2024/7/15〜2024/7/21

7/15
 三連休の最終日。惰眠を貪り昼過ぎに起きる。起きたけれどお腹はまだそこまで空いていなかったので、U-NEXTでこの前の「ポップカルチャー定期健診」で月の人さんが出していた「リハーサル -ネイサンのやりすぎ予行演習-」の1話を観ながらウマ娘をやるなどした。若干気を抜いた感じで番組を観ていたけれど、面白すぎて途中からウマ娘に割く集中力が無くなり育成は全然上手くいかなかった。まあ、最近のウマ娘は作業になってしまっていたのでこれで全然いいのだけど。その後、昨日の大量に余ったポテトサラダに白だしと醤油を混ぜて耐熱皿に入れ、その上からチーズをかけ和風ポテトグラタン風(1つの料理名に2つも"風"を入れるな)を作るなどして遅めの昼食にした。単品のポテトサラダだと微妙だったけれど、少し手を加えただけでかなり美味しくなったので大満足。今後の1kgポテトサラダの消化方法を完全に見つけてしまった。ご飯を食べながら、U-NEXTでそのまま「ハウス・オブ・ドラゴン」の最新話。「THE BOYS」はまだ追いつけていないけれど、こっちは追いついたのでもう最新話が毎週毎週楽しみになれている。
 三連休ももうすぐ終わりなので、最近書き忘れていたことを一気にここに書いておく。昨日の「爆上戦隊ブンブンジャー」が、今までの中で最も良かった。誰かを縛ることの不自由さとか、誰の何の基準で生きているとか、そういう如何に"自分"という人間の足で立って生きていくかという事と共に、そういう人から女性に対して押しつけられてきた不条理に対してミラがミラという人間のままちゃんと抗う姿があまりにも鮮やかに描かれていた。ずっと『自分の人生のハンドルは自分で握る』ということを説いている戦隊だけど、それがちゃんと表面化する形で出ていたというのも良い。1話の時点から薄ら思っていたけれど、この物語の主人公はミラなのかもしれない。キングオージャーが終わってスーパー戦隊は休憩かとも思っていたけれど、全然そんなこと無かったな。嬉しい誤算。
6月28日から公開されている「りぼん名作ライブラリ」にあった、木村恭子さんの「きみのことがだいすき」が本当に素晴らしいレズビアンの物語であったと共に、この作品群に対して編集部が『"禁断"でも"刺激的"でもない、少女たちの間に"あたりまえ"に芽生える特別な感情を集めました。』というコメントを添えていて、自分がりぼんっ子だったらまた定期購読し始めたんだろうなと思うくらいにはりぼんという雑誌に対しての好感度が爆上がりした。自分が触れてきた少女漫画と呼ばれる類いの作品は矢沢あいの「天使なんかじゃない」くらいだったので、これからはもう少ししっかりと少女漫画と呼ばれるようなジャンルにも目を向けていこうと思う。取り敢えず、まずはりぼんからかな。

期間が終わっても消えないように、思わずスクショを撮ってしまった。


7/16
 前日からしっかり仕込んで弁当を作っていったのに、会社に着いてから外回りがあることを思い出し弁当が食べられない事を悟って朝から落ち込んだ。昼にこそ弁当を食べられなかったので、夜食べた。とはいえ、仕事がかなり遅くなり、且つ食べることが出来なかった弁当を持つというかなり心身の健康には良くない。帰ってからは先週の「有吉の壁」のSPを。まあSPなので面白くないわけがないのだけど、それにしたって笑い飯哲夫の中継があまりにも面白すぎた。ジオラマに照明を当てているだけだし、話していることは全て真剣なことだし、それが別にズレているというわけでもないし。ともすれば何も面白みなんてないような要素しかないのに、この日1番の大きな笑いになっていたのが本当に感動のレベルで笑った。最初から最後まで自分が何に対してどんな感情で笑っているのか分からなくなっていたのも本当に凄い。これが笑いを突き詰めたものだからこそ生み出せる笑いなのだなと、何度も言うけど本当に感動した。だって天上門にスポットライトが当たっただけで、それは本来このジオラマが有しているただの能力で、別にその光の当たり方は変じゃなくて。書けば書くほど、本当にこの笑いの構成要素みたいなものが分からなくて感動できる。ハイコンテクストな訳でもないし。この笑いをしばらくは噛み締めたい。


7/17
 仕事でかなり遅くなってしまったけれど、朝から着替えをちゃんと持って行くというダルいことをしていたので帰りにジムに寄った。人が過去最高に多くてなんか落ち着かなかったけれど、上半身をちゃんとオールアウトさせた。それにしても、ベンチプレスの上半身の筋肉ほぼ使う感ったらという感じ。正直まだ正しく上げられている気もしないし、驚くくらいすぐ腕周りの筋肉が使い物にならなくなってしまうのだけど、とはいえトレーニングは出来ているので今のところは良しとしている。現在MAX45kgでトレーニングを続けているのだけど、正直これだけは60kgに届く未来が全くみえない。60kgったら今スクワットでやってる重さよ。いやいやいやいや、潰されちゃうって。帰りに疲れで朦朧としながら歩いていたら、フクロウみたいな犬がいて2度見してしまった。2度見の2度目は普通に犬だったので、かなり意識が朦朧としていたんだと思う。とはいえ、あれは完全にフクロウだったな。
 家に帰ってからは家事をこなし、2024年初のサラダうどんをこしらえて食べるなどした。その後は「彩香ちゃんは弘子先輩に恋してる」を観た。正直物語の流れや記号的なコミカルさには若干のキツさを感じる者の、こういう所謂"しょうもない恋愛ドラマ"みたいなものがレズビアンを題材にした上でちゃんと"しょうもないドラマ"として存在しているのが本当に良い。ダルさは譲れないけれど、今まで全く観れなかった景色が確かに広がってるというその1点だけでもうどこまでも観れちゃう。今後はどんどんこういう"しょうもない同性愛の恋愛ドラマ"が増えていって欲しい。それが当たり前の景色であって欲しい。あと、miwaの「片想い」は思春期真っ只中で好きで好きで堪らなかったあの人の事が好きだった中2の頃に聴いていた曲だったので、不意打ちみたいにダメージを食らってしまった。「こっち向いてよ向井くん」よりは全然食らってないけど、不意打ち過ぎてキツかった。それにしても、「こっち向いてよ向井くん」は本当に未だグジュグジュの部分を当たり前の様にのぞき込んでくるドラマで、でもそれがなんか心地よくもあったっけな。そのクールの時の「ポップカルチャー定期健診」でも少し喋ることをヒヨッてしまったし、多分まだ自分にはあそこに向き合う覚悟みたいなものができていないんだろうな。今もmiwaの「片想い」に食らってしまったということは、多分まだ変わっていないのだろう。


7/18
 会社にいる時間をかけてじっくり嫌いになった人が、『(そんなに関わりが無い新入社員に対して)全然知らないからイジるくらいしか出来ないんだよね~』と当たり前みたいに言っていて最悪だった。別に"イジる"という行為そのものが嫌いなわけでは無いけれど(なんなら自分も友人をイジったりするし)、それはイジられる側にイジられることでの楽しさがあるからで、お前の言うような貶すに近いニュアンスのイジるはただのゴミだからな、という言葉が喉まで出かけた。と言うのも、自分もその人からイジりみたいな言動を投げかけられた事があるのだけど、それが今のところ百発百中不快なもので本当に最悪なのだ。その人がイジろうとしてくる時そこには必ず"嘲笑"の要素が含まれていて、元々イジるという行為には嘲笑とかなり接近するものがあるにはせよそれが100で来るので本当に不快でしか無い。そして何より、その人は表面上の人当たりだけは良いので会社ではある程度輪の中心みたいにいるのでなおさらたちが悪い。いつになったら自分と自分以外の人間との輪郭が異なるということに気がついて話せるようになるのだろう。社会に出ている大人に対してそんなことから言ってやらなきゃならないんだろうか。とはいえ、言ったら言ったで被害者面してダルくなるんだろうけどさ。ほんと、細かいけど1つ1つの積み重ねでじっくり嫌いになっていっている。こういう人と仕事以外の場で関わりたくないから、飲み会に行かないというのはあるのかもしれない。同じチームだから仕方ないんだけど、最近会社に関して書く不満のほとんどが全て同じ人のことなのが本当に少しずつ少しずつストレス。下手に他人に干渉しないか、自分の立ち位置への意識と自覚ある言葉で話せる人とだけ仕事したい。別に仕事ができるとかできないとかどうでも良いからさ。キツくなくてコミュニケーションでストレスを感じない人と仕事がしたい。あー、ほんと嫌い。
 仕事で溜まった軽ストレスを吹き飛ばそうと、夜は松屋で新発売の回鍋肉定食を食べた。ニンニクのメニューじゃないからどうかなと思ったけど、しっかりニンニクが使われていたのでちゃんと美味しかった。ニンニクを入れるか入れないかじゃ無かったね。ニンニクはそもそもあるところから話が始まるんでしたね。選定を間違えてました。仕事が終わるのが遅かったので、家に帰り少し家事をして日記を書いたらもう寝る時間だったので寝た。

ニ回ン鍋ニ肉ク


7/19
 仕事がめちゃくちゃ忙しくて、仕事終わりの友人と約束していた時間に遅れた。最近かなり忙しいから遅れないように全力を出していたつもりだったけど、それでも間に合わなかったのが悔しいし、友人との約束に遅れてまでする大事な仕事って何だろうと思わずにはいられなかった。こういう日々を過ごしている中で、仕事第一みたいな方向に頭がいかないようにしないと。まあ、もうそんなことにはならんだろうけど。夜は友人と三燈舎に行った。元々ずっと行きたかったお店だったのだけど、予約を取っていないが故に満席で入れない事態が2回ほど続いていたので、念願叶ってようやくという感じ。メインとして自分はミールスを、友人は海老カレーのバナナの葉包みを頼んだ。2人とも比較的食べる方ではあるので、追加でオニオンウッタパムとヴェラッパムとパラタを頼んだ。ミールスはサンバルもかなりサラサラめな感じで、他の南インド系のお店ではなかなか無いミールスだなと思った。とはいえ美味しさは折り紙付きなもので、これは完全にフェイバリット確定だなと思うに至った。あと、他のお店では見ることができなかったウッタパムやヴェラッパムを初めて食べられたのも嬉しかった。食事をしながら、友人の恋人の話をした。最近は、というかほぼ最初から不満の部分しか聞いていなかったので何故付き合い続けているのかずっと疑問だったのだけど、相変わらず不満は聞きつつもこの日ようやく"好きな部分"を聞く事ができてなるほどなとなった。そういえば今までの人生で誰かから恋人の話を聞くとき、"その人のどこが好きなのか"ということを聞く機会はほとんど無かった気がする。それは自分が男性同士でコミュニケーションを取ることが多くて、そもそも恋人というテーマについて話すことがめっぽう少なかったというのもあるのだろうけれど、それにしたって無かったなと感じる。勿論そういう話はプライベートな事だし恥ずかしいという感情が付き纏う話題だということは重々承知しつつも、誰かに対する"好き"という感情をそこまで我慢しなくても良いし寧ろそういうことを楽しそうに話してくれた方がこっちとしても楽しいんだけどなとか思ったりした。とはいうものの、自分だって友人達にすら"好き"と伝えるのは怯んでしまったりするので、こういうのはちゃんと自分から発信していってそういうことをちゃんと言える人間だという背中をまずは見せていかないことには始まらないなと思った。最近は友人達にして"お前は最高"的なことを言うことは増えてきていたけれど、そろそろもう一歩先に踏み込んでいこうと思う。やったるぞ!

ミールス
オニオンウッタパム
混ぜて食べてね


7/20
 昨日会社で遊びに誘われたけれど食い気味に断り(だってもうそのコミュニティで自分が楽しめないということをひしひしと感じてしまったので)、1日何も予定が無いという予定を堪能した。今週平日に1度もやらなかったウマ娘をやったり、画餅の第四回公演「ウィークエンド」を配信で観たり、本を読むなどして1日過ごした。画餅の「ウィークエンド」は、今までの画餅では神谷さんが悲壮感漂うおじさんみたいな雰囲気になることが多かったし今回もそうではあったけれど、それがディスコミュニケーションではなくコミュニケーションの果てにちゃんと生まれているのがとても良かった。演劇の中で起こる笑いは往々にして観客の忖度みたいなものが表れる時があるけれど、そこを越えた上で記号ではないコミュニケーションを積み重ねた上での演劇だからこその笑いがちゃんとそこにあるのが画餅の良さだと思う。今までも今回も別に飛び抜けているわけではないけれど、画餅だからこそ観れないものがあるからそれを観るために時間を割きたくなる大切な作品を作ってくれる集団だ。まだまだ先になるだろうけど、次回作も楽しみだ。
 21時を過ぎたくらいのところで、急にバリバリバリバリッッという音が聞こえて驚く。そのすぐ後に猛烈な雨の降る音がしてそれが雷だったと理解したのだけど、雷ってこんな音だったけ?とその強大さに恐れた。多分こういう雷の音というのは毎年1回はどこかで聞いているはずだし忘れているだけなんだろうけれど、それでも毎回新鮮に恐れることができてしまう。多分それはあの雷が我が家に落ちていたら今頃...みたいな想像を後から後から自然としてしまい、そういうifの未来に対する怖さがあるからだと思う。今この家にある自分の好きが形になったものたちが無くなってしまう未来がもし起こってしまったのなら、多分自分は立ち上がれないだろうなと思った。と同時に、その未来を最も近くに感じた東日本大震災の記憶が蘇ってきた。自分はその時東京にいたので震度5弱か強くらいで済んだけれど、やっぱり多感だった中学1年生の頃に起きた出来事として自分の幹みたいな部分にはしっかりと記憶が刻まれている。普段の日常を過ごす中では無かった事みたいに忘れてしまっているけれど、こうやってふと思い返すという行為そのものをifの未来は教えてくれるような気がする。東日本大震災のことを思い出すのは、別に3月11日だけじゃなくてもいいのだ。そう思い、ウマ娘でトランセンドの育成シナリオをもう1度やってから寝た。


7/21
 昼前に起き、TVerで「行方不明展」の番組を観たり本を読んだりしながら過ごした。久し振りに何も予定を入れないという予定で過ごせた週末で、全然解消できたとはいえないけれど少しは積読を消化できたので嬉しかった。その後も「THE BOYS」を1話観進めるなどし、夜ご飯に冷蔵庫の中でヤバくなりそうだった野菜たちを取り敢えずぶち込んでカレーを作った。こちらも同じく賞味期限が1週間前に切れたチーズを、チーズフォンデュばりに溶かしてカレーにかけるなどしてカロリーの暴力を見せつけた。ジムに行き始めてからもう2ヶ月半くらい。最近は有酸素運動を全くしていないというのもあるが、それにしたってお腹周りの脂肪の量は全く変わらない。いよいよ再来週に迫った健康診断でどうなるのか、今の気分的には2mmだけ期待という感じ。とはいえ、健康診断の結果を貰うのってその気分から結構意識レベルが変わってからくらいの時なので、その時には恐ろしさしか残ってないかもしれないけど。逆に、そんな頃もあったな的なムーブをかますかもしれない。それは誰にも分からない。ズズンズチャンズズン、ヨイショ!ズズンズチャンズズン、ヨイショ!ズズンズチャンズズン、アッソ~レ、テレレテレレレ~。

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