2020/6/22~2020/6/28

6/22
好きな人から、日曜に僕の住む街に来たという報告の連絡が来た。内容こそどうでも良いものだけれど、そんなことを僕に対して送ってくれたことが何より嬉しい。そして、昨日近所を歩き回らなかったことを激しく後悔した。話が進んでいくと、その人はどうやら1人で来たのではなさそうなことが分かった。怖くてどんな人か聞けなかったけれど、"好意を寄せている男性"という圧倒的敗北ワードでは無いことを祈りたい。いや、でも2人で食事に行くのは断られたしな。可能性としては全然あるよな。でもだとしたら何で連絡なんかしてくれたのだろう。単に報告したかっただけなのだろうか。女性とのライン経験、というか交流が乏しすぎる僕にこの問題は難しすぎます。誰か、先生、僕に人の心理を教えてください。僕はもうお手上げです。冷静になって見ると、月曜日からこんなことを言っている自分相当気持ち悪いな。
渋谷のBOOK LAB TOKYOで買った「デザインのひきだし39」をようやく読んだ。先週妹の成長から紙を感じて(こう書くと意味分からないですね)気持ちが出来上がったので、遂に袋を開封した。表紙の触り心地は本当にティッシュで、その質感が楽しくなってしまい表紙の色んな場所を触ってしまった。実際にはティッシュ表紙はティッシュと未晒クラフト紙を貼り合わせたワディングペーパーというものだと知り、ティッシュの奥深さに更に興奮がそそられる。普段気にも止めないティッシュという紙に、こんなに興味がそそられるとは思いもしなかった。ティッシュに興味が湧くなんて、鼻セレブ以来だ。鼻セレブに初めて出会った時は、沢山触ったし沢山舐めたなー。これが天然パルプの甘さなのだと最初は信じていたけれど、後から調べたら甘味料のソルビットが入っていることが分かって拍子抜けした覚えがある。パルプの紙なら基本的に全部甘いと信じていた、過去の僕はなんて無邪気だったのだろう。鼻セレブの真相は、サンタの正体と同じくらい緩やかに響いてくる衝撃だったことを今でも覚えている。


6/23
休暇を取って、転職する会社に面談をしに行く。通勤30分の始業9時。いつもと同じ時間に寝て起きただけなのに、物凄く体の調子が良い。今では当たり前となっている早起きと通勤時間がいかに無駄か強く実感した。睡眠時間がキッチリ取れているから、昼間に全然眠くならなくて心なしか生産性も上がるような気がする。まだこの状態で仕事をしていないから、あくまで気がする程度の話だけれど。面談はそつなく進み、転職に際しての細かい事を話した。帰り際、6/3の時点では見知らぬ場所だったこの道がこれから日常へと変わっていく未来を感じた。何ヶ月後かにはこの景色に対して、自分が何も感じなくなってしまうと考えると少し寂しいような気もする。会社の最寄り駅までの道を、少しだけじっくり歩きながら帰った。
昼御飯には美容院の人に教えて貰った、深川にあるラーメン屋の"こうかいぼう"に行った。普段なら並ばないラーメン屋の行列に並び、順番を待つ。店内を見るとかなりの数の客を夫婦2人で華麗に捌いていた。店内を捌くだけならまだしも、店の外に並んでいる人達にも流れるように対応していてプロの仕事を感じる。特に奥さんの方は常に店内を動き回っているのに絶対客には邪魔と思わせない素晴らしい身のこなしだった。ホールだけで手一杯かと思いきや、洗い物やご飯ものまでなんなくこなす姿に惚れ惚れしてしまう。奥さんの更にホールから帰ってきてキッチン近くに寄るときやラーメンを運ぶときは、必ず念入りに手を洗っていた。衛生に対する意識の高さがうかがえてお店に対する信頼感も爆上がりだ。初めて食べたこうかいぼうのラーメンは毎日食べられそうなくらいな破格の美味しさだった。気づいた頃にはスープまで飲み干してしまっていた。もうこうかいぼうのせいで、大きめのメンマに対する好き度合いも爆上がりしている。決して立地は良くない場所であそこまで人が並ぶ意味がようやく理解できた。自分も多分また並んでしまうはずだ。声が大きいだけのラーメン屋の挨拶が苦手な自分だけれど、このお店の挨拶は本当に絶妙で良かった。最初から最後まで本当にずっと最高の空間だった。
家に帰ってからはダラダラと過ごす。皆が仕事をしている中、とにかくダラける。このセルフな優越感に浸る時間にこそ、ストレス解消の本質があると思う。ひとしきりダラダラしたところで、これだといつもと何も変わらないのではと思い始める。日曜に何か行動すると決めたばかりなのに、危うくあの時の決意を早々に忘れてしまうところだった。僕もそろそろ"わすれ鳥"を身に付けなければいけないかもしれない。日曜の自分に触発され、外に出る。現代美術館にもうすぐ終わりそうな展示があったようなことを唐突に思い出し、唐突な外出の目的地に設定する。現代美術館に着いて現在の展示一覧を見ると、その展示(ドローイングの可能性)が日曜で終わっていたことを知る。悔しさが溢れてくるのと同時に、日曜の怠惰な自分を殴ってやりたい。ガッカリしたので気になっていたカフェでパフェでも食べようと思い、外出の目的地を変更する。変更した目的地のカフェは、定休日で閉まっていた。折角思い立った吉日の筈なのに、まるで運が無い。2つも外したままノコノコと家に帰るのも気分が悪いので、映画を観に行くことにする。流石に映画なら時間を調べれば観れることは確定なので、運は関係ない。安定した目的地を手に入れたことにより、先程よりも幾分かは気分が晴れた。映画はコロナ前(実際にはもう入り始めていたけれど)の「もみの家」以来になる。映画館は平日の昼間ということもあり、かなり空いていた。スタッフは皆いきなりステーキのようなプラ板をつけており、劇場の入り口にサーモグラフィーまで置いてある徹底振りだ。本当に世界が変わってしまったんだな、と何だか他人事のように思った。時間が丁度良かったので、世界が変わってしまってから初めて観る映画は「ストーリー・オブ・マイライフ / 私の若草物語」に決めた。邦題は相変わらずダサいなと思いつつ、チケットを買う。映画館から何ヵ月か離れていただけで、チケット代って高いなと思ってしまう。お金を払ってこそのエンターテインメントなのだから、この感覚も世界が変わる前に戻さなければ。贅沢は敵ではなく生活で、不要不急こそ生活の全てなのだ。久し振りに足を踏み入れたシアターは、世界が変わる前と同じように仄かに暗くて、その変わってなさに安堵する。スクリーンには映画の予告が流れ続けている。予告は世界が変わる前の3月とほとんど同じで、コロナ期間は本当に世界が止まっていた事を実感として得る。外はもう暑いけれど、ようやく4月が始まった気分だ。映画はスクリーンの中に4人が揃ったときの無敵感みたいなものがとても強くて、1枚絵として成立しているのに1枚絵にしない事で作られる美しさに満ちていた。あとはとにかくエマ・ワトソンに引き込まれた。CHVRCHESのローレンやParamoreのヘイリーもそうだけど、30歳を越えてからどんどんカッコ良くなっていく女性は無条件で好きになってしまう。
映画が始まった途端、大画面で大音量を浴びれる映画館という環境に泣きそうになる。隣のシアターから響いてくる、大音量の邪魔な振動すら愛おしかった。2時間以上同じ場所と姿勢に縛られる不自由さも最高で、幸せな時間はあっという間に過ぎてしまう。映画館を出ると、街がやけに色鮮やかに見える。色合い豊かな素晴らしい作品を観たからかもしれないが、それだけではない気がしてならない。コロナによって失っていた僕の生活の欠片の1つで、世界が変わっても取り戻さなければいけない欠片の1つは確実にこれだった。本当に最高の気分だ。


6/24
先週Kindleデビューしたので、ずっと気になっていたyomyomを購入した。何故気になっていたかというと、この日記でも度々言っている推し女優の南沙良さんの書くエッセイの連載があるからだ。彼女の書くエッセイは、18歳とは思えない文章力の高さと言葉の美しさが詰まっていた。僕くらいになるともう南沙良さんの書く文章は南沙良さんの声で再生されるので("できる"ではなく"される"です)、エッセイにこもった温度を感じられるような気がする(ここは"感じる"ではなく"感じられるような気がする")。本当はもっと好き度合いを沸点まで上げていきたいけれど、そうすると好き度が萎んでしまう未来が怖いので(過去に柏木由紀さんや上白石萌音さんでこの未来を経てしまいました)今はグッとこらえている。因みにこの現象を防ぐために自分に課しているルールは、"本物を見に行かない"です(上白石萌音さんは本物に会いに行って話した結果爆発してしまいました)。自分は今何を長々と書いているのだろう。
先週のオドぜひでオードリーの2人がやっていた"ヘディス"がやりたい。オードリーの2人が無邪気に楽しそうにやっているものが、実際楽しくないわけがない。でもやりたいけれどやる場所と人を見つけるのが大変そうだよな、と踏み止まってしまう。こういう時に、楽しそうなことをしない言い訳ばかりすぐ思い浮かんでしまう自分がすごく嫌だ。学生の頃だったら何の迷いもなく、言い訳を思い浮かべる隙すら与えず出来ていた筈なのに。久し振りに学生に戻りたいと思ってしまった。
スペインで絵画を素人が修復に失敗したというニュース、どうしたって面白い。記事の見出しの時点で面白いし、読み進めても面白い。このニュース絶対来週菅田将暉のANN内で扱うんだろうな。菅田将暉繋がりだと、前日のANN0で初解禁されたCreepy Nutsと菅田将暉のコラボ曲「サントラ」の歌詞の一節、"人の感情以外何一つ生み出さぬ仕事"というラインが凄く良かった。来週はフル尺でOAされると思うのでそれも楽しみだ。
この日観たくるりの「ブレーメン」リモート演奏映像が凄く良かったので、遅ればせながら共有させていただく。この芳醇な音を、早く生のライブで味わいたい。




6/25
転職する会社から内定通知書が届いたので、誓約書等の書類一式にサインをする。相変わらず印鑑が面倒くさい。ここ数年で印鑑が僕の嫌いなものトップ10には確実に入った気がする。そういえば、今回の採用は42人中2人の高倍率だったらしい。こんなことを書くのは自己肯定感を上げるために自慢したかったからです。と言いながらも、結局は年齢なのかなとも思っている。年齢どうこうの話をすると、もう今では必ずcrystal-zの「Sai no Kawara」が頭に浮かんでしまう。浮遊感のあるトラックに乗せられた言葉が重い。まだこの曲を聴いていない人がいるならば、コメント欄を観ずに1度最後までしっかり聴いてほしい。好きか嫌いかは一旦置いておく価値がこの曲にはあると思う。


今この日記で"浮遊"と打とうとしたら、間違えて"烏有"と打ってしまった。書き直したものの、どんな意味の言葉なのか気になり調べた。

烏有…全くないこと。何も存在しないこと。

慣用句としては、"烏有に帰す"といったような使われ方をするらしい。因みに意味はすっかりなくなることで、特に火災で焼けることをいうらしい。"幽く"に続く、不意に知った難しい言葉感があって楽しい。日常の中で当たり前のように使っていきたいが、使いどころが難しそうだ。
4月くらいから聞き始めたコテンラジオが、遂に最新回に追い付いてしまった。ジャパンポッドキャストアワードで存在を初めて知ったコンテンツだけれど、あまりの内容の面白さに駆け抜けてしまった。歴史の面白さだけではなく歴史の正しい学び方や歴史から学べることまでしっかり教えてくれるこのポッドキャストは、素晴らしい歴史の教材だと思う。学生の頃にこのポッドキャストがあれば、きっと歴史の授業を嫌いにはならなかったんだろうな。因みに僕が好きなのは秦の始皇帝回とガンディー回です。ヤバ偉人列伝回は毎回ハズレのない面白さです。フランス革命回やアメリカ開拓史回のようなマクロな視点の回も面白い。結局のところ全部面白いです。
https://open.spotify.com/show/3qiAapMhh8UgWVfDWTSq2f?si=jdaOitipR_uw4L2xG1EqlA

この日聴いたodolの「WEFT」が凄く良かった。半径3メートル生活範囲を美しくする、生活に調和する音楽を鳴らすのがodolだと思っている。本当に良い曲しか作れない大好きなバンドです。
https://open.spotify.com/album/4vOvVczyDWxZyyDd1DUMQJ?si=RWmqnopjTRuPCh162rC1YA



6/26
夏、って感じだ。スピードワゴンの小沢さんが言うような夏ではなくて、僕らの当たり前になってしまった夏。最近はずっと事務仕事をしていたから、昼間も涼しくて急にいつもの夏が来た気分だ。湿っぽい匂い、ジリジリした日差し、ジトッとした暑さ。こうやって書き出してみても、今の夏には本当に良いところが無い。あー、地球冷えてくれないかなー。でもスノーピアサーみたいな世界は絶対にやめてな。
僕がNetflixに入ったきっかけのドラマ「13の理由」のS4を観終わった。最終シーズンだったけれど、終わりに向けて早足になりすぎたり回収のために所々雑になってしまった感は否めなかった。この物語を観ることで辛くなる人は大勢いるだろうけれど、少し雑になってもこの物語を観ることで救われる人も大勢いるのかなと感じられることができて良かった。
最近よくTwitterのTLで見かけるAV女優の深田えいみさんのツイートが面白いので、ついついフォローしてしまった。これからも面白い大喜利ツイートを期待しています。AV女優繋がりでいうと、最近根尾あかりさんのInstagramが可愛すぎてヤバイ。ゴッドタンのイチャ漫GPで彼女の存在を認知して以降、もう完全にただのファンだ。金髪にしていた頃も可愛かったけれど、黒髪に戻っても可愛い。結局のところいつでも可愛い。流石にここまで可愛い可愛い言っていると気持ち悪いな。
今日公開された嵐の「Face Down (Reborn)」がカッコいい。原曲は発表当時からあまり好きではなかったけれど、Rebornバージョンは凄く好きだ。
https://open.spotify.com/album/73IXU5ARktuLWjZz7HkQLk?si=wzDD81p1Q9aq1BX4F9rf2w

夜にはロロの連作短編通話劇シリーズ"窓辺"の第3話「ポートレート」を観た。物語も面白かったけれど、何より久し振りに駿谷さんをロロで観れたことが凄く嬉しい。矢野さんのロロメンバー似顔絵に駿谷さんが追加されたのも凄く嬉しい。どうせだから矢野さんには三浦さんの似顔絵も描いて欲しい。栗美と青太郎が偶然繋がったことも、秋野と青太郎が重なったことも、テレポートとポタージュがテレポポタージュになるように、テレポートとポメラニアンがテレポポポメラニアンになるように、何の関係も無い思われる2つのことや人や場所も実は緩やかに繋がっている。それは魔法のように僕たちの日常の中に点在していて、その魔法に気づいたとき僕らはそれを奇跡と呼ぶのかもしれない。ロロの窓辺シリーズを観ると、結局感想が「魔法つかいプリキュア」みたいになってしまうのをどうにかしたいな。


6/27
1週間を空けてようやくスキャンダルに触れた霜降り明星のANN0は、先週に引き続き最高に面白い。以前毎週聞いていた頃から好きだったチンチンの下りに、スキャンダルの要素が加わってオチが更に強烈に面白くなっている。助けるでもなく、蔑むのでもなく、友達としてただせいやを笑い飛ばしている粗品も凄く良かった。
この日は夜から東中野でマーダーミステリーをするので、せっかくならと荻窪まで足を伸ばした。荻窪ではお昼ご飯にカフェレストランジュノンというお店でナポリタンを食べた。ナポリタンの味も見た目も丁寧なのか雑なのかよく分からない感じが大好きだ。普通盛りにしてはそれなりに量もあって大満足だ。お店の雰囲気も良かったのでまた行きたい。


お昼ご飯を食べた後は、本屋Titleに行った。今日足を伸ばして荻窪に来た目的の10割だ。Titleに行くのは3回目だけれど、相変わらず気になる本しかなくて最高の場所だ。今月はとても少ないけれどボーナスが入ったので、存在感にやられた本をいくつか買った。本を買った後、奥のカフェスペースに行った。嬉しいことに、今回は昼だったのでフレンチトーストを食べることができた。友田とんさんの「パリのガイドブックで東京の町を闊歩する」を読んでからずっとずっと食べたかったフレンチトースト。Titleに行くのは3回目だけれど、ようやく食べられたという感覚が強い。フレンチトーストはフワッフワの甘々で、"幸福"の2文字が詰まっていた。ナポリタンを食べた後だからお腹は満たされているけれど、心がもっと幸福をもっと幸福をと叫んでいた。また近いうちに来て食べよう。Titleでは「辞書をめぐる10の掌編小説」を読んだ。辞書と言葉を軸にした短編が10編収められていた。特に文月悠光の短編が凄く好きでした。誰かが定義した言葉を自分の言葉と感覚で定義し直して、自分だけの辞書を作っていくのが凄く素晴らしいものに見えた。


Titleを後にして荻窪から中野に移動し、スープカレーGarakuに行った。先日小学校以来に遊んだ友人が北海道でこのお店のスープカレーを食べていて、それをインスタのストーリーで知ってからずっと気になっていた。ずっとと言ってもたった1週間前の話だけれど。スープカレーは出汁の効いた味で、美味しかった。でもまだ京都の近江屋清右衛門のスープカレーには遠く及ばないな。8月は今の会社で辞める前に残っている有給休暇を消化する予定なので、また京都に行こうかな。あのスープカレーを食べるためだけに。それとももっと別の場所に行こうかな。味は及ばなかったけれど、違う土地に行ってしまった友人と同じものを食べていることに凄く繋がりを感じる。僕が勝手に食べに行っただけだから偶然でも何でもない繋がりだけれど、それでも勝手に嬉しくなる。料理を作るときは誰かを想って作ると美味しくなると言われるけれど、料理を食べるときも誰かを想いながら食べると凄く美味しくなるんだな。こんなことに気づかせてくれた友人に感謝だ。北海道を全力で楽しんで欲しいな。そうだ、旅行は北海道でも良いかもな。因みに僕は初めて行くスープカレー屋では必ずと言って良いほど野菜スープカレーを注文します。枝豆が入っていると個人的なポイントが高くなります。


スープカレーを食べ終わり、ようやくこの日の本題であるマーダーミステリーをするために東中野のディアシュピールに向かう。中野から東中野まで電車に乗るのも勿体無い気がしたので、歩いて向かった。中野と東中野は近くも遠くもない絶妙な距離で、暑さのせいで汗でベトベトになるけれどそこまで歩いた実感も感じられない中途半端に嫌な気分になってしまった。ディアシュピールでは「六花が空を覆うとき」というマーダーミステリーを遊んだ。久し振りの店舗型マーダーミステリーに皆かなり興奮していたと思う。各自の椅子が用意されているのに、興奮しすぎて皆立ち上がって遊んでいたな。そんな皆の姿を見て、楽しさや興奮を純粋に共有して楽しめるこの人達といつまでも仲良く遊んでいたいな、とこっそりどこに祈るでもない願い事をした。「六花が空を覆うとき」はシナリオがとてもよく、プレイ後の余韻がとても好きだった。「六花が空を覆うとき」は、「何度だって青い月に火を灯した」と「双子島神楽歌」に並ぶ僕が楽しかったマーダーミステリートップ3にランクインしました。


家に帰ってからも久し振りのマーダーミステリーに興奮して眠れなかったため、ラジオを聞く。オードリーのANN、さらば青春の光のタダバカ、空気階段の踊り場、どれも深夜のフワフワした感覚のままいつもより声を抑えて笑った。気づいたらもう朝の4時を過ぎてしまっていた。流石にそろそろ寝なければ。


6/28
昨日の夜更かしが効いてしまい、起きた頃にはもう13時を過ぎていた。学生の頃の休日はいつもこれくらいの時間に起きていたけれど、今はこんな時間に起きるともう何もできない気がしてしまう。お金の価値であったり、時間の使い方であったり、年をとる毎に自分で自分のできる可能性の範囲を狭めてしまっている気がする。そう考えるとあと10年20年後の自分はどれだけ自分の可能性を小さくしてしまうのだろう。想像もしたくないくらい怖い。
ダラダラしながら布団から這い出て、昨日のラブライブサンシャインとゴッドタンを観る。もう4月くらいから日曜のこのルーティーンは絶対に崩していない気がする。因みにラブライブサンシャインでの推しは国木田花丸で、ゴッドタンでの推しは佐久間宣行です。今回のオオギリッシュNIGHTは、エローズブートキャンプでの川島3人が最高でした。特に劇団ひとりは圧巻の面白さでした。今日はこのルーティーンに、2ヶ月振りくらいの最新話となったプリキュアが戻ってきた。最新話が放送されるのでと久し振りにプリキュアを観たら、あまりの話の進みの速さに驚いた。そういえばプリキュアはこの詰め込みかたが普通だったんだ。2ヶ月くらい離れていたからブランクを感じる。でも普段より長めの変身バンクには、ブランクからか妙に感動してしまった。感覚としては久し振りに変身できたねおめでとう、といった具合だ。自分はいったいどこ目線の誰なのだろう。今年のは地球を蝕むビョーゲンズから守るプリキュアなので、どこかでコロナに関連付いた話を入れてくると勝手に思っている。その時にプリキュアとしてどんなメッセージを伝えるのか、少し怖くてかなり楽しみだ。取り敢えず来週からはちゃんと8:30までに起きようと思います。そういえば今年の追加プリキュアの名前は"キュアアース"ですってね。声優が三森すずこさんらしいので、必殺技はレインメーカーで決まりですかね。
録画をひとしきり観た後、カフェに行った。でも先週の日曜日に"来週の日曜日こそは何かしよう"と言ったから外に出ざるを得ない、受動的な外出だ。カフェは両国にあるマキネスティコーヒーに行って、バナナパウンドを食べた。バナナパウンドにはくるみが入っていて美味しかった。はちみつとジンジャーの入ったアイスコーヒーも美味しかった。カフェでは昨日までの日記を書いているだけで1時間くらい経ってしまった。家だとここまで落ち着いて書けないので、これはこれで時間の使い方として良い気がしてきた。今度は本を持ってカフェに行こうかな。


夜にはRadioheadのライブ映像を観た。1度フルで観たような薄っすらとした記憶があるけれど、その時は途中で眠くなったような記憶がある。今回は一切眠くなることなく、夢中になって観てしまった。自分の趣味嗜好の変化やコロナによるライブ映像の見方の変化が強く影響している気がする。Radioheadは勿論曲も最高だけれど、担当楽器が曖昧な感じが特に好きだ。因みに僕は学生の頃バンドを組んでいて、文化祭でCreepを演奏した。今考えるとスベってたなー。

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