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割と気楽記事。

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文章を書いていて、書きたい文章の深さにムラがあるので分類分け。明るいかはあれだけど、暗くはならない。より深いのは別マガジン。
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2018年4月の記事一覧

ここから始めるしかないと、受け止めるまでの道程

今朝、「いつだってここから始めるしかない」という私の中に根付いているものの見方の記事を投稿した。 それをあえて書きたくなるぐらいに、グダグダした不調があったわけだが、その感覚の一つが、ツイッターで、幡野広志(@hatanohiroshi)さんと、兄弟児の子との質問箱のやりとりを見ていて、それで箱が開いたなと感じている。 その女の子の吐き出した文章から滲み出る痛みが、なんだかよくわかった。 ここから始めるしかないんだと、そう物事を受け止めるようになる前の私を、その子の中に見

いつだってここから始めるしかない

どんな時も、深くため息をついた後はこう思っている。 ”いつだってここから始めるしかない” そのフレーズが浮かぶ。 昨晩もソファでため息が出た後にそう思っている自分に気づき、ふと文章にして見ている。それは本当に事実で、もはや早々にそう思って動き出すしかない。覆水盆に返らずだ。 けど、その飼いならされた、もはや条件反射のような思考に身体がついていかない時がある。わりと今がそうだ。絶不調。 自己コントロールしようとする私の中で、泣いてヤダヤダと手足をばたつかせてたい自分がい

オススメって苦手、否定すると目の色が変わる人がいるから。

ネット上はオススメやノウハウで溢れている。noteにもたくさんのおすすめが溢れている。正直に言う。私はそれらが苦手である。苦手だなぁと思いながらnoteを使っているものだから、きっと損をしている。 しかし苦手なものは苦手だ。 知っているノウハウを、あなたにも知ってほしい。その感覚は私にもある。  これだけは知っておきたい〇〇!  私が勧める〇〇のノウハウ。 なんと言うか、その善意さや、まっすぐさが苦手である。キラキラと疑いのない感じが。文章のテンションでそっと身を引いてし

19歳女子、鶏を屠殺する

幡野さんのツイッターやnoteを追っている。 その中で狩猟者とビーガンのやりとりを見ていて、ふと19歳の夏、鶏の屠殺をした時のことを思い出した。 あれはあまりない経験だっただろう。ので、なんとなく書いてみる。 *もしかすると表現が生々しいかもしれないので苦手な人は注意 * 私が屠殺を経験したのは、19歳。 夏休み、アジアの人向けに農業研修を行う施設に泊まり込み体験に行った時だった。もちろん国内の話だ。 仔細は忘れてしまったが、そこは、アジアの国々の農村部において実現可能

チェロがほしい。

チェロがほしい。 そう書けば、チェロが手に入るわけではないのだけれど、チェロがほしい。この3日間熱に浮かされたようにチェロのことを考えている。 あの飴色の、触ると少しだけひやっとする吸い付くような本体に触れたい。側面に頬をつけたい。低く嫋やかに響く、あの音を聴きたい。 というか、弾きたい。 ライブを聴きに行っていて、バックにストリングスがいると心が躍る。 好きな曲に浸る時、多分ピアノの演奏ができる人が指真似をしたくなるのと同じく、弾いている自分を想像する。 オーケストラで