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プロローグ

「マギー、お水を汲んできてくれないかしら?」

今日も母からお仕事の依頼が。

毎朝、お水を汲みにいくことはマギーの担当であった。

今日もいつものように元気いっぱいにお水を汲みにでかけるマギー

「いってきまーす!」

一歩外にでると
畑仕事をしているおじさんがいて
大工の見習いのお兄さんが新しい家を建てている

今日もこの村はいつも通り平和で平穏な村。

ここは”ましかく村”

村の人々はみな
一生懸命仕事にはげんでいる。


マギーは天使のような笑顔で

出会う人出会う人にあいさつをして

お花や虫にもあいさつを

マギーは今日もいつも通り”ささら川”へ向かった。


そんなマギーはその日、いつもの”ささら川”で不思議な出会いをした


声をかけてきたのは
背が高く肌が透き通るように美しい女性だった
この先マギーは彼女のことを女神様と呼ぶことにする。


なんて美しい人なんだろう

マギーはその女性をみてうっとりしてしまった。



その女性は声をかけてきた。

「あなたはマギーね?」

知らない人から名前を呼ばれたマギーはハッと驚き木の後ろに身をひそめた。

それでもその女性に対して不思議と恐怖は感じなかったマギー。

「マギー、わたしはあなたを迎えにきたのよ。あなたの居場所はこの村じゃないのよ」

木に隠れながら様子をうかがうマギーに対してその女性は優しい声で話しかけた。

何を言われているのかわからなかったマギーはこの美しい女性が怖くなった。怖かったけれども、自分にとってとても大切な人であることは直感的に感じていた。


わたしを迎えにきた???


「えぇわかっているわ。突然驚かせてしまってごめんなさいね。わたしはあなたの伴侶からあなたが道に迷わないように迎えに行って欲しいと頼まれたの。」


この日から
女神様のレッスンがはじまった


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