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#18□20歳の自分に受けさせたい文章講義を読んで

こんにちは!ハタショーです

読んでいただきありがとうございます😊


音声版はこちらから
https://youtu.be/Ql8xUCJNwTA


今回は自己啓発本の「嫌われる勇気」で有名な古賀史健さん著の「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の要点をアウトプットしようと思います!



ガイダンス:その気持ちを「翻訳」しよう

・文章とは、頭の中の「ぐるぐる」を伝わる言葉に翻訳したもの。

・人は解を得るために書くのだし、解が分からないから書く。

・初めは聞いた話しを自分の言葉にすることで「3つの再」(再構築、再発見、再認識)を得よ。



第1講:文章はリズムで決まる

・文体とはリズムで決まり、そのリズムは論理展開で決まる。

・1行にひとつ以上「句読点」をつけ、改行は最大5行ごとにする。

・リズムを確認するには音読をして「、」の位置や、言葉の重複を確認する。

・断定はリズムがある分切れ味が鋭いため、前後2、3行はしっかりとした論理で。



第2構:構成は「眼」で考える

・文章の面白さは「構成」で決まる。

・構成は映画のカメラワークのように

「序論」は客観的状況説明
「本論」は序論に対する自分の意見や仮説
「結論」は客観的視点からのまとめ

で書くと良い。

・序論がつまらないと読者は文章を読まないため

冒頭に興味を惹くような結論を持ってくる「インパクト優先型
核心部分は観客に想像させる「寸止め型
導入で問いと答えが揃う「Q&A型

などのパターンを利用し、いかにして読者の期待を煽り、本編まで読み進めてもらうかを考える。

・論理的な文章は「主張」「理由」「事実」の3つがあり、それがしっかり連動しているかを意識する。



第3構:読者の「椅子」に座る

・あらゆる文章には必ず読者がいて、大きく分けて「昔の自分」と「特定のあの人」のどちらかへ書かれている。

・文章は理解が深ければ深いほど分かりやすい表現でどんな高度な内容も語れる。

・人は「他人事」には興味が無いため"説得"ではなく"納得"させる。

"仮説"を提示し、一緒に検証をする。

・自分の主張と真逆の一般論を持ってくる「起転承結」で読者を巻き込む。

・自分の文章にツッコミ(反論)を入れる。

・「小さなウソ」をつかず細部をどれだけ大事にできるかは最重要ポイント。

・自分の頭で分かったこと以外は書かない。

・文章全てが驚きだと納得できないため、「目からウロコ」3割で残りは「すでに分かっていること」でよい。



第4構:原稿に「ハサミ」を入れろ

・推敲とはハサミを使った編集

・全ては元ネタの編集から出来るため、書き始めは「何を書くか」ではなく「何を書かないか」を大切に。

・頭の中の「ぐるぐる」を可視化する際は、ある傾向を持つキーワードとそれ以外のキーワードの両方を描くことで、偏りを無くし伸びしろのある文になる。

・長い文章を見つけたら、短い文章に切り分ける。

・論理性は図に変換できるかでチェックする。

・細部がどれだけ描写できているかはこの文章から映像が思い浮かぶかでチェックする。

・「身近な自分」「今の自分」「明日の自分」に読ませる。 

・「良い文章」とは「読者の心を動かし、その人の行動までも動かすような文章」のことである。



終わりに

今回は箇条書きのようにアウトプットしていきましたが、この本は

・分かりやすい文章を書きたい人
・話せるのに書けない人
・自分のようにブログなどを書いている人

はとても勉強になり、なおかつ値段も1000円以下で買えるためぜひ手に取って読んでいただきたいです!


自分もこの本を今回読んだことで今後の記事もさらに分かりやすく書けるように頑張ります!


それでは!



参考文献
20歳の自分に受けさせたい文章講義
https://www.amazon.co.jp/dp/4061385100/ref=cm_sw_r_cp_api_i_YUPsEbZ468S4T