見出し画像

切るか、つなぐか? 建築にまつわる僕の悩み TOTO建築叢書11


TOTO建築叢書11より

内容紹介
インダストリー4.0によりモノ作りが大きく変わりはじめた今、最先端の設計現場ではどのような課題と兆しがあるのだろうか。その発言が建築界で注目を集める山梨知彦氏が、考えつづけてきた独自の視点や悩みを書き下ろした。
建築設計における「切る・つなぐ」問題とは。関係性がどうあることが、人が過ごす空間としてより快適なものとなるのか? またこれからの建築、都市を計画する手法はどう変わっていくのか。建築的知性をアーカイブするTOTO建築叢書シリーズ、第11弾。

プロフィール
山梨知彦(やまなし ともひこ)
1960年神奈川県生まれ。1984年東京藝術大学建築科卒業。1986年東京大学大学院修了。日建設計に入社。現在、常務執行役員、設計部門プリンシパル。

主な作品と受賞
「神保町シアタービル」(2007)、「乃村工藝社本社ビル」(2007)、「木材会館」(2009)Mipim Asia賞・BCS賞、「ホキ美術館」(2010)日本建築大賞受賞・BCS賞、「NBF大崎ビル(ソニーシティ大崎)」(2011)日本建築学会作品賞・BCS賞、「三井住友銀行本店ビル」(2011)、「ラゾーナ川崎東芝ビル」(2013)、「桐朋学園大学調布キャンパス1号館」(2014)RIBA Award for International Excellence賞・日本建築学会作品賞・BCS賞、「On the water」(2015)、「長崎県庁舎」(2017)ほか。

著作
『山梨式 名建築の条件-日経BP-2015』、『最高の環境建築をつくる方法-エクスナレッジ-2013』、『業界が一変する・BIM建設革命-日本実業出版社-2009』、『プロ建築家になる勉強法-日本実業出版社-2011』、『オフィスブック-彰国社-2011』ほか。

目次
まえがき
第1章 切るか、つなぐか?  建築の原型に関わる悩み
1 どこまで遡って、建築を考えるか?
2 「切る/つなぐ」 建築の原型にまつわる悩み
3 うまくつなげない(1) インターフェイスに関わる悩み
4 うまくつなげない(2) 内壁に関わる悩み
5 うまくつなげない(3) ドアに関わる悩み
第2章 インターフェイスはルーズであるべきか? 連歌のように都市をつなぐために
1 計画することの困難さ
2 ルーズなインターフェイスをつくる
第3章 計画か、アルゴリズムか? 都市や建築をつくる悩み
1 計画からアルゴリズムへ
2 インダストリー4・0 ICTがモノづくりを大きく変えようとしている?
3 建築のABCDEis

著者=山梨知彦発行年月=2020年2月
体裁=四六判(128×188mm)、並製、154頁
ISBN=978-4-88706-384-6

ブックデザイン=中島英樹(中島デザイン)

定価=本体1,300円+税


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?