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割と気楽記事。

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文章を書いていて、書きたい文章の深さにムラがあるので分類分け。明るいかはあれだけど、暗くはならない。より深いのは別マガジン。
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#おすすめ本

世界は一つじゃない そのままどこかに行こう(絵本『ばらばら』 星野源)

私が星野源さんを知ったのは、絵本からだった。 本屋で表紙に惹かれて手に取った絵本『ばらばら』のその詩に惹かれた。 (一部引用) ”せかいは ひとつじゃない ああ そのまま ばらばらのまま  せかいは ひとつになれない そのまま どこかへいこう” 二十歳過ぎの当時、世界は一つになれるという人たちと それを素晴らしいという考えに疲れていた時だったので、 (あ、ひとつになれなくてもいいんだ)と 絵本の詩と、平野太呂さんの淡い水色の穏やかな写真が見せてくれるものに

変えるために、触れること/波風を立てること

変えるために触れることは、痛い。 私が触れることで変わる何かが、怖い。 だから それはできたら避けたい。 けれど前の記事で書いた、 私の中にある生きるために変化に触りたいという感覚。 それらの感覚をなんとなく遊ばせる中で、なるほどと一つ気づいた。 私が働く場所にとして、病院が割と性に合うのは、 触れる人たちがすでに変わる過程にある人達だから というのが、大きいのかもしれない。 私が触れることで、 ガラッと変わること・変えることを 恐れなくてもいい、ということは 私の臆