見出し画像

【緊急事態がなかったら、こんなことやってなかった…プロジェクト構築リアリティーショー】22日目

平日12:10からの15分レッスン、6月はお試し期間にて無料開催!はたらく人のためのヨガ「はたよが」がお届けする、おひる12時10分から15分のヨガタイム

53回目の前夜味わっていること

明日6月23日で、はたよがのひるよがは53回目を迎えます。

緊急事態宣言翌日の4月8日から2か月以上経過、当初は4月いっぱいの予定で始めたこのプロジェクトですが、期間を延ばし続け、日常に戻りつつある今も継続しております。

実は、この中途半端な53回目という数字に"個人的に"思い入れがありまして、本日はそのストーリーを綴ります。

4月初旬

記憶が定かではないのですが、外出規制で対面レッスンが基本NGになったあたりの時期にさかのぼります。

はたよがのひるよが含め、レッスンのオンライン化を急ピッチですすめている最中、クライアントとの連絡、レッスンの調整、マニュアル作り等々、睡眠時間を削って対応に追われている日々でした。

そんな時、何気なくFacebookを開いた際にみかけた、

〇〇さんがLiveを視聴しています

の表示。

仕事の手を休めたいタイミングだったので動画を再生したら、以前より何度かliveにも伺ったことのあるピアニスト、小曽根真さんの生配信でした。

毎日21:00ごろから1時間、ご自宅のリビングルームから配信されていたWelcome to Our Living Roomという名の毎日ソロピアノのライブ、その何日目かに初めてお邪魔することができたのでした。


はたよがのひるよがに繋がる体験

それから以降、毎日21時にチェックイン。

緊急事態宣言下、毎夜欠かせない習慣となりました。

「おうち時間」が長くなるとどうしても歯止めがかからず途切れず仕事ばかりしてしまい、正直生活にメリハリがなく、パソコンでの作業を優先し食生活も睡眠時間も乱れておりました。(ヨガ講師にあるまじき)

そんな時期に…毎日このライブが生活に入ってきて、1時間ピアノの音色で癒され、なによりもモードを切り替えることができるように。

聴き始めたら、そこからはオフタイム。

心身ともにリラックスモードに自然と切り替わるようになり、しっかり睡眠時間を確保するよう心がけるようになりました。

同時間帯に仕事の打合せが重なった際は、終わってから小曽根家のリビングルームにお邪魔しておりましたが、オンタイムで聴けない時は、ちょっと楽しさが半減する気分になってしまうのは何故だろう、と感じつつ…

この毎日21:00チェックイン習慣がなかったら、夜中まで疲れ果て、一人過ごす毎日、終わりの見えない日々に苦悩していたかもしれない…と思うと、ぞっとします。

Welcome to Our Living RoomのアーカイブはYOUTUBEにて公開中


この個人的な毎日の習慣化の経験が、はたよがのひるよがのお昼12:10からの定時開催の発想に繋がっています。

はたよがのひるよが、ヨガを題材にしながらも、お届けしているのは実は「健康習慣」です。


音楽のチカラを信じる心に救われる日々

Welcome to Our Living Roomは最終的に、世界各国から7,000人以上の方が視聴するlive配信になりました。

毎回、liveの冒頭には世界に向けて、おはよう・こんにちは・こんばんは、のご挨拶、そしてエッセンシャルワーカーへの感謝の言葉、最後には「みんなでstay homeしよう」のメッセージが小曽根さんから伝えられていました。

SNS上では、様々な批判や苦しみの投稿も溢れているのだけど、このリビングルームは本当に平和で、その場に集う人々とはお会いすることもないのだけど、何だか勝手にお仲間意識。

一人ではない

と思えることで何度救われたか。。。


毎日、心に伝わってくるプロの音楽家としての心意気。

言葉で伝えられるメッセージは最初と最後のご挨拶程度だったけれど、世界が直面しているこの未曾有の状況に、音楽を通じて何かを伝えようとしておられることを私は受け取っていました。

この人は音楽のチカラを信じている

その気持ちに毎日心を揺さぶられていました。


世界的な音楽家と同じように大きな影響を及ぼすことができないけれど、ヨガのチカラを信じている私達にもきっとできる事がある、そう思いながら皆様の協力を得て「はたよがのひるよが」を継続してきました。


5月31日が千秋楽、53回目

Welcome to Our Living Roomの千秋楽は、5月31日、53回目。

昨日、ブルーノート東京の小曽根真さんのlive配信をリアルタイムで自宅から鑑賞しました。

ゲスト出演のトランペッターがlive中におっしゃっていました。ピアニストが毎日liveをするというのは疲労を考えると至難のこと。腕の疲れがピークに達していたとのこと。知らずに拝聴していた…けれど、プロ意識というのは映像からでもインターネットを通じても伝わるものです。そのエネルギーがどれだけの人を救ったかと思うと、改めて胸が熱くなります。


意識していたわけではないけれど、気が付くと明日ははたよがのひるよが53回目。

この中途半端な回数(笑)に、自分の中で大きな節目を感じています。


「はたよがのひるよが」も皆様のお声に励まされながら、次のステージへ成長して行ければと思います。

今日もご一緒に場を作ってくださった参加者のみなさまに感謝。

今後もどうぞ、ご贔屓に。


習慣化のお役に立てれば幸いです。

7月からの展開については改めてお知らせいたします。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?