宮(The Grand Palace)→Bamrung Mueang通り→ジャイアントスウイング(Giant Swing)のロータリーあたりまで移動」したらしい、と。うん、それで行こう。
ということで、メイクミーマンゴーからジャイアントスイング(サオチンチャー)まで、地図に赤ペンで上記ルートを書き込んだものをあらかじめ準備して参りました。本気です。ちょっと自分でも半笑いになるくらい本気です。トゥクトゥクに乗りながら「右折して!」「左折して!」と指示できる自信がこの時は無かったので本気の準備です。その本気の地図を片手にトゥクトゥクのおじさんと金額交渉に入ります。タイのトゥクトゥクは乗る前に目的地を告げて乗車代金を確認・交渉いたします。
おじさん「ハロー!100!」
私「(とりあえず半額くらいから交渉してみようってなんかの本に書いてあったな)はーしっぷばーっ(50B)!」
おじさん「80!」
私「60!」
おじさん「70!」
私「えー、60!」
おじさん「ー」
おじさんが手を振って去ってしまった。値切りすぎで交渉決裂。がびーん。なるほど。この距離の落とし所は70なのか(どうかは全くわからないけどそんな体感)。
さてどうしたもんかと暫く歩いて(トゥクトゥクめっちゃいる)、一番端っこにいたおじさんと再チャレンジ。
おじさん「100!」
私「60!」
おじさん「80!」
私「70!」
おじさん「OK」
落とし所(かどうか知らないけど)70Bで、無事うまれーてーはーじめーてーのトゥクトゥクに乗車……すっごい速い!!!
本当に早いのか体感速度が早いのか分からないけれどとにかく速い。風を切って走る。比喩ではなく。風を切りまくってる。
まろ「ははは!すごーい!ところでこれは海苔ちゃん(仮名。私)が行きたいって言った道を走ってるのー!?」
私「ははは!わかりませーん!」
土地勘なさすぎてどこ走ってるんだか全くわからない(自分で赤ペンつけたくせに)。分かるのは風が強すぎて笑いが止まらないこと。ははははは!後日撮った動画確認したらちゃんと赤ペン通り進んでくれたみたいでした。こぷくんかートゥクトゥクのおじさん。
そして前方に見えてきたジャイアントスイング(サオチンチャー)。すっごくきれい……!
ここでトゥクトゥクを下車し、しばし撮影タイム。ここも圧巻。とにかくでかい。ここでブランコ儀式なんて確かに危険(過去、ここでは巨大ブランコをつけて豊作のお祈り行事が行われていたが死傷者続出で中止になったとか)。
それにしてもここは全然日陰がなく日傘を差していても日が痛い。日差しが強いというか紫外線が強いというか、塗った日焼け止めが「もうダメ、塗り直して」と言うのを肌が聞くようなそんな太陽。タイの太陽舐めちゃダメ。舐めた私は足の甲に日焼け止めを塗るのを忘れ立派なサンダル焼けが出来上がりました。首や腕は塗ってたんだけど足の甲は忘れてた……。
駅が遠くないはずだから電車で次の目的地に移動しよう、と駅に向かって歩く私たち。容赦ない太陽。数分間歩いただけでヘロヘロに。幸いなことに水のペットボトルは沢山持ってるので脱水にはなりませんがそれにしてもちょっと疲れてきてしまって。
まろ「ねえ海苔ちゃん(私。仮名)、サイアムパラゴン行きませんか」
私「それは涼しくてキレイなところですね」
まろ「マハナコーンはまた後日行きませんか」
本来の次の目的地マハナコーン・スカイウォークは、地上77階からバンコクの都市を見渡すことが出来て地上314メートルをこの目でこの足で体験できる入場料もそこそこちゃんとかかる場所。全力で楽しめるコンディションじゃないと勿体ない、だって入場料1000バーツくらいするんだよ。決断は早い方なんです。
2人「体力回復させて万全の状態の時に臨みましょう」
Happy moment with KristSingtoごっこ一時中断。タイ旅行5日目の予定を⑤マハナコーン・スカイウォークに。ごめんねマハナコーン、私たちを待ってただろうに(待ってません)。
ガバガバな観光計画万歳!!
(私たちの観光予定表は聖地巡礼とSingto卒業イベント以外はガッバガバのすっかすかです!)
さて。電車に乗ってオシャレに涼める場所へ移動します。
10000字になってしまった。
次へ続く。
追記。
この日、夜になってから気づいたのですが。
ラマ8世公園でcocoさんとまろちゃんが言ってくれた「好きなだけ撮っておいで」という言葉に甘え、私は1人で公園をずっと走り回ってまして。仲人さんなのにろくに紹介もせず初対面の2人を放置しまして。その時間、体感5〜10分だったんですが確認したら20分以上。え?20分?木陰のベンチとはいえ晴天のタイランドで初対面の2人を20分放置?どう考えてもビタミンDを作れたぞとか喜ぶレベルを超えた外気浴。……本当に申し訳ないですごめんなさい。次から体内時計を信じずにちゃんと時間確認します。と言うか、暴走しすぎないように気をつけます(でもきっと無理。お願いその場で叱ってぇぇぇぁぇぇええ)
追記2。
旅行5日目、cocoさんに教えてもらったKLOOKでチケット買ったらそれがめちゃくちゃお得チケットでめちゃくちゃ楽しんできました。5日目の日記に書く!(自分への覚書)。
追記3。
ドラマ聖地巡礼写真はTwitterでツリーにしてあります、お時間あったらどうぞ↓
はとこ聖地巡礼tweet
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