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イボ痔かと思ったら違った話

※最初から最後まで肛門と便の話しかしない
※何年前かが全部おぼろげ…お薬手帳見つかったら修正する


XX年以上前

これまで大きな病気をしたことがないので、大した話はできないのだが、かれこれ10年以上前の話だ。
小学生くらいの頃から便秘気味で20分くらいいきまないと出ないなんてよくあった。段々とましになっていったが、それでも時々硬いのが出る時は肛門が切れた。
ある日興味本位でお風呂の鏡を見てみたら、肛門にブヨっとした小さなやわらかいコブができてるじゃないか。

(これは…CMとかでやってるイボ痔…ってやつじゃないか???)

と、心臓がドクドクしてるのを聞きながら、何事も早期発見だいじ! と女医さんがいる肛門科に行ってみた。

結論から言えば、切れ痔+「皮膚がたるんでる」だけであった。

よかったーと思いつつ、便秘しないように、くらいの対症療法くらいしか指示されず(一応イチヂク型塗り薬ももらったけど、置き場所に困り持て余してしまった…)、外科的な根本治療は出来なかった。

それからX年…

それからまた5年近く経ち、今度は便器の中が真っ赤になるほど血が出て、切れ痔がイボ痔に進化してしまったかあああ!!!(絶望顔)
と思った。
鏡で見てみるとイボ様のものが2つに進化していた。ヤバい。

何日か続いたので覚悟を決めて病院に行くことにした。前とは違うところに。
なんとなく違う病院で違う診断されるかな?と言う気持ちと、一度しか行かなかった病院に何年も経ってから行くのがなんだか気まずいのもあり……。

結論から言うと、切れ痔+「皮のたるみですね」で終わった。
また「便秘に気を付けて」、と言う話をされて終わったのだった。
ここの先生は優しい良い先生だったので、何かあったらまた行きたいと思っている。

もう一つの爆弾

これにて大きな治療が必要な病気がないことがわかりひと安心したのだが、実のところ、肛門に関してはもう一つ気になっていることがある。

皮のたるみと関係があるかはわからないが(多分ありそう)、多少の排便困難がある。
症状的には直腸瘤に近いのだが、便が肛門のすぐ下(場所的に会陰っぽい)で止まってしまって、指で押さないと出ないのだ。(毎回ではないがすんなり出ることは少なくて、大きいのが出ても小さな残便感が残り、押しながらいきむと小指ほどのが出てスッキリする)

直腸瘤に進化したら流石にやべーと思いながらも、こんな調子で10年以上経っているので、これを維持していけるならもうこれで諦めようと思っている。

以前、口蓋の真ん中あたり時々痛みがあったので見てもらったら余剰歯があるとのことで手術してとってもらったが、そのせいで前歯のひとつの神経が死んでしまった。歯としては使えるが、黒くなってしまった。当時の先生は、余剰歯を抜いても抜かなくてもいいような感じだったので、私も我慢できる程度の痛みだったから手術しなければよかったと後悔した。

以上の経験から、今大きな問題がなく症状の悪化に時間がかかり且つ早期の治療法がないものに関してなら何もしない方がいいのでは? と思うようになった。

早期治療が出来ない分野もある

早期発見早期治療なんて、癌だとか眼だとか耳だとかの数ヶ月で進行してしまうものだけに必要なもので、例えば膝が痛い人がそのうち歩けなくなるから今すぐ手術しよう、とは普通思わないだろう。
対症療法も立派な治療だ。
まぁ、その辺の判断は医師との相談で決めることなんだけれど。
(肛門科で一応2回とも排便困難の話もちょっと訴えたけど、何も言われなかったので、もう少しやばくならないと先生も対処のしようがないのだろうな……)

そんなわけで、いきんでも便が出ない人、実はたるんだ皮膚が邪魔している可能性もあるのでは? と言う記事でした。

こんなの人に話せないから仲間がいたらうれしい……

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