ハテナブログ

築百年越えの京町家のお座敷で楽しんで頂くイタリア料理式の小料理屋です。 お料理のことだ…

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築百年越えの京町家のお座敷で楽しんで頂くイタリア料理式の小料理屋です。 お料理のことだったり、飲食業界のことだったり、私たちの考えだったり ハテナのブログ https://www.ricetta87.com

最近の記事

【ソムリエ絶賛】スーパーやカルディで買える安くて美味しいワインTOP3【白ワイン編】

痛風発症時にやさしい気持ちになれない小谷です #暴力的な気分になります #まじでならない方が良いです 今日はスーパーやコンビニ、カルディなど、身近な場所で買える、コスパ最強のおすすめ白ワインTOP3を紹介します。 レストランではワインを専門に扱う酒屋さんや、海外からワインを輸入するインポーターさんから仕入れたワインを使うことが多いですが、普段家呑みするようなワインは、近所のお買い求めしやすい場所で買うことが多いですよね? 今回は身近にお買い求めできるワインの中でも、僕のお

    • ソムリエ2次試験対策【心構え編】

      コーラとアイスを買ってきて自家製コーラフロートを楽しんでいたら、シェフに「キモイ」と言われた小谷です。 #みんなコーラフロート好きでしょ? さて、今日はもうすぐソムリエ試験本番を迎える皆さんに役立つ内容をお届けします。 今回は2次試験の対策についてです。 1次試験を受けている方には少し早いかもしれませんが、今のうちから意識しておくと良いことをお伝えします。 まず、ソムリエ2次試験で求められているのは、 『ブドウ品種を当てること』ではなく、正しいテイスティングフォームでワイ

      • たまには料理人のこと

        自分らしい料理を作っていくにあたって 自分の中でルールと習慣が実はたくさんはあります それを文字になんて起こすなんて事は無いのですよ、 そりゃぁもう恥ずかしいから。 でもやると言ったので、やめません、やります さて 私のおじさんも料理人なのですが数年前に出された本 【最後の料理人】 この話をご飯を食べながら聞いていた時に言っていた言葉が 「一歩先半歩手前」 これが今回の話の着地点です 大前提として「自分の脳味噌なんてちっとも信用してない」ってのがスタンスです

        • この5年ほどモヤモヤしている事

          イタリアが身近じゃなかった頃は 本場のイタリア料理を日本で!みたいな感じだったけど、もう情報もその手のお店も世の中には溢れかえっていて あらゆるものが身近になってしまった世界のせいで ニーズや食べ手側どころか作り手側の思考も変わってきた どこかの国の料理ってコンテンツから 表現が個性の主張に移行して来た時 その料理はかつて 無国籍とかフュージョンとかカリフォルニア料理なんて言い方で通り過ぎて来た 個性の料理ってコンテンツが派生してくる流れは前からあったけど 今はそれがより

        【ソムリエ絶賛】スーパーやカルディで買える安くて美味しいワインTOP3【白ワイン編】

          たった3か月で合格!効率的にソムリエ試験を突破する秘訣

          こんにちは。 電動自転車での通勤が、あまり大した運動にならないという事実をまだ受け止め切れていない小谷です。 #そんなわけない 今日は、昨年ソムリエ試験を一度の受験で合格し、そしてたった3か月の勉強期間で1次試験の合格に導いたメソッドを、お話したいと思います。 #生意気にも 先に断っておくと、決して『裏技』ではありません。 あくまで、勉強法のコツといった内容です。 ソムリエ試験の1次試験は『物量』の勝負になります。 少しでも受験生のお力になれれば幸いです。 まず、ソム

          たった3か月で合格!効率的にソムリエ試験を突破する秘訣

          結局は自分じゃない誰かの活躍が大事

          ヤンキー漫画なんかを見ていると街の顔役を集めて隣町の悪い奴らをやっつけに行くシーンとか超絶かっこいいと思うのは男の憧れに近い ※クローズ見すぎた ーーーーーーーーーーーーキリトリーーーーーーーーーーーーー 今回のこれは雇う側の話だけではなくて、雇われる側の人にも知ってほしい話。 私のお店は1年目をワンオペで過ごしてきた 家賃、席数、単価の設定で売上の天井はおおよそ決まってくる 楽しんでもらえる集客の最大数には限界がある 無理をすれば受け入れられたりするけども サービ

          結局は自分じゃない誰かの活躍が大事

          変わったものが食べたいのではなく素敵なものが食べたい

          飲食店のスタイルやこだわりは実にさまざまで、その形は決して一定ではなくて。 和洋中なんて基本のジャンル分けの言葉を口にこそすれど、明確な区分なんて利用者側にはあまりなく和洋折衷なんて言葉も化石になっている。 ※若い人なんて和洋折衷って言葉とか呪文にしか聞こえないと思うw ここには別に正解なんかなくて。 伝統の継承やその土地を愛した人達が思いをもって形にして伝えていく料理も 経験を活かして作り上げるスタイルも 基本なんかすっ飛ばして、根拠に基づいて自分なりの解釈と尺度で表現

          変わったものが食べたいのではなく素敵なものが食べたい

          〜しないと言う選択

          飲んだら飲まない、とか、オレオレ電話は信用しない、とか、そんな話ではない、っていう~ないの話では無い ※だけども飲んだら乗っちゃダメよ、自転車も【自戒】 ヨシカータのお店は対策は十分に練った上で コロナ禍にお店オープンさせたんだけど 知名度も京都じゃまだあんまりどころか馬の骨レベルに無いなので コロナのせいだったって言えるような影響はないっつーか関係ないのが皮肉 そんなこんなの言い訳してられないままにそこそこ過ごしてきて 漸く予約も入れてもらえるようになってきた【ありがた

          〜しないと言う選択

          コスパという言葉の呪縛

          呪術廻戦って言いにくい ※きゃりーぱみゅぱみゅの次くらい ※東京特許許可局が最強 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー コスパ≠安価 間違いがちな部分 コストは原価 売値と原価 その原価を抑えるために工夫してより良いものを価格を抑えて提供する 価格より価値を高く感じるものがコスパが良いもの それがいつの間にか 【コスパ】=【安価なものを売るために安い原価でギリギリ良いものを作る】 間違いではないんだろうけども もちろん、そ

          コスパという言葉の呪縛

          料理屋のプラスアルファ【付加価値】

          休みの日の暴飲暴食の癖をなんとかしたい ※絶対治らない ヨシカータが外食する理由としては ①ネタ探し&パクリたい ②自分との料理の距離感 ③美味しいものが食べたい ①がカス過ぎるんだな、ヨシカータ※泥棒シェフ —————————————————————— 日本における外食に対するお客さんのモチベーションつーかシチュエーションつーかをザックリ3種類に ①家で作る時間がないからに外で食べる ②自炊力が低いところからの安飯飲み ③ご馳走を食べにいく むやみやたらに時間

          料理屋のプラスアルファ【付加価値】

          やりたい事とやらなくちゃいけない事

          一生懸命やってると「なんでこれやってるんだっけ?」みたいな事は多々あるし、 なんだったら五歩くらい歩いたら「何するんだっけ?」みたいな事が最近多い ※これは、老い ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 少し前に街を歩いていたら、新規オープンの個人店らしきビストロを見つけたんだけど どんな感じかなぁと、黒板メニューに目を向けてみたら 1番上の最も目に付くところに【こだわりのポテトサラダ】って書いてた 「それって、やりたい事でしたか?」

          やりたい事とやらなくちゃいけない事

          コンプレックス

          東京で暮らしてた頃、いつも自分は田舎者だと思って必死に抗ってた ※だと思って…って言うか山も田んぼも畑も川もあるザ田舎だったんだけどねw 今でこそ、兵庫県川西市出身って言ってるけど その昔はどうせ伝わらないと思って兵庫県民って言ってたわけで どこかわかんない謎の土地出身の馬の骨が都会でハシャいでるって思われるのが恥ずかしくて 必死こいて、大阪のミナミで過ごしている時も東京で生きている時も、新しいものを掴みにかかって、目一杯背伸びしてた 他人を羨み、憧れ、嫉妬していたわ

          じゃない京都

          京都の冬は寒いとよく聞きます、 厳密には寒さの質が違うと感じます 芯から冷える京都と 表面から寒さをぶつけて来る東京って感じです ※結果、どっちも嫌だ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「じゃない京都」 お店づくりをする上で、傾向と対策なんてことは当然考えまくるわけで その土地のクセとか流行りは多少なりとも理解しておかなくてならなくて 街を歩きながらキョロキョロする癖があって、 それは脳内で他所のお店さんの営業をシミュレー

          スタッフとその未来の話

          数奇な失敗人生のおかげで、5度もの自店舗立ち上げを経験できたやり直し人生 これは先日に書いた日記にすごく反映されていて 成功の秘訣なんてわからないんだけども これはやっちゃダメだってことだけはたくさん学べたのが今の位置 その中でとりわけ大事なのはスタッフとの距離と考え方 もう、弟子のように全ての新人を雇う考え方はあまりにもナンセンスだと思っている スタッフ達にそれぞれの人生があって、 ここで学び成長したいと思っている人達がいる ※まぁときどきそうじゃない人達もいるがそれ

          スタッフとその未来の話

          京都でお店を立ち上げてかれこれあれこれ

          お店を立ち上げてそこそこの時間が過ぎたので振り返ってみようかと思ってみたりしたのでnoteデビューもしてみたり 立ち上げの際全てのチョイスやネーミングに至るまで、何かしらの意味を持たせることを最初から決めてたわけで  ※裏テーマ ※陰謀論的な  ※陰謀なんてなんもない コンセプト・コンテンツを考える事はメニューを考える100倍大事だと思ってて 唯一無二は難しいかもしれないけど棲み分けができて他と区別がつくようにするのが大事 コンセプトとコンテンツの部分がごちゃ混ぜに考

          京都でお店を立ち上げてかれこれあれこれ