2022年ベスト書籍

2022年は自分の人生の中の実感として、かなり上位に(それこそ学生時代並に)本を読んでいた。そんな中で今年自分にとって学びになった本を記録しておきたいと思った。


1、著:ショーン・フェイ 訳:高井ゆと里「トランスジェンダー問題 議論は正義のために」

2、澁谷知美、清田隆之「どうして男はそうなんだろうか会議」

3、チェ・スンボム「私は男でフェミニストです」

4、キム・ジヘ「差別はたいてい悪意のない人がする」

5、ジュリー・ソンドラ・デッカー「見えない性的指向 アセクシャルのすべて」

6、清水晶子、ハン・トンヒョン、飯野由里子「ポリティカル・コレクトネスからどこへ」

7、リン・エンライト「これからのヴァギナの話をしよう」

8、レジー「ファスト教養 10分で答えが欲しい人たち」

9、レイチェル・ギーザ「BOYS 男の子はなぜ『男らしく』育つのか」

10、現代思想「特集 インターセクショナリティ」

11、清水晶子「フェミニズムってなんですか?」

12、稲田豊史「映画を早送りで観る人たち」

13、現代思想「『加害者』を考える」

14、神谷悠一「差別は思いやりでは解決しない」

15、現代思想「ルッキズムを考える」

16、「失敗しないためのジェンダー表現ガイドブック」

17、現代思想「〈恋愛〉の現在」

18、杉田俊介「非モテの品格 男にとって『弱さ』とは何か」

19、現代思想「『男性学』の現在」

20、現代思想「ヤングケアラー」


学べば学ぶほど何も知らないということがあまりにも増えていくことを今尚痛感していて、その知らないを減らすために本を読んでいたと思う。だけど、その知らないの総量が減ることは無い(寧ろ増えていくばかり)ということにも気がついている。ただ、少しでもより良く今を生きたいと思ってしまった以上、何も学ばないという選択は取れなくなってしまった。そんな年だったと思う。ただやっぱり、知らないことを知るというものは楽しいもので、そういう精神状態を1年通して保てたというのも大きな成果だった。
それにしても、自分がこんなにも現代思想ユーザーになるとは初めてこの書籍を手にした時に想像もしてなかったな。

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