2024/10/28〜2024/11/4

10/28
 月曜なのに22時近くまで残って仕事をやる羽目になってしまい、めちゃくちゃ疲れたし1日が無駄に消えた。そんな風にただいたずらに消えていくだけで終わるのが無性に腹立たしかったので、時間も遅いのにジムに行ってランニングしながら先週の「千原ジュニアの座王」や「ゴッドタン」を観ることで色んなものを発散した。ジムを出て電車には終電の2本前くらいの時間に乗った。家に着く頃には日付も変わっていた。疲れた。

10/29
 朝いつも通り通勤路を通っていたら、エグいくらいの交通事故現場(事後)に遭遇して思わず声が出てしまった。別に事故現場自体を目撃するのが初めてなわけではないけれど、それでも何度見ても自分の生活圏の中で起こった人為的で物理的な力の大きさには毎回新鮮に驚いて且つ恐怖してしまう。免許は持っているけれど自分が車に乗らない理由は単純に東京に住んでいるから別に車を運転する必要が無かったり、そもそも車や車を運転するという行為に全く興味が無いということがりゆうとしては大きいのだけれど、それに次いでこういう物凄く暴力へと変換される力を持ちたくないというのもあると感じている。まあ、そのニュアンスには最初の会社でパワハラをしてきたクソ男性上司の旧世代的な価値観の影響みたいなのも混ざってはいるのだけど。事故はまだ起こったばかりのようで警察とかも到着していなかったので、怪我人とかは大丈夫だったのだろうかとか思ったけど、近くに両車のドライバーらしき人達が呆然と立ち尽くしていたので人は無事そうで良かったなと思った。野次馬にはなりたくなかったので、そこで1回も足は止めずに歩き去った。会社の帰りにその現場を見たら、簡易的ではあるけれど倒れていた標識が立てられていてインフラって凄いなと感じた。
 仕事の後は今日もジムに行ってランニング。最近かなりランニングをするようになったけれどそれは別にランニングが好きになったからではなくて、ランニング中にドラマやバラエティが観れると気がついてしまったからである。今まではスマホしかなかったので画面が小さく流石に観れなかったけれど、今はもうウマ娘を嗜むために買ったタブレットがあるので快適にランニングができて嬉しい。これができるからこそ、現在毎週10本のドラマタスクがある中でそれをこなすことができるようになっているわけなんですね。ランニングなので続ければきっと痩せられるだろうし、これぞまさに一石二鳥。一石で鳥を二羽落とすほどではないが、一石二鳥だ。タブレットのことも一石二鳥のことも、なんか最近同じようなことを書いていた気がするのは気のせいだろうか。

10/30
 昨日本編を聴いた時にも感じたけれど、今日公開された「空気階段の踊り場」のPodcast音声もめちゃくちゃ良かった。過去の踊り場を全て聴いてきた自分が今までで1番好きな回は電話した青森の高校生が友達に空気階段から電話が来たことを知らせるために階段を駆け下りる『JKリスナーに電話』回なのだけど、今回はかなりそこに近い空気感を感じた。結局自分は自分が体験できてこなかった"高校生"というものに対して、どうしようもないくらい内から湧き出る憧れがあるのだと思う。高校演劇にハマったのだって、純粋に演劇が面白いし無料で観られるということはありつつ、高校生のエネルギーを感じられるというの理由があることは絶対に拭えない事実だったりするのだ。そういえばこの回に出てきた高校生の子、今もう21歳なのか。あの回を聴いていた時から5年経ったということよりも、あの時自分が22歳だったということの方に驚いた。まだラジオにのめり込んだばかりで、やまほどラジオを聴いていた時代だったな。時間が経つのは早い。

10/31
 会社で同い年のあの人と誕生日が同じ人から急に『今日は何の日だと思いますか?』と後ろに何かを隠された状態で言われた。その時は何を言っているのか全く分からなくて違うと分かりつつ『...誕生日とかですか?』と言ったら、やや不服そうな顔でその人は去って行った。何だったんだろうと考えなが仕事をしていたら別の場所で"トリックオアトリート"という言葉が聞こえてきて、ハロウィンか!とそこでようやく何の日だったか理解した。今日の天気や自分の年齢すらしばしば分からなくなってしまう自分にとって(自分の年齢を書いたり言ったりしているときは、パッと出てきている時と数えているときの2パターンあります)、自分が全く興味の無いハロウィンの日程を覚えておくのは無理だって。特に今年はハロウィンというものの雰囲気すら感じることなく日々を過ごしていたので、本当に全く思い出せなかった。だからトリックオアトリートなんていう言葉はもう彼方で、思い出した後も本当に出てこなかった。仕事終わりに駅から家までの道を歩いていたら、突然牛のコスプレをした人達が目の前に現れてめちゃくちゃ驚いた。ハロウィンといえば渋谷とかを想像しがちだけど、そういう人達は別のこういう街から来ている人達なんだよなという当たり前のことに今更ちゃんと気がついた気がした。その人達が今年の渋谷に行っていたかどうかは完全に想像でしかないそれなんだけどね。ハロウィンの終わり際にして、ようやく少しだけハロウィンの空気を感じることができた。ということは、明日からはもうクリスマスの景色になるのか。早すぎるて。

11/1
 今週の「マヂカルラブリーのANN0」で野田クリスタルがAEDの話をしていたのだけど、それが自分がこのラジオを聴き続けている理由みたいな話でとても良かった。野田クリスタルは以前から『マッチョだからといって皆身体を見せたいわけでは無い』ということであったり、『生理用品の付け方や吸収力を体験した』みたいな自分が今まで知らなかった事を知ったときの感動みたいなものをちゃんと話してくれるパーソナリティーで、そこに今までそれを知らなかったが故に何が見えていなかったのか、みたいなことにまで手を伸ばして話すのが本当に信用できる。また、今までそれを知らなかったが故に自分がその時どんな立ち位置で何を思考していたのかということを、ちゃんと笑いのポイントを作りながら話している。芸人として笑いにどう向き合うか以前に人としてどう色んな出来事を眼差していくかということが、ちゃんと芸人としての笑いに返ってきている様をみると、全ての芸人がちゃんとこういう思考方法や語りをしていくべきだよなと本気で思ってしまう。別に空っぽの権力や力を持って場を回したり、旧来的な笑いを取ることが芸人の面白さの構造なわけがないんだよね。本当に良い番組なので、これからも長く続いて欲しい。
 今日は仕事終わりに映画を観たいなと思っていたけれど、結局21時くらいまで仕事をしてしまったので何も出来なかった。今週は全ての日で長めに残業をしていたせいで家でも何もできず、本当に気持ちが下がってきているし日記も全然書けていない。明日からは3連休ではあるものの、結局この疲れをどうにかしないと動けないからある程度休むことに専念することになりそうだし、本当にキツい。こんな状態で来週も土曜は仕事で再来週は土日で仕事だし、代休が取れるならいいけどそんなスケジュールでもなさそうだし。いくら生きていくためのお金を稼ぐためとはいえ、何週間か自分の生活が意義の少ない仕事に費やされるとやっぱり何のために自分は生活しているのか?と考えてしまう。もっと明確に自分の仕事が誰かの為になっているというのを感じられるのなら違うのかもしれないけれど(それかもっと仕事として楽しい)、そうでない仕事で疲弊するのは本当に何も残らないなと思ったり。確かにこれは仕事を短期的に見すぎているのかもしれないし、自分のしている仕事に対して失礼なのかもしれないけれど、思ってないと言ってしまえばそれは完全な嘘になってしまうのでそこには正直でいたいと思う。

11/2
 今週ずっと遅くまで起きていたことによる疲れが祟ったからか、朝起きたらもう家を出る時間ギリギリになってしまっていてめちゃくちゃ焦った。そんな感じで起きてまだ身体が全体的には眠った状態のまま急いで身支度をし、散髪へ。前回急いで髪を切らなくてはいけない用があったから別の場所で切っていたけれど、今回は普段通りの場所へ戻った。故に前回は切ったはずなのに髪の伸びが早いような気がして、且つ髪型がやけにボサついた。今回元の場所に戻ったことでいつもの感じに戻して貰えたので、ここから1ヶ月くらいはきっと何の違和感も無く過ごせると思う。あと、会話のペースや内容が良い意味でずっと適当で自分に合っているのは本当に大きい。だからこそ、黙っていても別に気まずい空気にはならないし。この美容院がもっと家から近いか良い感じの街にあればなとは毎回思ってしまうけど。その美容院は麻布十番にあるので、そのまま帰るのもなんだしということでそのまま森美術館へ。言ってしまえばこれもほぼ毎回のコース。髪を切る日は流れで森美術館や六本木の美術館に行こうと思えるので、やっぱりこの街のままでいいのかもしれない。森美術館は前回会期にやっていた展覧会が忙しさのあまり行けなかったので、今回はちゃんと行くことができて本当に良かった。この展覧会に関しては事前にいくつかの感想を目にしていたのだけど、その中に『女性ならではの~』という言葉が書かれていた感想があって、そういうことを未だ書いてしまう人の感性を疑いながらも、そういう風に感じさせる展覧会になってしまっているのかなと少しだけ心配の気持ちもあった。だけど行ってみたら全くそんなことは無くて。大事な事だからもう1回言うけれど『女性ならではの~』みたいなことは全然無くて、なんならそう言わせない為に色んなものが配置されていたので、それを言っていた人がいかに何も見ていなかったのかを露呈させるような内容になっていた。章立ての仕方や作品の見せ方も本当に良く、久し振りに展覧会の図録を買ってしまうなどしてしまった。

ママン

 遅めの昼食を食べてから家に帰り、17時くらいからそのままの勢いで遅めの昼寝をした。21時くらいに1回起きてベッドの上でダラダラしてたけど、2時間後くらいにまた寝た。今週睡眠時間を削っていたツケが分かりやすく回ってきていた。あと、天気が悪く気圧が低かったことも関係していたと思う。正直ずっと頭が痛かったし。

11/3
 昨日かなりの時間寝ていたはずなのに、昨日に引き続き朝起きるのがやや遅くになってしまった。のに、洗濯をして更にギリギリになった。結果的には元々予定していた時間が実はかなり余裕を持ったものではあったので、特に不都合も起きること無く着く事はできたのだけど。そんな今日は髭の脱毛。前回まだまだ残ってはいたもののこれまでよりも確実に効果を実感できていたので、ちょっと楽しみにしてる気持ちすらあった。前回効果を実感できていた結果は照射時の痛みにも比例していて、まだ全然痛いけれど過去最高に痛くない脱毛となった。これからはこれよりもっと痛くならなくなってくるのかと思うと、ブチ上がって仕方が無い。脱毛にかけた時間はかなり長かったけれど、髭や髭剃りとおさらばする日もそろそろ近づいてきたのかもしれない。取り敢えず、30歳までには完了できそうで高まる。
 新宿で脱毛後はいつも通りパンチョで昼ご飯を食べ、これから何をするか考える。そのまま新宿に留まっても良かったのだけど、移動して家から近い(と言っても新宿よりはというレベルだが)映画館で「まる」と「ヴェノム:ザ・ラストダンス」を観た。「まる」は前回の「ポップカルチャー定期健診」の予診のコーナーで月の人さんが出していた作品で、それが無ければきっと観ていなかった(そもそも情報をキャッチできていなかった)だろうから本当に有り難い。堂本剛が飄々としていたからこそあの"まる"の空っぽな感じと、鑑賞者がそこに意味を勝手に入れたがる気持ちみたいなものが感じられてポイントポイントで妙に生々しい作品だった。女子高校生が沢田を見てキャーキャーする場面は、自分が自分のしたこと以上に誰かからの眼差しを受けるという点において自分の経験と重なり動悸が起きた。別にこれは悪い動悸とかではなく、単に現象としての動悸ね。まあ、自分のそれは沢田みたいな大きさの話では無く、もっともっとミニマルな話ではあったのだけど。また、「波紋」の時同様に字幕が付いていることにしっかり感動したりもした。荻上監督作品は本当に映画を色んな人達へ届けようという気持ちを感じるし、字幕があるからこそ普通に観ていたら意識の向かなかった部分に意識が向いたりする(今作でいえば、夜中に家が軋む音とか)ので他の映画でもどんどん取り入れていって欲しいなと思ったりもした。「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は、面白くは無かったけれど別に面白さを求めて観たわけではなかったのである程度満足という感じだった。次に繋げたいという欲だけ馬鹿みたいにみえるのも恒例過ぎて笑ってしまった。
 上映と上映の途中の時間でポメラを触るためにカフェに入ったのだけど、テーブルの高さと奥行きが合わなくて腕が痛くなり全然捗らなかった。ポメラを叩く時はこういう事が結構あって、書かない事に対しての理由付けばかりがどんどん見つかっている気がする。日記は日々のタスクとしてもう習慣化されたからいけるけれど、インスタに投稿する感想やPodcastで喋ろうとすることを書き出したりする作業は本当に腰が重い。お題目だけ用意したけれど、結局書き出さないまま時間が過ぎてそのまま書かなかったものもそこそこ出てき始めたりしてしまっているし。それは本当に良くないので、今日から"感想は1週間以内に書く"という目標というか自分の中でのルールを作って運用していきたいと思います。まずは昨日の森美術館の展覧会の感想を書かなくては、と思い映画が始まるまでの10分の時間でめちゃくちゃ集中して書き始めるなどした。これくらいの時間が1番進んだりするんだよね、結局さ。

私の嗜みも、遂にUDのレベルまで上がりました

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