見出し画像

”普通に就職して、会社で定年まで働く”という価値観から「自分の人生は自分で使い切ろうぜ!」と意識に変わっただーやまさんのストーリー

What’s マルポテラジオ??

企画実験室であるhatch Lab.やマルポテスクールirodoriを主宰する代表のはっちが、さまざまなマルチポテンシャライトなゲストをお迎えして、マルチポテンシャライトである自分をちゃんと受容し、マルポテな生き方を選択するとどう変化していくのか…

そんなことを大テーマとし、おしゃべりしていきます。

そこのマルポテ予備軍さん🙌
ゆるりと、でも熱いマルポテさんたちのストーリーを聞いてみてください😊

▼過去のマルポテラジオレポートはこちらから▼

だーやまさんについて

今回のゲストは、irodori2期卒業生のだーやまさん。

だーやまさんは、マルポテスクールirodoriの2期生で、当時はワークが多く、みんながヒーヒー言っている中、最後まで完走されていたそうです(はっちさん談)

そんなだーやまさんは現在、転職サイトでキャリアコンサルタントをされています。

マルポテを知ったキッカケ

はっちさん(以下:は):マルポテを知る前、悩んでいた時期はありましたか?

だーやまさん(以下:だ):ありました。そんな時に出会ったのが、エミリー・ワプニックさんの本だったのですが、実は最初はサブタイトルに惹かれて買ったんです。

そのサブタイトルが”好きなことを次々仕事にして、一生食っていく方法”だったそうで、「そんなの知りたいでしかないじゃないですか」とお話されていただーやまさん。
たしかに、そのコピーを見たら気にならない人はいないですよね。

だ:続けて”天職が見つからない、飽きっぽい、何をやっても中途半端。でも大丈夫。きっとあなたはマルチポテンシャライトなんだ”って書いてあって、その状況にある人に名前ついてるんだ!と思ったのが、マルチポテンシャライトを知ったキッカケです。

偶然知った自分の特性を表す言葉がターニングポイントになった

いろんな仕事をして食べていくことをしたいと思いながら偶然見つけた本の中で出会ったマルポテという言葉。

だ:昔から飽き性で、最初は興味を持って始めるからすごく熱量が高くて楽しいんですけど、飽きたらどうでもよくなっちゃうんです。これは仕事でもそうで、最初は面白いから覚えるのがめっちゃ早く進む。

でも全体像が分かってくると、どんどんルーティンになってきて、辞めてしまう。続けることが苦手で、持久力がない。そういう自分が本当にコンプレックスだったんです。

だから、ずっと何者かになりたい、専門家やその道のプロに憧れていました。 でも、なれない。本当に中途半端で、ダメな人間だなとずっと思っていて。

は:そのタイミングで、新しい働き方してみようかなって思ったってことですよね。

だ:マルチポテンシャライトを知ったタイミングが上向きになる最初のポイントでした。この本に出会って一気に読み進めて、自分が許された、認められたという感じがしたんです。

”普通に就職して、会社で定年まで働く”という価値観で生きてきたとお話していただーやまさん。

これまでの働き方の当たり前や常識が全部クリアになった解放感と、自分だけの形を作っていいんだというワクワク感、自分の特性がダメじゃないという安心感…それぞれが合わさり、パワーの出処になったそうです。

そのパワーによって、キャリアカウンセラーとして開業届を出し、その翌年の2022年は仕事になるかもわからないと思いながらも、チャレンジすることに注力していた1年を過ごすキッカケになったともお話しされていました。

本によって価値観を変えられ、突き進んでいく姿勢がとてもカッコいいなと思いました。

自分の人生は自分で使い切る!

は:開業届を出して色々進めていった時の気持ち=認められた解放感というのもあると思うんですけど、その他にだーやまさんを突き動かしたものってなにかありますか?

だ:突き動かしたものは、「自分の人生は自分で使い切ろうぜ」という意識ですね。マルポテに出会う前の自分は、結局外側にあるものを真似していたり、自分が合わせていかなくちゃとか、そこにちゃんと入っていって役割を果たさなきゃみたいな感覚でいました。

でも、マルポテと分かってからそういう自分のダメな部分もちょっとずつ出していこうと思えるようになりました。

手放しながら挑戦していく。

は:これまでいろいろ挑戦してきたと思いますが、具体的にはどんなことをしてきましたか?。

:3本柱にしてたのが、【聞く】【書く】【話す】の3つだったんですよね。 
そこでインタビューで記事を書かせてもらって、自分のnoteで発表させてもらいました。

あとは、イベントでファシリテーターにチャレンジしたり、苦手なことでも一度は自分の中で感触を確かめようという意識にシフトしていけたというのはありました。

は:いろいろ挑戦していく中で、うまくいったものとうまくいかなかったものもあると思うんですけど、続けていきたいのかやめるのか…ここの線引きってどのあたりでしていますか?

だ:やっぱり、わくわくするかしないかです。何かが始まる前の緊張は肩が強ばるとか別の場所に出る。少しでもしんどいなとか、気が乗らない時は、胃が重くなるので、これはちょっとやめた方がいいのかも…と思っています。

は:辞めるにも勇気がいると思いますが、悪いけどやめようみたいな時に、 どうやって辞めていますか?

だ:誠心誠意謝ります(笑)誠意を持って向き合うことを信条にしているので、嫌だなと思いながらやるのは相手に対しても、自分に対しても誠実じゃないので、申し訳ないっていう気持ちを伝えて辞めさせてもらうに尽きる。

は:それは相手がいる場合ですよね。自分一人で挑戦している場合もきっぱり辞められますか?

だ:そこはちょっと意識して、手放すって言い方に変えて、違っていたら手放して新しい何かが入る、次に入るワクワクを待とう。という感覚でいます。

は:手放すというのが大事ですよね。苦手な人も多いから、”辞めたら次が入ってくる”っていう考え方を持っておくというのは、すごくいいなと思います。

手放すことを躊躇してしまう気持ちは誰しも持っていると思います。
手放す=新しいものが入ってくる。そう考えるとワクワクするし、次のステップに進みやすくなりそうですよね!

いろんなものを手放してきての現在。

:今はどんなことをしていますか?

だ:今はキャリアコンサルティングの仕事しかしていないんですけど、この1年頑張ったっていうのと、 縁と運と諦めの悪さでここまで来たんです。それこそ、手放して、手放して、今ちょうどいいところに来ている。自分をやっとここまで持ってきました。

今年の4月から今の仕事が始まったというだーやまさん。
働いてるのは週に3日、午後からの仕事。
ほぼフルリモートで専門的なキャリアコンサルティングの仕事ができてるっていう状況で、残りの平日2日は自由時間だそう。
とっても理想的じゃないですか?

だ:この1年諦めずに、自分のこう心地良さとちょうど良さっていうものを追求してった結果が、今なんですけど、ここでマルポテが出てきて、今は他の活動をやってみたいな気持ちになっています。

自分自身が心地よさを追求した働き方をされていてもなお、新しいことに目を向けているだーやまさん。
生粋のマルポテさんだということがよくわかりました!

今後の展望

:新しいことをやりたい気持ちにあると思うんですけど、こんなことやってみたいなっていうのはありますか?

だ:2022年までは自分1人で好きなことやろうという動き方だったんですけど、今は、仲間が欲しいなっていう意識が強くなってきています。自分と同じように、おもしろいことやりたい人を集めてやりたい。

ただ、私自身が実行力が全然ないタイプなので、しょうもないアイディアを拾ってくれたり、そういう部分をカバーしながら私を面白がってくれる人が仲間になってくれたらいいなって思ってます。

は:アイデアを出すのが得意な人と、それを方にするのが得意な人と、それを継続するのが得意な人と、やっぱそれぞれあると思うし、見つけましょうよ。じぶんミーティングサポート*では仲間を作ってチーム化していくみたいなのは、展望はないんですか?

だ:今のサービス自体を私自身が作りきれていない。完成系がまだ見えてなくて、それをテコ入れしなきゃいけないと思っているので、今後は1人でやる活動と、仲間と一緒にやる活動の両面で行きたいなという。そういう野望があります。

*自分ミーティングサポートとは。
目の前のことに囚われていて、自分と向き合えていない、自分の時間が取れていない、モヤモヤが解消していない…そんな人たちに向けて「第三者の視点を入れながら自分のためのミーティングやってみましょう!」という伴走型サービス。

壁打ちをしたいのか、一旦整理したいのか…その人のフェーズにあったサポートをしながら、使い勝手がいいものにしたいそうです。

だーやまさん、ありがとうございました!!!


いかがでしたでしょうか。

マルポテの言葉だけではなく、はっちさんやirodoriと出会ったっていうのが大きな転機だったとお話されていただーやまさん。
久しぶりにお話されるということもあり、だーやまさんの近況を知れたり、楽しそうな雰囲気が終始伝わってきたスペースでした。

だーやまさんありがとうございました😊

(執筆・makio

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?