2024/5/13〜2024/5/19

5/13
 朝早く起きてジムへ。30分くらい胸回りを中心にトレーニングをし、30くらい有酸素運動をした。痩せるには有酸素運動、特にランニングをせねばとは思っているのだが、ランニングのキツさには心が折れそうなのでまだバイクにしか手を出せていない。まあでもあれだよね、最初は筋肉量を増やして日々の消費カロリーを増やしていく所からだよねという感じではやっている。まだジムに行き始めてから1週間ちょっとなので身体に変化とかジムに行くことが習慣化みたいなところまでは全然行っていないけれど、トレーニングは徐々に楽しくなってきている。これが噂の運動でストレスを解消するというあれなのかと、そんなことをボンヤリ考えながらバイクを漕いだ。普段から朝はあまり人がいないけれど、今日は雨だったので特に人がいなくて本当に過ごしやすかった。これくらい周りの緊張感無くジムを使っていたい。
 会社で別部署の同い年の女性がオシャレだけどなんか見覚えのあるズボンだなと思って脳内検索を必死でかけたら、色こそ違うけれど自分の中学校の制服のズボンにそっくりだという検索結果にヒットしたので、思わず唐突にその事を伝えてしまった。言われた方としては『…え?だから?』みたいな感じでしかないことは良く分かっていたものの、我慢できなかった。多分これが聞いてもいないのに自分の話ばかりし始める手法の始まりで、マンスプレイニングへと続く道の始まりなのだろうなと反省した。それを言った後、何の気なしに母校の制服をネットで調べてみたら、大人数ではあるが確かに自分の映った写真が出てきてめちゃくちゃビビった。こういうのは本当に軽い気持ちで調べるもんじゃないですね。ネットで自分の姿は見たくない。
 家に帰ってきてからは、最近よく作っている冷凍うどんを色んな野菜+ソーセージで炒めて中華風に味付けをするというそれにオイスターソースを混ぜ込むなどしたものを食べた。入れながら"ヤベッ!"と言ってしまうくらいいつもより調味料を多く入れてしまったので、それなりに味が濃かった。二郎のせいで醤油を入れればパンチが出るとまだ脳が勘違いしているので、世の中はそんなに簡単にできていないんだよとお説教をした。その後は、録画していた昨日の「光る君へ」を。まあ、相変わらず面白い。このドラマを観ていると、『瀬を早み岩にせかるる滝川のわれても末に逢はむとぞ思ふ』を思い出す。この歌はそもそも恋の歌なのでまひろと道長の状況にバッチリ会うし、恋だけじゃない色々な巡り合わせがこの歌に集約されている様な気がしてしまう。久し振りにほぼリアルなタイムで観れた嬉しさを噛み締めながら寝た。

これを見て最初に頭に浮かんだのはウマ娘の事でした。
もう完全に浸かっている。


5/14
 今日は出張の日。だけど、朝はちゃんと起きて一発ジムをぶち上げた。昨日といい今日といい、偉すぎるぞ自分。今日は足回りの筋肉を中心にトレーニングした。初日はバー+20kgだったのが、刻みながらではあるが25kgがちょうど良い負荷になってきたことに短期的にだけど成長を感じる。そして、その成長にこそ筋トレの楽しさみたいなものが付随しているのだなと感じることができた。今まで家でやっていたトレーニングが全くもって続かなかったのは成長の指標が無いからで、無に向かって走り続けることのキツさみたいのに負けていたのだと思う。だからこそランニングもできなかったのかもしれない。正直まだルームランナーには触れられていないけれど、走り出す日もそろそろ近いかもしれない。なんてったって私はウマ娘を観ている最中ですしねえ。
 出張は大阪。大阪に行くのは小学校6年生の時以来で、あの時はたしか大阪城とUSJという旅行客極まりない場所を巡った覚えがある。2度目の今回はそんな旅行気分にはなれないくらい仕事なので、新大阪で新幹線を降りてメトロで最寄り駅に行ってからはほぼほぼ探訪や観光はできなかった。新大阪駅は東京駅と違って新幹線の乗り口がJRの乗り口の中にあるみたいな難解な構造にはなっていなくて、とてもスムーズな移動ができた。あと、新大阪に付いた瞬間人々がエスカレーターで右側に立っていて"右だ!"となった。人流にのって右側に立ったけれど、なんか気持ち悪かったので左側を歩いた。でも、それもそれで気持ち悪かった。新幹線を出てメトロに乗ろうとしたら、駅の中も、電車の内側も外側も吐き気がするほど万博一色で最悪だった。これがあんなイベントの機運醸成として使われている税金だし、それをやればやるほど行きたくなくなるのでは無いかと思う。そもそも"いのちかがやく"とか言いながら、虐殺を繰り返すイスラエルがそのイベントに加わっている時点で本当にゴミ。まあこのイベントが酷い理由はその他にも山ほどあるけれど、個人的にはそれが最も許せないし、今すぐやめてほしい。

東京駅の新幹線乗り場の下。
ここを行き交う人達の動きの無駄の無さにプロみを感じた。あのバイクは長いホームの下を移動する用。大変過ぎる。

 東横インの会員になったので、泊まる場所は勿論東横イン。今まで出張や旅行のたびに泊まる場所に行くことに緊張感みたいのがあったけど、チェックインの仕方とかを完璧にマスターしたから(というかそもそもチェックインの時に各種の情報を書いたりしなくていいっていうのが楽)もう何の緊張もしない。ホテルに泊まる時の緊張感はワクワクの裏返しでもあるのでそれが無くなってしまったことは損かもしれないけれど、少なくとも出張の時は休みたいが優先するからこれで良いのかもしれない。あと、東横インだと確実に作業のしやすい椅子と机があるのも良いんだよね。仕事のパソコンやポメラを触る私のような人間にとっては。というわけで、ホテルに着いてからは1時間くらい仕事をするなどしていた。その後は気になっていた「ダイヤモンドビリヤニ」で夕飯。今までの人生で食べてきたどのビリヤニよりも美味しくて、笑いが止まらなかった。

 その後は夜から仕事をし、ホテルに戻ってから出張の時の恒例となっているセブンのコールスローを無心で食べてから風呂に入って寝た。


5/15
 8時くらいに起きて朝食バイキング。おかずみたいな感じでやきそばやサラダパスタが大量におかれていたのがなんか面白かった。卵焼きやソーセージといったあって当たり前みたいな品目を除けば他がほぼ全て炭水化物なのが新しい。大阪というのはそういう場所なのだろうか、ということを考えながらパンと麺とご飯を食べた。いつもだったら必ず撮っている汚いバイキングの写真を今日は撮り忘れた。あの写真は食べたものとかその土地土地の東横インの個性みたいなものを記録したいということもそうだけど、汚く盛ったバイキングにこそ良さがあると信じているからでもあります。というか、「テレビ千鳥」みたいな感じで他人のバイキングに対して勝手にケチつけてる人間の意味が分からない。あの企画のせいで、私は「テレビ千鳥」を観なくなってしまったし千鳥から遠ざかった。
 部屋に戻ってからは少しポメラと仕事をし、10時ギリギリになってからチェックアウト。カードキーを部屋に置いたまま出てきてしまい、受付でチェックアウトと共に恥ずかしい言い訳をする羽目になった。東横インに慣れたとか書いたけど、それはまだまだ早計だったみたい。私が慣れたのはスマートEXくんだけだった。とはいえそれもスマホで予約するのが簡単にできるようになったというだけど、東京駅の改札ではどっちの新幹線口かいつも迷うし、スマートEX専用の改札じゃ無い改札を使おうとしてはじき出されるみたいなことはしょっちゅうあるので(今回も行きだけで2回やった)、総合的にはまだ全然慣れていない。
 今日は折角大阪に来たので何か大阪で展示会でも観に行こうと思い、インテックス大阪へ。コロナ前に1度友人と行った「ツーリズムEXPO」の昨年会場でもあったので、ずっと気になっていた(因みに今年は東京ビッグサイトに帰ってくるそう)。この日は何も歳時が行われておらず本当に入っても良いのか?という雰囲気だったけど、扉は開いていたのでしれっと入った。入ってみるとそこは半屋外的な空間で、ビッグサイトや幕張メッセ等が展示ホールだと思っていた自分にとって大きなカルチャーギャップがあった。ギャップはあったものの、催事がやっていないと特に観るものも無いのでさっさと会場を後にした。そこからはエスカレーターの左に立ってしまったりしながら電車に乗り、新大阪へ戻る。電車内で動画を観ていたりすると、平気で乗り過ごしそうになるくらいすぐ乗り換えや目的地に着いてしまうことが分かったので、帰りはラジオ大阪で放送している「四千頭身 都築拓紀のサクラバシ919」を聴きながら帰った。前から凄いラジオだ凄いラジオだと期待感を上げまくられていたせいか若干のこんなもんか感はあったものの、面白いは面白かったのでラジオフリークの頃だったら絶対に聴いていたなと感じた。移動中と新大阪を出発する直前くらいまでで聴き終わり、安心して大阪を旅立つ事ができた。因みに、旅立つ前にはちゃんとオードリー春日が新幹線で『えっげつない匂いさせて!』と言われた551の肉まんを買っていきました。そして、我慢できず新幹線で1個食べました。えっげつない匂いがした。

旨くないわけがなかったよね

 そういえば大阪に行くとなったときに飛行機だったらどんな感じなんだろうと思って調べてみたら、大阪には空港が2つあることが分かって強いとなった。とはいえ、市街地に出るには圧倒的に伊丹空港の方が使いやすそうだなと思った。羽田空港と成田空港みたいだ。伊丹といえば自分が初めて生で観た高校演劇の大会であったとうきょう総文で最も心を動かされた「晴れ時々曇り、通り雨」の上演した兵庫県立伊丹高等学校がある土地で、伊丹高校の名前を観た瞬間にバチーンと思い出して思わず高校の場所を調べてしまった。調べてみると伊丹高校は伊丹高校にかなり近くて、ほほーうとなった。あの演目は本当に高校演劇を観に行く度に必ず思い出す大切な作品で、いわば自分の根っこみたいなところにある作品の1つでもある。この作品を書いた当時3年生の古賀さんは現在演劇を続けていないらしいけれど(当時Twitterで知った)、幸福に感じられる人生を過ごしてくれていたらいいなと思っている。
 帰りの新幹線でふと外を見たら、『滋賀県立愛知高等学校』という"どっち?!"みたいな高校の看板が一瞬で過ぎ去っていて心が躍った。後から調べてみたら本当に実在していたので、改めて"どっち?!"となった。名古屋以降の景色をちゃんと観るのは今回初だったので、本当に結構楽しかった。今回は行きも帰りも南側を向いていたので、もし次回行く機会があったら北側を向いた席に座りたい。東京に着いてからはスマートに改札を出てそのまま直帰。移動中に少しパソコンをいじっていたりしてはいたけれど、やっぱり仕事の為の移動はそれだけで疲れるものがある。仕事ではこんな感じなのに、高校演劇の時は一切苦じゃないのだから、やっぱり仕事ってそもそもが身体に良くないんだなと思ったり。
 家に帰ってからは録画していた「虎に翼」の第5週を。もう強烈なまでの物語の面白さにぶん殴られながら、司法や方に土足で踏み込もうとしてくる政治家のクソさをしっかりと描いていて素晴らしかった。この時代から時が経った今でも司法を取り込もうとする政権与党の横暴は続いているので、そこにちゃんと国民の焦点が合うようにドラマが届けば良いなと思った。そして同時に、『法とは王を穿つ矛。法とは民を守る盾。ならばこそ、ゴッカンは不動なり。地が裂け、天が降ろうとも、このリタカニスカは揺るがない』という「王様戦隊キングオージャー」5話の台詞を何度でも思い出してしまう。どちらも本当に素晴らしい作品過ぎる。


5/16
 あんなに署名もパブコメも専門家の声も集まっていた共同親権が、参院委で可決されそうな見通しだという。本当に酷い。酷すぎる。どうしてこの国は誰かが行きやすくなるための法整備にはいつだって及び腰なのに、誰かが生きづらくなるどころか死の危険すら出てくる事に対してはこんなに積極的に物事を進めていけるのか。そんなに誰かに危害加えることが気持ちいいのか。そんなに権力を持たぬ弱い者達に死んで欲しいのか。本当に酷すぎるし、許せない。ここに至るまでの小泉法務相の答弁は本当に酷く、裁判や法律について理解しないまま喋っているどころか、審議されている当の共同親権すらろくに理解できていないまま話していた。なぜ、そんな状態でここまで推し進めるのか。詳細な実害や悲痛な声があんなにも届いていたというのに、どうして"お気持ち"が何にも勝ってしまうのだろうか。こっちが言っているのは『このままだとこの法律のせいで死んでしまう人が出てしまう』というそのただ1点だけなのに、どうしてその声すら届かないのだろう。いったい誰の何の利益を優先してこうなってしまったのだろう。各種の報道機関もこんなに危ないものを放送しようとせず、連日大谷大谷大谷だったし。家父長制にすがりたい権力者にとっては本当にこの国は天国だろうな。そんな権力者達がこの国を動かす場所に居座り続けているからこの国の政治に対する社会の希望は完全に消え去っているのだろう。これが言い過ぎだっていう事は理解した上で言うけど、この国で結婚なんてもう絶対にしない方がいい。少なくとも、今の政治が変わらない限りはゴリゴリの家父長制を押しつけ人間の尊厳を奪ってくるので本当に嫌だ。何が異次元の少子化対策だ。何が聞く力だ。言っていることとやっていることがまるで真逆じゃないか。さっさと国を滅ぼしたいのは分かったけど、こっちはまだ26歳で、まだまだこの国で生きたいし、未来に対して希望を持っていたいんだよ。少しくらい未来に対して楽観的な想像をさせてくれよ。こんな今も未来も地獄みたいな状況の中で、誰がそのまた未来に何かを繋げたいと思うんだよ。誰かが傷つかずに済む日々を送れる日が来ることを、もうこの国に期待するなんていうことが間違っているのだろうか。せめて、そういうことを考えてくれる人が政治家になって欲しいし、そういう人が政治家であって欲しい。「ゲゲゲの謎」みたいな権力者はもう1人だって要らないんだよ。ふざけるな。本当にふざけるな。


5/17
 いっぱい仕事。共同親権のことに対してまだまだ怒りがやまない。怒りというか悲しみというか苦しみというかその全てなんだけど、もう本当に全てのことにやる気が湧かない。だからもう今日の日記はこれで終わり。にしようかとも思ったけれど、嫌な事があったので怒りをここに吐き出しておく。今日は出張でホテルに泊まったのだけど、チェックインをするとき受付にいたのは4,50代くらいの男性だった。自分の前には観光客であろう外国人女性がいて、英語でその男性と話をしていた。ただその女性と話している最中、受付の男性はずっと態度が悪く正直ホテルのフロントとしてどうなのだろうと思ってしまうほどだった。2分ほどでその女性の対応が終わり、自分の番が来た。その態度の悪さを見ていたので若干嫌だなと思いつつその男性の前に行くと、さっきの外国人女性と話している感じとは全く違う柔らかな感じで対応された。受付をしていた瞬間は、あまりにも露骨な態度の違いに面食らってしまい何も言えなかったけれど、部屋のカードキーを受け取ってから徐々に大きな怒りに変わってきた。自分のようなそこそこがたいの大きな日本人男性と、外国から来た女性でこんなにも態度が変わるのか。セクシズムとレイシズムの合わせ技みたいなその感じが、本当に最悪過ぎる。そもそも、何故そんなことができてしまうのか。謂わばホテルの顔であるフロントに立っておいて、その態度は恥ずかしくないのだろうか。というかそもそも何故こんな悪質な態度が容認されているのか。こんなの一発アウトだろと思う。ただそこで思ったのが、その男性がそういう態度を取ったところで、そこに対して明確に抗議しようと思う人やそれがデフォルトの態度だと思ってしまったらそこまでだということだった。ということは、これは自分が抗議せねばならないことだなと思い、お問い合わせフォームからメールを送ろうと心に誓った。ただ、泊まっている間はちょっと怖いので、チェックアウトしたら送ろうと思う。そんなことを決意しながら同時に、自分は何もしなくても生きているだけでこの男性から向けられた視線のような特権的な扱いを無意識的に受けられる立場にいて、端からみたらそれを当たり前のように享受している存在なのだということにどうしようもないくらい吐き気がした。いくら自分自身で自分の持つ特権性みたいなものを手放そうとしたって、社会がそれを許さず常に特権性を付与してくるのならば逃げ場が無いじゃんか。そんな嫌さを覚えたけれど、持ってるにしても持たされているにしても力を持っているならばそれを正しく使うことこそが自分の責務なんじゃないかとも思ったし、これこそ自分が数々のエンターテインメントから受け取ってきたメッセージでもあったのではないだろうか。まずはほんの少しでいい。お問い合わせフォームにご意見を送るくらいでいい。それくらいでいいから、少しずつ始めていこう。自分に付与された特権性を脱ぎ捨てられないのならば、それを自覚した上でちゃんと使っていこう。


5/18
 仕事。昨日、というか今日AM4:00まで働いていたのに、今日はAM8:00から仕事だったのでしっかり死んだ。その上忙しすぎるときていたので、スマホを見ることすらままならなかった。勿論、「THW SCOND」は生で観れなかった。


5/19
 昨日はなんとか家には帰れたものの、前日が2時間くらいしか寝ていなかったので死ぬほど眠かった。流石に眠すぎたので、途中で30分くらい思いっきり寝た。無理すぎ。その上、9:00~20:00まで働いた後に甲府まで出張で出かけるという多忙さを極める動きをしていたので、もうフラフラ。とはいえ、甲府に向かう電車の中で観た「THE SECOND」での金属バット、ガクテンソク、ザ・パンチがめちゃくちゃ面白かった。ガクテンソクが報われる大会というのが何より嬉しかった。あと、ザ・パンチの3本目が去年のマシンガンズの3本目みたいになっていて、それもなんか大会の空気という感じで凄く良かった。また、番組がいくら煽ろうと、出演者達がその萌芽をしっかりと潰しながら番組が進行していくのも凄く良かった。だからこそ変な緊張感も無くリラックスした1番良い状態で観れるってもんだよな。眠いので日記はこのくらいにしてもう寝る。

仕事の合間で買い物に行ったダイソーで見つけた。
いつから第3弾が出たのか定かではないけど、これはまた買わなきゃな。それにしてもナナフシが6コストってどういうこと?とか思ったけど、LRの文字と体力及び攻撃力の高さを見て納得した。

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